『寸胴鍋の秘密』
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肥大肝臓遺産
2005年10月20日 (木) 22:54 * 編集
呼ばれた結婚式くらいで食すくらいか。
旨いとも思わないが、フランス文化の遺産だという。


世界有数の料理王国を誇るフランスの国民議会(下院)がこのほど、フォアグラが仏文化の「遺産」であるとした法案を全会一致で可決した。
フォアグラ法案は、農業政策に関する包括法の一部で、フランスが世界でフォアグラの80%以上を生産していることを指摘し、保護すべき仏文化・料理の貴重な遺産であると宣言している。フォアグラを作るのに必要なカモやガチョウの強制肥育についても、「ほかに方法はない」として擁護する姿勢を鮮明にした。
フォアグラ法案に対しては、仏女優ブリジット・バルドーさんが主宰する動物愛護団体などが、強制的に大量のエサを与えてカモやガチョウの肝臓を肥大させる方法は「動物への拷問である」と改めて批判した。
米国や欧州の一部、中東などでは、フォアグラを作るための強制肥育の廃止を検討する動きも出ており、今回のフランスの「フォアグラ支持宣言」は今後、国際的に波紋を広げそうだ。(読売新聞)

強制肥育とは、生後3ヶ月位経ったガチョウやカモを、身動きのできない狭い檻の中に入れ、餌のトウモロコシをポンプで食道に流し込み、育てる方法である。
肥大した肝臓は、正常な肝臓の10倍にもなり、その重量は500gを超えるという。

強制肥育を擁護する議会は、フランスの食文化と誇る。一方、動物愛護団体は、動物への拷問だという。
結局、この両者の違いは、人間と鳥を同じ生き物と捕らえるのか、人間と鳥との間に一線を画すかの違いであろう。

ところで、我々が日常、口にしている鶏肉はブロイラー飼育である。豚にしても狭い厩舎で大量のえさを与え、育てられる。養殖の魚にしても然りだ。
強制肥育とまでは言わないまでも、半強制肥育、或いは管理肥育とはいえるだろう。
これに対しても、人間と動物を同じ生き物と捕らえるのか、人間と動物との間に一線を画すかで、大きく意見は異なってくるだろう。

遺産とは、前代の人が残した業績のことをいう。
寸胴鍋は、少なくもフォアグラについてはフランスの誇る「負の遺産」だと思う。



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突然のTB恐縮です。日本とフランスのコラボレーション「フォアグラ丼」を食してきました・・・事件です姉さん(泣)
2005/10/27(木) 02:27:19 * 帝国ホテルの宝石屋さん日記
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