『寸胴鍋の秘密』
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平塚5遺体事件、裁判開始
2006年08月21日 (月) 21:55 * 編集
裁判の最大の目的は、利加香さん殺害の動機解明であったが、初公判から頓挫してしまった。

神奈川県平塚市のアパートで子供3人を含む5遺体が見つかった事件で、アパートで娘の利加香さん(当時19)を殺したとして殺人罪に問われた無職、岡本千鶴子被告(55)の初公判が21日、横浜地裁(木口信之裁判長)であった。同被告は「私は殺しておりません」と起訴事実を否認し、無罪を主張した。
利加香さんの死因については「今は話したくありません」と答えた。岡本被告は神奈川県警に逮捕された際「娘を殺して自分も死のうと思った」と容疑を認めていた。
検察側は冒頭陳述で、岡本被告が昨年9月ごろから利加香さんの外出を嫌うようになり、10月に殺害しようと決意、殺害後は利加香さんの交際相手に電話をして生存を装ったと指摘した。
起訴状によると、岡本被告は昨年10月12日ごろ、平塚市のアパート室内で、利加香さんの首をひもで絞めて殺害した。(nikkei net)

娘を殺害した動機について、千鶴子被告の口からどのような説明があるのか注目されていたが、彼女は、「今は話したくありません」と口を閉じ、さらには、そもそも「私は殺しておりません」と真相解明をスタートラインにまで引き戻す発言をした。
「死亡していることは知っていたが、どうして死んでいるかは、いまは話したくありません」と述べた被告の狙いはどこにあるのだろうか。

一方、冒頭陳述の中で披露された検察側による殺害動機の説明は、「昨年9月ごろから、娘が外出して予備校やサークル活動などに行くことを嫌うようになり、殺害を決意した」と、こちらもよく分からない。
娘の外出を嫌うようになるとは、どういう心理なのか、そして、それが殺人にどう結びついていくのか、説明がない。
このように脆弱な説得力しか持ち合わせていないのは、そもそも、検察側のシナリオが岡本被告が逮捕されたとき、「娘を殺して自分も死のうと思った」と容疑を認めていたことを起点に描かれてきたからだ。

ここに来て、「私は殺しておりません」という発言は、被告が今まで述べてきたことを全て否定するものなのか、さらには、真犯人の存在について言及するキッカケとなるのか。
或いは、単に刑の執行を猶予させるためのものか。
各紙の論調からすると、殺害動機の解明にはまだまだ時間がかかりそうだ。

ところで、この事件を振り返ると、平塚のアパートからは利加香さんの遺体と共に、利加香さんの異母兄の山内峰宏さんが首をつって死んでいるのが発見されている。さらに、室内にあった段ボール箱から男児と新生児2人の計3遺体が見つかっている。

子供たちについては、横浜地検が公訴時効が成立しているとして不起訴処分にしている。
5遺体のうち3遺体は、原因究明を法律的に放棄したわけだ。
また、山内峰宏さんの死亡原因が縊死という見方を信じれば、平塚5遺体事件とはいうが、実は、現在、その真相を明らかにしようとしている対象は、利加香さんの殺害だけだ。
そして、真実を知っているのは、同居人の中でただ一人生き残った千鶴子被告のみであり、仮に、今後、彼女が利加香さん殺害の動機を告白したとしても、平塚5遺体事件の全体像は、闇のままである。



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平塚5遺体事件初公判、岡本被告が娘の殺害を否認 神奈川県平塚市のアパートで今年5月、女性や男児ら5人の遺体が見つかった事件で、娘の無職岡本利加香(りかこ)さん(当時19歳)を絞殺したとして、殺人罪に問われた住所不定、無職岡本千鶴子被告(55)の初公判が
2006/08/23(水) 18:40:04 * zara's voice recorder
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