『寸胴鍋の秘密』
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渋滞の夏
2006年08月16日 (水) 13:39 * 編集
夏休みは、どこも混む。
特に行楽地に車で出かけたら、渋滞に巻き込まれて疲労困憊。リフレッシュどころではなく、ストレスがたまるだけ。
だから、寸胴鍋は「盆休みには車で行楽地には行かない」という不文律を守ってきた。
今年、それを犯してしまった。


神奈川県・湘南付近の国道134号線では15日夕、海水浴などを楽しんで帰宅の途につく車列が連なった。
もっとも、台風10号の影響で、海上はうねりが押し寄せており、江の島の遊覧船は欠航となった。
またこの日、お盆を行楽地や帰省先で過ごした家族連れなどのUターンラッシュが始まった。午後7時前には、東北自動車道で栃木県の上河内サービスエリアを先頭に44キロの渋滞となったほか、常磐自動車道も茨城県の高萩インターチェンジを先頭に25キロ渋滞した。
16日も交通機関の混雑が予想されており、JR東海によると、東海道新幹線は、午後の上りの指定席はほぼ満席という。(読売新聞8/15)

出かけたのは、箱根。
距離にして100キロ程度。だから東京の庭と呼ばれる。
14日(月)の朝8時頃、出発。
ルートは、国道16号に出て、246号から129号、厚木から小田原厚木道路に乗って箱根ターンパイクという一般的なもの。
順調なら、国道16号までは50分程度でいけるはずだ。

車中、ラジオが首都圏の大停電を伝えていた。
「都心は大変だなあ」
「多摩は送電のルートが違うから、大丈夫なンだ」などと家人と車の中で話す。
しかし、16号まであと1キロというところで、渋滞にぶつかる。
「ここら辺はいつも信号渋滞するからね」と高をくくる。
しかし、5分もすると、心が動揺し始める。
たまに、一台分ぐらい前に進むものの、ほとんど車列が動かないのだ。
直線道路なので、前の状況がつかめない。
高速道路なら電光掲示板等で情報は入手できるが、一般道における渋滞は、その理由が分からないがためにイライラ度は高まるものだ。

少しすると、ラジオの交通ニュースが、われわれの前方で交通事故があったことを告げた。
渋滞する車の横を何人かの警官が前方に向かって小走りに走っていく。
前方から走ってくるパトカーもある。
「事故か。結構大きな事故かもしれない。一時間は無理かもね」ちょっと多めに時間を読む。
その後も車はまったく動かず、たまに一台分動くのは、前方の車があきらめてユーターンするからと分かる。

そして、結局、普段なら5分程度で走れるところを、なんと2時間40分かかってしまった。
しかし、渋滞を抜ける間、交通事故があった気配はどこにもなかった。
事故車両もなければ、ガードレールのヒン曲がった場所もなかった。
渋滞を抜ける最後の交差点に設置してある4つの信号機のそれぞれの下に警官が4人ずつ位いた程度だ。
本当に交通事故があったのか。
いや、この辺も停電していたのか。
或いは、単なる行楽渋滞だったのか。
一体、何が原因だったのだろうか。いまでも分からない。

渋滞する車の横を走っていった警官やパトカーに言いたい。
一体、先で何が起きているかを車列に向かってアナウンスして欲しい。

さて、16号の渋滞を抜けると、あとはほぼ順調。
芦ノ湖を見たあと、国道1号線を使い、宿に向かった。
ここでも結構な渋滞に出会ったが、午前中の大渋滞を経験済みである、なんともない。

さて、途中、有名な冨士屋ホテルに寄ってみる。美味しいコーヒーを飲み、自慢の日本庭園を散歩。
明治時代の建物というが、ポイントになる設備は新しく、お借りしたトイレはウォッシュレットであった。
宿泊者以外の見学者も多いが(寸胴鍋もそうだ)、ホテルの中で場所を選べば贅沢な休憩ができる。
お勧め度…4ポイント(満点は5ポイントである)

自分達が泊まったのは、冨士屋ホテルのちょっと先、宿専用のケーブルカーで6分ほど下ったところにある野趣溢れる宿。
6人乗りというケーブルカーは小型でガタガタ揺れ、なんとも頼りなげ。
ケーブルカーを降りて、宿に向かって川沿いを少し歩くと、宿の露天風呂が見える。中年のおっさんのだぶついた裸体が私達を出迎えてくれた。

宿は古い建物であった。
大袈裟に言うと、床を歩くと、建物が少し揺れるような感じだ。
建てつけも悪い。襖と柱には隙間ができている。
そんな宿であったが、トイレは冨士屋ホテルと同様にウォシュレットが装備されていた。
安心した。これは現代人の必需品だろう。

しかし、少し経った頃、連れが言う。
「水が出ないし、ウォシュレットも効かない」
洗面所等には、温水と冷水の蛇口がついているが、蛇口をひねっても冷水のほうからは何も出ない。
ウォシュレットは、ノズルは顔を出すものの、コトンコトンと音が出るだけで、肝心の水が出てこない。
温水の方が使えたので、洗面などは大丈夫だったが、ちょっとひどい。

部屋の係りの人にクレームをつけた。
設備担当のおじさんが部屋に来て、点検する。
「お客さん、直りましたよ。ウォシュレットから水が出ますよ。ウォシュレットは大量の水を使うので、ウォシュレットのタンクに水が溜まるまで他の蛇口からは水が出なくなってしまうのですよ。ここの建物は、水道の圧が弱いのでポンプを付ける予定です。しかし、大丈夫、直りましたよ」と良く分からない説明をして、部屋を出て行った。
確認すべく、ウォシュレットのボタンを押してみると、おじさんが言うように、ノズルから水が出てきた。
ただし、出てくる量が問題だ。
ノズルの先から、水が恥ずかしげに5ミリ程度チョロチョロ出ている。
ウォシュレットが洗浄すべきはノズルじゃないはず。
開いた口がふさがらない。

さて、この宿の露天風呂は、横を流れる川を眺めながら楽しめる趣向となっている。
ロケーションは抜群である。
しかし、なんとも湯槽が深すぎる。
湯槽の底に尻をつけて浸かろうものなら、溺れてしまう。
良い湯なのに寛げない。

しかし、こうしたハード面の不備をリカバリーしようと、料理の方はまずまずであった。
店の名前は書かないが、寸胴鍋の記した文章からキーワードを拾ってもらい、検索すれば、直ぐに分かると思う。
結構、人気のある宿のようであるが、寸胴鍋との相性が悪かったということで、お勧め度は、2ポイント。

ところで、箱根といえば、大涌谷の黒タマゴ
粗塩をふけかけるだけであるが、あれが旨い。
翌日、宿をあとにして出かける。
ここでも渋滞に巻き込まれた。
1時間ほどの渋滞のあと、大涌谷の駐車場に着いた。
疲れた自分達に追い落ちを掛けるように、雨は降ってくるわ、風は強く吹くわで散々。
しかし、黒タマゴは相変わらず美味しく、その場で2つ食べた。6個入り500円。
お勧め度…4ポイント。

その後、箱根湿生花園を散策。植物にはトンと興味はないが、尾瀬を思わせる風情に、風も心地良かった。
お勧め度…3ポイント。

40分程度散策した後、近くの土産屋で情報を仕入れ、いろり茶屋という店で食事を取る。
店の売りは、ジャンボ海老フライやいくら丼、海鮮丼といったもののようであるが、寸胴鍋はとろろ蕎麦を注文。結構いける。
お勧め度…4ポイント。

その後、ポーラ美術館でピカソ展を鑑賞。
自分としては、ピカソに影響を与えたジョルジュ・ブラックの作品に感動した。
お勧め度…4ポイント。

夕方、現地を出発した。
帰路は順調であったが、「盆休みには車で行楽地には行かない」という不文律を改めて期す旅行であった。



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Comment
・お疲れ様でした
今更のコメントですが、失礼します。
私も大きな休み、お盆とかGW、正月には行楽地へは行かない主義です。
イラチなので、どうも渋滞とか行列というものに我慢できなくて。
富士屋ホテル、私も一度行ってみたいのですが、
お泊まりじゃなくても、満喫できそうですね。
あと、気になったのが、露天風呂で寸銅鍋さんはどういう体勢で入浴されたのでしょう?
中腰・・・?コサックダンスのような・・・?
2006/08/19(土) 08:00:59 * URL * 蓮花 #-[編集]
・ご報告
ご質問の入浴スタイルですが、今、自室で再現してみたのですが、コサックダンスではなく、中腰スタイルでしたね。
コサックダンスでは湯を飲んでしまうのです。それほど、湯量は多く、大したものです。
湯船につかるという風情ではなく、ちょっとしたプールのようなものです。
一度泳ぎに行かれたらいかが。
2006/08/19(土) 11:59:31 * URL * 寸胴鍋 #-[編集]

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