『寸胴鍋の秘密』
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16歳の計算
2006年06月24日 (土) 09:41 * 編集

奈良県田原本町の放火殺人事件。
医師宅は全焼し、母子3人が死亡した。
16歳の長男が殺人と現住建造物等放火の疑いで逮捕された。

少年は、犯行の動機を「母親が保護者会に出て、父親に試験結果が知られるのが嫌だった」と語った。
「日ごろから父親を殺そう」という思いを持っていた。

彼の父親は、勉強部屋を「ICU」(集中治療室)と呼び、夜中まで付ききりで長男に勉強を教えていた。父親は、少年の「成績が下がったらすぐ殴った」。「殴られた衝撃で机に頭をぶつけたこともあった」

そして、少年は、とうとう一歩踏み出す。
「今月中ごろの深夜、父親を殺害するため、父親の部屋に行ったが、気づかれてやめた」

しかし、実際の犯行は、父親が不在で家族が在宅していた自宅に向けられた。
「火をつけたら、逃げ遅れて死ぬと思い」、実際に犯行に及んだ。
犯行後、「日本対ブラジル戦を見たいと思って」他人の家に入り込むが、「1日間違えた。放送していなかったので寝てしまった」という。
しかし、このとぼけた間抜けな話の裏で、彼は忍び込んだ家の電話線を切り、通報を防いでいる。

彼の恨みの対象は、父親であった。
しかし、父親の殺害に失敗すると、その矛先は家族に向けられた。
これは、見方を変えると、父親を最も苦しめる方法を選択したのではないか。
彼の家族を殺し、殺したのは自身の長男。一人残され、悩み、悔やむ日々。
これこそ、殺されるより一層の苦しみである。

ここまで計算していたのだろうか。
結論付けるには、まだ材料が足りないが…。



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口うるさい親。いなくなればいいのに。。。そんなことを思う子どもはたくさんいるだろう。事実、父親の厳しさや、母親小言にうんざりする子ども時代を、私もおくったものだ。それでも、ほとんどの子どもは、こん
2006/06/24(土) 22:50:46 * いどばた日記
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