『寸胴鍋の秘密』
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縊死した巡査長の謎
2005年11月22日 (火) 22:27 * 編集
余計なことなど考えなくても良い、単純な事件なのだろうか。

長崎県警捜査一課は21日、同県警運転免許管理課の巡査長(46)、が病院院長らから慰謝料名目で現金を脅し取ろうとしていたと発表した。同巡査長は先月30日に自宅で首つり自殺をしており、近く恐喝未遂容疑で書類送検する。また同容疑で共犯の諫早市の飲食店経営の男(61)ら4人を21日逮捕した。
逮捕されたのは、ほかに飲食店経営の男の妻(54)と長男(33)、巡査長の妻(47)。
調べでは、巡査長と飲食店経営の男らは、巡査長が病気で入院中の長崎市内の病院で他の入院患者から暴行を受けて顔にけがをしたことについて、病院院長や担当医師に病院の管理体制の不備を指摘。9月12日から15日までに計3回、「バックがついとっぞ」「まとまった補償額を提示しろ」と迫って現金を脅し取ろうとした疑い。
飲食店経営の男の家族と巡査長らは知り合い同士。巡査長の自殺の原因は、遺書などがないため不明という。
長崎県警監察課は「本人が死亡しており、どの程度事件に関与しているかは不明だが、今後このようなことが2度と起こらないよう職員の資質向上に努めたい」としている。(ZAKZAK)

時系列で今日までを整理してみると、

?月?日~?日 巡査長が入院中、長崎市内の病院で他の入院患者から暴行を受けて顔にけがをした。
9月12日~15日 病院院長や担当医師に病院の管理体制の不備を指摘し、「まとまった補償額を提示しろ」と知り合いと共に恐喝。
10月30日 巡査長、縊死。
11月21日 関係者逮捕。

また、事件に登場する人物は以下の通りだ。

巡査長(46)
その妻(47)

飲食店経営者(61)
その妻(54)
その長男(33)

この事件、巡査長が知り合いと結託して、病院長等を脅迫したという、単純なものなのだろうか。なんか腑に落ちないものがある。
疑問を列記してみよう。

謎その1
なぜ、巡査長は他の入院患者から暴行を受けたのだろうか。それも、病院においてである。
暴行したのは誰なのか。巡査長とはなんらかの関係があったのだろうか。
彼は、暴行を受けるままであったのだろうか。やり返したのであろうか。
そもそも、暴行の事実はあったのか。

謎その2
なぜ、巡査長は暴行の事実を警察に通報するのではなく、病院院長や担当医師に病院の管理体制の不備を指摘する行動に出たのか。
はじめから、病院側を脅迫しようとしていたと考えれば、当然の行為であるが、警察に通報しなかった理由が別にあるのではないか。

謎その3
なぜ、巡査長は、この行動に知り合いの家族を引き込んだのか。
これも分からない。知り合いの男だけではなく、さらに、その妻も息子も巻き込んでいる。彼らの役割は何だったのだろうか。

謎その4
そして、なぜ、巡査長は自殺したのか。

二つのシナリオが想定できる。
まずは、ストレートに解釈した場合だ。

「シナリオその1」
巡査長は、病院を脅迫する目的で、入院中、自分で自分の顔に傷をつけた。
退院後、知り合いの強面顔の飲食店経営者と家族を伴って「バックがついとっぞ」「まとまった補償額を提示しろ」と、病院を恐喝した。
病院側は県警に通報した。
調査の結果、脅迫した事実が県警に知られるところになり、巡査長は、将来を悲観し、縊死した。

次はひねくり回して想定したものだ。

「シナリオその2」
巡査長は、病院で入院患者から理由なく暴行を受け、顔に傷をつけられた。事実を内々にして欲しいという病院サイドの意向もあり、その場は丸く収めた。
しかし、退院後、しばらくしても病院からなんの謝意の表明もなかった。
知り合いの飲食店経営者とその家族にその話をすると、「慰謝料ぐらい出すべきだ。一緒に行くから、病院側にはっきり謝ってもらおう」と言われた。
とある日、巡査長と飲食店経営者と家族は、病院にでかけ、病院長らに病院の管理体制に対する不備について謝意を表明するよう要求した。
巡査長らには、脅迫という意識はなかった。非を認めて謝って欲しかっただけだ。
しかし、病院側があまりに誠意がない対応をするため、つい、「誠意を形で示して欲しい」と言ってしまった。それでも動じない病院側にいらつき、さらに、「バックがついとっぞ」と口が滑ってしまった。
病院側は、巡査長たちの行動を脅迫と受け止め、警察に通報した。
警察は、巡査長に彼らの行っている行為が脅迫であることを告げた。
これを苦にした巡査長は、将来を悲観し、縊死した。

これは、少し考えすぎかもしれない。無理もある。

この事件については、続報もなく「シナリオその1」に近い線で終結していくのだろうから、残念ながら、以上の謎は謎のままで取り残されてしまうだろう。

ところで、彼らが脅迫したという9月12日~15日から、巡査長が縊死した10月30日まで、一ヵ月半もある。
長崎県警監察課では「本人が死亡しており、どの程度事件に関与しているかは不明だ」と言っているが、この間、長崎県警では徹底した捜査をし、とっくに巡査長の関与を調べ上げているはずである。



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