『寸胴鍋の秘密』
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サンヨー食品の挑戦
2006年08月09日 (水) 20:22 * 編集
即席ラーメンについては、昨年5月の当ブログで取り上げた。
そこでも書いたが、袋入りラーメンで、私が「これは傑作だ」と強力に推すのは、サンヨー食品の「サッポロ一番 塩らーめん」である。
麺の食感とその味わい、汁の塩加減、その色合い、ゴマの量と炒り方、そして、それらが破綻なく手を取り合い協力してこそ成し遂げられるトータルバランス、どれもが素晴らしい。
即席ラーメンの雄である日清食品にも同様の商品があるが、味が淡白で、麺にも汁にも特徴がなく、これだというインパクトがない。
サンヨー食品の方が、頭一つ、いやいや体半分は前に行っている。
疑うなら、「サッポロ一番 塩らーめん」にかき卵を入れてご賞味あれ、即席ラーメンの更に素晴らしい世界が貴方を虜にするだろう。
そうそう、同じシリーズの「サッポロ一番 しょうゆ味」にケンタッキー・フライドチキンを載せて食べると腰が抜けるほど旨いと聞く。
これらを製造販売するサンヨー食品が新しい試みに出た。


サンヨー食品(本社:東京都港区)は、袋入りラーメン「サッポロ一番」シリーズに、各スープの味わいを踏襲しながらノンフライめんで新しい食感を出した「サッポロ一番 新麺」を2006年8月21日発売する。しょうゆ、みそ、塩の3種類。価格(税別)は各120円。
2005年冬にシリーズ40周年記念で発売した「サッポロ一番 限定新麺シリーズ」をレギュラー商品にした。生めんのようなノンフライめんで、それぞれのスープの味に合う食感を実現し、スープもコクとうまみを向上させた。「後がけスパイス」でスパイス感や風味を引き立てる。
「しょうゆ味」は細めんで、スープはしょうゆのまろやかさと鶏のうまみのバランスが売り物。「みそラーメン」は中太めんで、スープはポークエキスのコクとジンジャーやガーリックなどをバランスよく合わせた。「塩らーめん」は中太めんで、野菜の甘みやホタテのうまみを合わせたスープ。同じ味の3個パック(価格360円)もある。(Nikkei BP)

即席ラーメンには即席ラーメンの世界があり、生麺のラーメンとはまったくの別物である。
ラーメン屋の味を即席ラーメンに求めても無理だし、即席ラーメンをラーメン屋に求めても空しい。
即席麺は即席麺、生麺は生麺なのだ。
所詮、カテゴリーが違う。

こうした世界観(!)から見ると、ノンフライ麺というのは、なんとも中途半端なものだ。
生麺に限りなく寄り添いつつも、即席麺に未練を残しているように思える。
どっちつかずなのである。
誤解を恐れずに言えば、二股を掛けている女のようであり、男としては釈然としないし、本気になれない。
そんなこともあって(?)、ノンフライ麺は美味しいと思ったことがない。
唯一、明星食品が出している「中華三昧」のみそ味は、まずまずの評価に値するが、ノンフライ麺でなかったら、もっと良い評価になるはず。

ここで、サンヨー食品が販売開始するのは、なんとノンフライ麺だ。謳い文句は、「生めんのような」とある。
「…のような」とは、永遠に…にはなれないことを意味する。
とうとう、愛すべきサンヨー食品も、拡販戦略を見誤ってしまったのか。
いやいや、あのサンヨー食品の販売するノンフライ麺だ。生麺とも即席麺とも違う、まったく新しい領域を開拓したのかもしれない。

早速、賞味してみよう。
刮目して8月21日を待つべし。



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