『寸胴鍋の秘密』
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学校の絶望
2006年11月11日 (土) 20:21 * 編集
「頼られる」とは、「相談を受ける」の同意語だ。
困ったときに相談相手がいるということは、大きな勇気になるだろう。


子どもに関する悩みの相談相手を、児童・生徒らの保護者に聞いたところ、「学校の先生」との回答はわずか1.1%だったことが11日、分かった。不審者情報配信サービス「ドリームエリア」(東京都渋谷区)が調査した。「相談できる人がいない」よりも少なく、同社は「教育現場に対する不信感が現れた」と分析している。
調査は10月中旬、同社のサービスを受ける保護者を対象に、携帯電話サイトを利用して実施。小中学生を中心に乳幼児以上の子を持つ約3700人から回答を得た。(時事)

子供の親たちにとって、教師たちは極めて頼りない存在のようだ。
なぜか。一つの理由が明らかにされた。


気分が沈むなどの抑うつ感が強い男性教職員の割合は、さまざまな職種の標準値に比べ1.8倍に上ることが11日、財団法人労働科学研究所が設けた「教職員の健康調査委員会」の調査で分かった。仕事量が多いと感じる女性は4.6倍にも達し、教師らが強いストレスにさらされている実態が明らかになった。
教師のストレスに的を絞った調査は初めてという。
調査は昨年11月に実施。岩手、神奈川、大阪、鳥取、大分の公立小中高校などに勤務する約6000人に「職業性ストレス簡易調査票」への記入を求めた。
回答が得られた約2500人分について症状や要因を分析。厚生労働省研究班が2002~04年に、同じ調査票で、さまざまな職種の約2万5000人から得た男女それぞれの標準値と比較した。(時事)

親が先生に悩みを打ち明けようとしても、先生側がアップアップの状態じゃねぇ。
こんな状況では、子供達だって、先生に相談できる雰囲気はないに等しいだろう。
ストレスの高まった先生の中には、ストレス発散の対象として生徒を利用する者も出てくる。


山形県警捜査1課と米沢署は5日、同県南陽市立宮内中学校教諭竹田智哉容疑者(38)(南陽市若狭郷屋)を脅迫容疑で逮捕した。
調べによると、竹田容疑者は10月下旬、携帯電話の情報交換サイトで知り合った同県米沢市内の中学2年の女子生徒(14)に自分の裸の写真をメール送信させ、「一度会ってほしい。あの写真をばらまいてもいい。学校にばれたらやばいでしょう」とのメールを返信して脅迫した疑い。
竹田容疑者は10月中旬から女子生徒とメールのやり取りを始め、まず自分の裸を撮影して女子生徒に送りつけたうえで、同様の写真を送るよう要求していた。竹田容疑者は同中で数学を担当、2年生の担任を務めている。(読売新聞 11月5日)

先生は、ストレスでアップアップ、なかには、子供達に手を出す者もいる。そんな先生に子供達は相談もできずに、いじめで一人悩み、親たちは子供の教育について先生に相談することなく悶々としている。
すべての学校がこのようなひどい状況ではないのだろうが、色の濃淡こそあれ、このような問題を内包しているのが今の学校だ。
この絶望的な社会にどこかにクサビを打たねば、変化はない。
この逆スパイラルをどこかで断ち切らなくては、この社会はこのままだ。

そのためには、この前の、未履修の問題も含め、学校とは何を教えるところなのかを改めて考えることから始めるべきなのだろう。
そして、その議論は、たぶん、人生とは何かに行き着くのではないか。
今、社会をにぎわせている事件を思うに、日本人の人生観の歪が出ているように思えてならない。



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