『寸胴鍋の秘密』
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前人に学ぶ
2006年09月02日 (土) 11:24 * 編集
長い人類の歴史の中で、「前人に学ぶ」とは人類を進化させてきたドライバーの一つであろう。
では、今回のゴミのような事件から学ぶべきは何か。


神奈川県警生活経済課と栄署は1日、同県逗子市の関口正男市議(43)=社民党、3期目=を廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑で横浜地検に書類送検した。
調べでは、関口市議は4月10日午後3時ごろ、横浜市栄区上郷町の同市立宿泊研修施設「横浜市民ふれあいの里 上郷・森の家」近くの山林に、デスクトップ型パソコンの本体4台(計33キロ)を捨てた疑い。製造番号などから判明した。「処分しようと思って車に積んでいたが、人目に付かないところなので捨ててしまった」と話しているという。関口市議は今年3月の市議選では、パンフレットで「効率的なごみの処理」などを訴えていた。(毎日新聞 9月1日)

関口正男市議が、そもそもパソコンを処分しようと思ったのは、パソコンがウイルスに感染したためだという。ウィニーでも入っていたら、とんでもないことになる。
教訓その1、「パソコンを使用するならセキュリティソフトを必ず使用すること」

この記事には製造番号から関口正男市議が使用していたパソコンと特定したとあるが、asahi.comによると、ハードディスクの情報は消されていたが、復活ソフトを使ってデータを復元したところ、選挙用のプロフィルなどが見つかり、彼のものと判明したとある。
教訓その2、「ハードディスクのデータをパソコン上で消したと思っても、物理上はディスクにデータの残骸は残っていること」

さて、関口正男市議の心の動きをトレースすると、
「故障したりウイルスに感染したりしたので業者に依頼して処分しようとしたが…」
「正規の業者に処分を依頼するのが面倒になったので…」
「処分しようと思って車に積んでいた」
「人目に付かないところなので…」
「たまたま人がいなかったので…」
「捨ててしまった」
今回の顛末の主たる要因は、正規の業者に処分を依頼するのが面倒になったことだ。
面倒になったという気持ちはよーく分かる。
ただでさえ、忙しい市政業務だ。
メールで業者に連絡しようとしても、パソコンの調子は悪いし、電話する時間でさえ、惜しいくらいだろう(月曜日の午後に山林に出かける時間はあるにしても)。
教訓その3、「面倒になったからと、手続きを飛ばしてはいけないこと」

関口正男市議は建設環境常任委員会に所属し、「効率的なごみ処理」を政策の1つに掲げていたという。また、選挙公報には「平和と環境を守り、さわやかな街へ」と書いていた。
しかし、彼は今回、極めて個人的な居住地の「平和と環境を守り」、「さわやかな街へ」しようとした結果、極めて個人的に「効率的なゴミ処理」を実施してしまった。
教訓その4、「自分ができもしないことを偉そうに政策に掲げないこと」

03年10月に施行された資源有効利用促進法により、廃棄パソコンはメーカーによる回収・再資源化が義務づけられた。
法施行前に購入したパソコンは有料廃棄となり、処分するにはパソコン本体で3150円かかる。
寸胴鍋のように自作パソコンの場合は、施行前、施行後に関係なく有料になる。
関口正男市議は処分が面倒になったといっているが、こんなことも背景にあるはずだ。
教訓その5、「嘘をついてはいけないこと」

新鮮なものはない。どの教訓も当たり前のものだ。
皆が今までの人生の中から学び取り、結果はどうあれ、普段の生活の中で活かそうとしていることばかりだ。

ところで、関口市議は98年に初当選し、現在3期目だという。
果たして4期目はあるのか。
今回の教訓が実際に活かされているかどうかは、逗子市民の判断にかかっているようだ。



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