『寸胴鍋の秘密』
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泡と消えない計画
2006年01月16日 (月) 21:12 * 編集
日本におけるバブル経済は、概ね、1986年12月から1991年2月までの4年3か月間を指す。
今回の話は、ちょうど、この頃のことだ。


大阪市が同市北区に計画している市立近代美術館(仮称)の建設が頓挫し、約150億円をかけて購入した絵画など約3000点の大半がお蔵入りしたまま、持ち腐れ状態になっている。
予定地で土壌汚染が発覚したことや財政の悪化などが重なり、構想から約20年たっても着工の見通しが立たない状況。市民団体からは「存在しない美術館のために美術品を買い続けてきた」などと批判が出ている。
市などによると、建設計画は1989年の大阪市制100周年記念事業の一環で、85年から絵画などの収集を開始。モディリアニの「髪をほどいた横たわる裸婦」(約19億3000万円)やダリの「幽霊と幻影」(約6億7800万円)などを購入したが、肝心の美術館建設は宙に浮いたまま。市は年に数回、展覧会を開いて収集品の一部を展示するなど「苦肉の策」を続けているが、大部分は市内のトランクルームなどに眠っているという。(共同)

まったく、行政というのは図体の大きい愚鈍な恐竜だ。
時間の経過と共に環境は刻々と変化しているのに、それにはお構いなく、何も考えずに前に進むだけだ。
一度、こうと決めたら、方向転換なぞできない。

美術館建築の計画が頓挫しているのに、トランクルームの中には高価な美術品が山となって死蔵されているという。年に数回、展覧会を開いて収集品の一部を展示しているというが、これは虫干しのようなもの。
150億円の美術品が死蔵されていることだけで驚きであるが、なんと20年間も固執し続けていることにも驚かせられる。

早く売ってしまい、その金を有用に使ったらいいと思う。
しかし、バブル景気の頃に購入した美術品である。現在では、150億円をかなり下回る金額にしかならないのかもしれない、なんて大阪市の担当者は考えているのかもしれない。
一体、我々はバブル経済から何を学んだのか、改めて反芻して欲しい。

大阪市役所には「バブルの夢よ、もう一度」と考える輩がまだ多くいるのかもしれない。



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