『寸胴鍋の秘密』
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年の瀬の殺人事件
2005年12月31日 (土) 14:59 * 編集
年も押し迫った30日、85歳の電気メーカー会長が59歳の元社長に殺された。
二人は親子であった。


大阪府警布施署は30日、電機メーカー「たちばな電機」(東大阪市)会長、西野四郎さん(85)を殺害したとして、長男の無職、敏朗容疑者(59)=同市昭和町=を殺人容疑で逮捕した。敏朗容疑者は4年前まで社長を務めており、同署は、会社経営を巡ってトラブルがあったとみて調べている。
調べによると、敏朗容疑者は同日午前2時半ごろ、同市小阪2の四郎さん宅で、四郎さんと口論になり殺害した疑い。敏朗容疑者は「(殺害方法を)思い出せない。殺したことに間違いない」と供述しているという。
同日朝、マンション自宅の浴室で四郎さんが倒れているのを管理人が発見、110番した。四郎さんは頭を殴られ、寝間着姿で湯船につかった状態で死亡していた。現場に戻った敏朗容疑者が「自分が殺した」と認め、同署は逮捕した。
調べでは、敏朗容疑者は社長を辞めた後、同社顧問をしていたが昨年解任されたという。四郎さんは妻を亡くして一人暮らし。
民間信用調査会社によると、たちばな電機は売り上げ約35億円で従業員約60人。敏朗容疑者は、四郎さんに次ぐ9000株を所有する大株主になっている。(毎日新聞)

たちばな電機のホームページには、主だった役員の名前が並んでいる。

取締役会長    西野 四郎
代表取締役社長  松本 陸男
常務取締役    松本 敏夫

当然ながら、西野敏朗容疑者の名前はない。
殺された西野会長の下に、松本名の二人が社長と常務を張っている。この二人の関係と西野家との関係は何かあるのか。

敏朗容疑者は、4年前まで社長を務めていた。そして、その後、顧問という閑職へ追いやられた。さらに、昨年、顧問も解任されている。
社長を辞したのは、55歳の時だ。トップとしては、これからという年齢だ。
社長を降ろされ、顧問も解任される。
果たして何があったのか。

この会社、事業内容を見ると、冷蔵庫用アルミ箔ヒーター、カーシートヒーター、引出し用ベアリングローラー、各種ハーネス組立、温度ヒューズ各種などとあるから、電器や自動車の二次下請けなのだろう。
年商は35億円。このクラスの企業としてはかなりのものだ。生き残りのための中国進出もすでに果たしている。

会長が死体で発見されたのは、東大阪市小阪2丁目のマンション6階。西野さんはこのマンションのオーナーであり、ここの管理人が朝刊を届けるため西野さんの部屋に行ったときに死体を発見したという。

2人の間には、「会社の経営方針や人事をめぐって意見の違いがあった。」(nikkan sprots)という。社長を降ろされ、顧問も解任されたのである。意見の違いは相当なものだろう。
しかし、敏朗容疑者はすでに顧問も解任されているのだから、本来であれば、意見を言える立場ではないが、同族会社であればゆえ、さもありなんか。
ところで、nikkei netが伝える「30日午前2時半ごろに呼び出され、口論になった」という敏朗容疑者の発言はいかがなものか。
会長は一人暮らしであり、彼が敏朗容疑者を呼び出したことを知る人はいない。さらに、死人に口なしだ。想像でしかないが、立場は逆であったろう。

たちばな電機の社訓に次のようにある。文章の頭の一字を拾っていくと、たちばなになる。


たゆまぬ開発 たゆまぬ努力
ちいさな提案 大きな発展
ばんぜんを期そう 品質向上
なかよくやろう 相互の信頼

言うは易し。
果たして、親子は仲良くできなかった。



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