『寸胴鍋の秘密』
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青縞のスーベレーンM800
2007年08月16日 (木) 21:34 * 編集
今日も異常に暑かった。
埼玉県の熊谷市では、40.9度と国内の観測史上の最高気温を記録したという。
そんな中、昼間、都心に出かけた。

寸胴鍋の乗った東京駅へ向かう中央線は、冷房が追いつかない状態であった。
乗った車両の冷房機が不調なのかと、車両を2つ3つ移動するも同じようなもの。
まったく効いていないわけではないが、汗が次から次へ出てくる、止まらない。
そうこうするうちに、車掌から次のアナウンス。
「この電車の冷房機は、現在フル回転中です。これ以上は効きません」
乗客の誰かが車掌に文句を言ったのだろう。
電車の中ではいつもなら至福のうたた寝となるが、それどころではない。
扇子で扇ぐのに忙しい状態となった。
東京駅で乗り換えた京浜東北線は、まずまず冷房が効いていた。
中央線は古い車両であり、こちらは新しい車両だったからだろうか。
さて、目指す大井町駅に着いたのは、午後1時40分くらいだった。
駅前の喫煙所で一服したあと、炎天下の下、その店に向かった。

寸胴鍋は、いろいろな筆記用具を使う。
万年筆に鉛筆、ボールペン、そして、シャープペンとなんでも使う。
企画書などの下書きを書くときは、万年筆や鉛筆が多く、稟議書等に付記するときには、ボールペンだ。この中では、あまりシャープペンは使わない。
均せば、一番多く使用しているのは、万年筆だろう。私の職場で万年筆を使っているのは寸胴鍋だけだ。仲間に「珍しいですね」なんて言われることもある。
今、寸胴鍋が使用しているのは、パイロットのカスタム67と、ラミーのサファリ。
カスタム67はカートリッジ式でペン先の太さはB(太字)。ボディカラーは黒、インクはパイロットのブラック。
もう10年以上は使用している。購入時は8000円くらいだったか。
とうに自分の手や筆圧に馴染み、書きやすい。
一方のラミーは、最近買い求めたもので、ボディカラーはレッド。ペン先の太さはEF(極細)、ラミーのカートリッジの赤インクを入れて使っている。これは、もっぱら文章の校正用である。3500円とお安い。

で、カスタム67より、もう少し太字のものが欲しくなった。
ブルー系のインキが使いたくなった。
こんな気持ちが頭を擡げると、止まらない。ネットでいろいろな情報を集めた。

結果、気になったのが、フルハルターというお店だ。
寸胴鍋は最近知った名であるが、万年筆が気になる人では、知らない人はいないだろう。
なんでも、この店では、書き手の書き癖を予め調べ、ペン先を調整してから販売するという。
「始めて使う時に慣らし運転を済ませたものを販売するということです」と店主である森山信彦さんが自身のホームページに記している。
つまり、5~10年掛かって馴染んでくるペン先を使い始めの段階から仕立ててくれるらしい。

大井駅から5分とあった。
汗をかきかき歩くも、その時間が過ぎても店が見つからない。
見逃したのだろうと、駅に向かって戻っていると、あった。
小さな間口であった。見逃しても当然だ(失礼)。
先客の方がいらっしゃったが、そのお隣に座らせてもらう。
私達の前に森山さんが座り、相談に乗ってもらう。
カスタム67を持ち込み、私の好みや用途を説明すると、まず、これはどうですかと勧められたのが、ペリカンのスーベレーンM800であった。フルハルターのホームページでもお勧めの一品だ。
自分の苗字やいろいろな文字を書いてみる。
書き味は、もちろん引っかかるなんてことはなく、すらすらである。
ペン先は3B(超極太)であったが、寸胴鍋のカスタム67のBと同等の太さであった。
「お客さんが今お使いのものは、長く使われているので当初の倍程度の太さになっている」とのこと。
3Bではいかにも太いかなと思ったが、そんなことはなかった。
自身の希望からすれば、もっと太くても良いなと思った。
次に勧められたのが、パイロットのカスタム823プランジャーコースという製品。これもホームページでお勧め品となっている。
書いてみると、M800の2倍くらいの太さがあり、希望よりもやや太すぎるが、いい感じ。書き味も良い。値段もM800の6割程度とリーズナブルだが、仕事での使用も考えると、ちょいと太すぎるか。
一方、M800は使い込んでいけば、程よい太字になっていくだろう。
結局、スーベレーンM800に決めた。
このボディには、黒、緑、青、赤の4つの種類があるが、青と赤で悩んだが、ブルーのインクを使いたいこともあって、青を選択した。
これで、ブラックボディのカスタム67にブラックインク。
レッドのラミーサファリにレッドインク。
青縞ボディのM800にブルーインクのラインナップが揃う。
単純であるが、極めて分かりやすい(笑)。

ペン先の調整に2週間から1ヶ月掛かるという。
その間、ブルーのインクを調べておくこととしよう。
いろいろなメーカーからいろいろなブルーが販売されているようだ。



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