『寸胴鍋の秘密』
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徳山高専殺人事件
2006年09月03日 (日) 13:42 * 編集
「出てきて、真実を話して」
「思い浮かぶのは妹に数学を教え、わたしたちに年2回は顔を見せてくれる元気で優しい姿ばかり」
「どうしてこうなったのかを考えると毎晩眠れない」
指名手配中の少年の祖父母の発言である。

早晩逮捕されると思っていたが、思いのほか時間がかかっている。
現時点までの動きを記す。

【事件の概要】

28日午前10時頃。徳山工業高専土木建築工学科5年の中谷歩さんは、家族らに「テストの勉強に行く」と告げ、友人の女子学生Bと登校する。

同校では31日まで夏休みだったが、中谷さんは卒業研究のために自主的に登校した。校内には部活動や、9月4日から始まる試験や5年生は卒業研究に追われていることから、多くの学生がいた。
当日は、複数ある入り口のうち、正門だけが開いていた。警備員はおらず、人の出入りは自由な状態だった。

Bは、後で昼食を一緒に食べるため、中谷さんの所属する研究室で落ち合うことを約束し、いったん別れた。
その後、中谷さんは、午前10時半ごろまで、校舎内の談話室で別の友人らと談笑。 
午前11時頃、Bが約束どおり研究室を訪れたところ、部屋の鍵はかかっており、外からの呼びかけに応答はなかった。
Bは別の友人と学校外に昼食をとりに行き、再び研究室を訪ねるが、室内に人の気配はなかった。その後、携帯電話でも連絡がとれなかったため、校内放送を依頼するなどして中谷さんを捜し始めた。
女子学生や教職員ら数人で校内を捜していたところ、午後3時頃、女性職員(26)がマスターキーを使い研究室の鍵を開け、中谷さんが床にあおむけに倒れ、死亡しているのを見つけた。
彼女の首には荷造りに使うビニール製の紐が数回巻かれていた。
研究室は約16平方メートルで、窓は閉じられていた。室内に荒らされたような跡はなかった。
司法解剖の結果、死因はけい部圧迫による窒息死。
隣室の学生は、この日午前から午後にかけて部屋の中で自習していたが、不審な物音などは聞かなかった。

【犯人の特定】

通常、研究室は施錠されており、鍵は教員が管理している。
中谷さんを担当している女性助教授の研究室には、中谷さんを含め、5人の学生が所属していた。
しかし、女性助教授は19日から28日までノルウェーに出張中で、部屋の鍵は、中谷さんら学生5人に合鍵が渡されていた。
室内に荒らされたような跡がないこと、隣の部屋にいた学生が不審な物音を聞いていないこと、外から鍵がかけられていることから、警察は、顔見知りによる犯行との見方を強めたが、5人の研究生のうち、一人男子学生には連絡がつかなかった。
そして、中谷さんの首に巻かれていた紐の両端から汗の成分が検出され、任意提出を受けた、その男子学生Aの試料と照合したところ、DNAが一致した。
また、中谷さんのツメから採取された皮膚片や遺体のそばに残されていた毛髪のDNAが、Aのものと一致していた。
これらが逮捕状請求の決め手となった。
Aは、事件当日の10時前に研究室にいたのを目撃されている。
Aは通学に使っていたミニバイクでそのまま逃走し、自宅にも戻っていない。所持金は、2000~3000円と見られる。

Aは、市郊外の新興団地で両親と妹の4人暮らし。
彼の評判。
近所の主婦「気さくで優しい雰囲気の子。逮捕状という言葉と結びつかない」
小中学生時代の同級生「成績は優秀で、通っていた学習塾でも常に成績上位だった」
小学校の同級生「彼の母親から『子供がいじめを受けている』と相談された。からかわれて、けんかしているのを何度か見た」
中学時代の同級生「ささいなことで、異常にはしゃぐ子供じみた面もあったが、こんな事件を起こすやつではない。」

【犯行の動機】

Aは歩さんと同じ研究室に所属していた5人のうちの1人だった。
特に親しい間柄ではなく、トラブルもなかったという。
歩さんの母の加代子さんは男子学生Aについて、歩さんから「友達だった」と聞かされていた。

28日に発覚してから、すでに1週間近くが経つ。
指名手配されたAの行方は分からず、犯行の動機は分からないままだ。2人の間に何らかのトラブルがあったとみられているが、その手がかりもない。
但し、中谷さんは親しい男性に「ストーカーみたいな男の人が学校にいて、つきまとわれている」と相談していた。このストーカーがAなのか。

警察では、犯行が計画的であるのかどうかを検証中である。
犯行に使われた紐をどこで入手したのか。
事前に手に入れ、現場に向かったのか、たまたま、研究室にあったものか。
Aは10時前に研究室にいたのを目撃されているが、待ち伏せをしていたのか。

ところで、犯行の日時から次は窺えないか。
犯行は、8月28日の午前10時30分から11時までの間に研究室で行われた。
その研究室の女性助教授は19日から28日までノルウェーに出張中であった。このことは、研究室に所属するAも当然知っていたはずだ。

テストを前にして多くの学生が登校しているとはいえ、夏休みである、通常の登校日と比べれば、学生は少ない。
担当助教授も出張でいない。
このタイミングを狙ったのか。

Aは、小学校の卒業文集に「高学年になってからは、ほとんどけんかをしなくなり、心のセーブがきくようになりました」と記している。
今回、なぜセーブがきかなかったのか。
祖父母ではないが、「出てきて、真実を話す」べきである。



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2006/09/03(日) 22:46:43 * zara's voice recorder
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