『寸胴鍋の秘密』
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無理な論法、或いは理解しがたい判決
2007年02月19日 (月) 23:35 * 編集
判決の全文を読んだわけではない。
しかし、新聞の記事を読む限り、理解しがたいものだ。

19日、大阪地裁の中川博之裁判長は、尾上力被告に対し、

「被告の性格、性癖の深刻な問題性に根ざす犯行で、人間性の片りんさえ見いだしがたい」
「人の尊厳を踏みにじる態度には人間性の一片もなく、放火の結果、5人の命が失われた」
「被告にとっての強姦と放火は日常的な一種の気晴らしで、ゲーム感覚での連続的犯行だった。刑事責任は非常に重大」
「ゆがんだ性欲を満たすため、犯行が発覚しにくい女児を狙っており悪質。満足感を得るために放火を繰り返し、5人が命を失っており、死刑選択の余地がないとはいえない」
と断罪した。

しかし…。
「闇の中にあった事案の真相解明のきっかけを作った。被害者らに謝罪する言葉を述べており、多大の困難を伴うとしても更生の可能性がないとは言えない」
「刑法上の自首が成立する」
「公判で自らに不利なことを詳述し、反省している」
と、無期懲役の判決を下した。

尾上力被告が犯したのは、5人が死亡した13件の連続放火と女児15人への連続暴行事件である。しかし、自身は、かつて放火は約200件、強姦約40件、強制わいせつ約200件を起こしたと供述している。
また、判決の中で、裁判長は、「強姦事件の被害児童宅に電話をかけてわいせつな言葉を告げるなどの嫌がらせをしたり、放火現場の消火活動を眺めて満足感を味わったりしていた」とその人間性を把握している。

無期懲役とはいえ、数十年後、彼は確実に私達の町に帰ってくるだろう。
裁判長は「更生の可能性がないとは言えない」と述べているが、どのような方法で更正させようとしているのか。また、更正できる見通し付けはどの程度なのか。
なにより、何を持って更正できたとするのか。
これらを明らかにしないまま、この判決を理解させるのは無理だ。

(尾上力 研究)



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