『寸胴鍋の秘密』
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「これで終わったと思うなよ」
2005年10月09日 (日) 13:13 * 編集
加害者が傍聴席の被害者を恐喝したという。

法廷で事件の被害者に「終わったと思うな」と怒鳴るなどしたとして、さいたま地検は、建設業塚野昭司被告(38)=殺人などの罪で懲役20年の判決、控訴=を脅迫罪で起訴した。
さいたま地裁の判決によると、塚野被告は川越市のスーパーを恐喝しようとして断られ、スーパー店長と本社の部長を車ではね、部長を殺害、店長にけがをさせた。
起訴状によると、塚野被告は7月28日、同地裁の判決公判で、傍聴席にいた店長に「これで終わったと思うなよ」と怒鳴った。また翌29日、「おれが後悔しているとしたら、おまえを生かしてやったことだ」などと書いた手紙を拘置所から郵送、店長を脅迫した。(東京新聞)

そもそも、この事件は、昨年の10月に遡る。

2日夜、川越市脇田新町の市道を歩いていた東京都東大和市立野、会社員高梨真一さん(48)、毛呂山町、男性会社員(51)の2人が、後ろから来た車にはねられた。高梨さんは頭を強く打って間もなく死亡、男性も足などに軽傷。車はそのまま逃走したため、川越署は死亡ひき逃げ事件として調べている。(読売新聞 04/10/4)

亡くなられた高梨真一さんはスーパーの本社運営部長であり、怪我をした男性会社員が川越のスーパー店長である。
被害者の関係者の捜査と現場に残っていたドアミラーから、塚野昭司容疑者が捜査線上に浮かぶ。ひき逃げ事件の2日後、彼は、別件の恐喝未遂容疑で逮捕される。
そして、1ヵ月間、取り調べが続いた。


ひき逃げがあったのは10月2日午後10時20分ごろ。高梨さんは、同僚のスーパー店長の男性(51)と歩いているところを、後ろから来た乗用車にはねられた。乗用車はそのまま逃走、現場にはドアミラーが落ちていた。
このスーパーでは、親類の万引き事件を巡って川越市の建設業の男(37)(恐喝未遂罪で起訴)が「けがをした」と言いがかりを付け、店長と高梨さんに9月下旬から数度にわたって治療費などを請求していたという。店側の被害届を受け、男は恐喝未遂で逮捕、起訴された。
男は、高梨さんらがはねられる約15分前まで2人に治療費などを要求していたという。高梨さんをはねたとみられる乗用車は、数日後に発見され、この男の所有と分かった。同課などは事件にこの男が関与しているとみて追及している。男は関与を否認しているという。(読売新聞 04/11/9)

そして、この報道から10日後、逮捕された。

埼玉県川越市で10月、男性2人が死傷したひき逃げ事件で、県警は19日、故意にはねたとして同市新宿町、建設業塚野昭司被告(37)(恐喝未遂罪で起訴済み)を殺人と殺人未遂容疑で再逮捕した。
調べでは、塚野被告は10月2日夜、市道を歩いていた東京都東大和市立野、スーパー経営会社社員、高梨真一さん(48)と、スーパー店長(51)を後ろから車ではね、高梨さんを頭がい内損傷で死亡、店長の右足に3週間のけがを負わせた疑い。
塚野被告は9月下旬以降、店長と、店舗統括役の高梨さんに対し、「身内が万引きをとがめられ、店員に取り押さえられた際にけがを負わされた」などといいがかりをつけ、治療費や慰謝料を請求していた。
県警は、現場近くの飲食店で事件当日、慰謝料などを巡って塚野被告と高梨さんらとの間で口論があった後、高速で走行する車が2人をはねたとの目撃情報を得たほか、現場にブレーキ痕がなく、落ちていたドアミラーが塚野被告の車のものと一致したことから、殺意があったとして、逮捕に踏み切った。塚野被告は事件翌日、車をレンタカーのトラックに載せ、茨城県内の解体業者に持ち込んだが、解体前に県警が押収した。
塚野被告は「はねたが故意ではない」と殺意を否認しているという。(読売新聞 04/11/20)

逮捕後、調べが進むと事件の背景が明らかになってくる。同時に警察の不手際も見えてきた。

埼玉県川越市で10月、スーパー店長(51)ら2人がひき逃げで死傷した事件で、殺人容疑などで逮捕された建設業塚野昭司容疑者(37)=恐喝未遂罪で起訴=が、事件前に店長を交番に呼び出し「おれは山口組なんだよ」などと脅し、金を要求していたことが、さいたま地検などの調べで10日、分かった。
調べによると、塚野容疑者は9月27日午後7時すぎ、川越市脇田本町の川越中央交番にスーパーで万引をした祖母(81)を引き取りに来た際、店長を呼び出した。祖母が取り押さえられた時にけがをしたと、店長に因縁を付け「謝らなかったらかたをつけるぞ。おまえの店なんか一発で決めてやる」と組員をかたり恐喝し、その後も電話などで店長らに金を要求。
10月2日夜、飲食店での交渉で要求を断られたことに怒り、歩いて店に戻る店長とスーパー本部の店舗運営部長高梨真一さん(48)を後ろから乗用車ではねて高梨さんを殺害、店長にけがを負わせ逃げたとされる。
交番では当時、川越署地域課の巡査部長ら2人がやりとりを目撃したが、積極的には制止せず、塚野容疑者を恐喝未遂容疑で逮捕したのは、ひき逃げ事件の2日後だった。
巡査部長らの対応について千葉照実・川越署長は「交番内で大声でやりとりしていたのは事実だが、威圧的な状況にならないように必要な措置は取った」と話している。
さいたま地検は10日、ひき逃げ事件の殺人と殺人未遂罪で、塚野容疑者を追起訴した。(sankei web 04/12/10)

そして、今年7月28日の判決公判を迎える。

埼玉県川越市で昨年10月、スーパーの男性幹部2人が死傷したひき逃げ事件で、殺人と殺人未遂、恐喝未遂罪などに問われた同市新宿町、建設業、塚野昭司被告(38)の判決公判が28日、さいたま地裁であり、福崎伸一郎裁判長は「反社会的で悪質極まりない」として求刑通り懲役20年を言い渡した。
判決などによると、塚野被告は同市内のスーパーで昨年9月27日、祖母が万引きをして店員に取り押さえられ、けがをしたことに憤り、同日~10月2日の6回にわたり、男性店長(51)らを脅して入院費などを要求。同店長と運営部長の男性(当時48歳)らが支払いを断ったことに腹を立て、同2日午後10時25分ごろ、同市脇田新町の市道で、歩行中の2人に後ろから時速約60キロで乗用車をぶつけて部長を殺害、店長に重傷を負わせて逃げた。判決は被告側の「店長への殺意はなかった」との主張も退けた。
塚野被告は閉廷後、傍聴席で遺影を掲げていた遺族や同店関係者らにば声を浴びせ、警備員らに制止されながら退廷した。(毎日新聞 7/28)

昨年の9月27日、塚野昭司被告は、店長を交番に呼びつけて、そこで、
「おれは山口組なんだよ」
「謝らなかったらかたをつけるぞ。おまえの店なんか一発で決めてやる」と怒鳴ったという。
彼の経歴などは何も分からないが、この発言から、粗暴な性格が読み取れる。
このとき、交番には川越署地域課の巡査部長ら2人がいて、彼らのやりとりを目撃していたという。
のちに、千葉照実・川越署長は「交番内で大声でやりとりしていたのは事実だが、威圧的な状況にならないように必要な措置は取った」と話している。

威圧的な状況にならないように取った必要な措置とは何か。
お笑いである。
「おれは山口組なんだよ」
「謝らなかったらかたをつけるぞ。おまえの店なんか一発で決めてやる」と怒鳴ることがすでに威圧的ではないか。
巡査部長らは、積極的には制止しなかったという。
その場をいかにやり過ごすかを優先し、今後、どのような展開になるかなど、想像しなかったのだろう。
それこそ、やりとりを目撃するだけで、予防措置など配慮になかったのだろう。

この警察の対応の拙さについては、その後、何の報道もないようだ。
事件の表側は収束に向かいつつあるように見えるが、この事件の遠因である警察の不手際に対する取調べは、まったく進んでいないようだ。こちらの方こそ、今後、こうした犯行を未然防ぐための対策作りの足がかりになるはずだろうに。

塚野昭司被告は裁判所で「これで終わったと思うなよ」と発言したが、これは、被害者の方々の警察に対する言葉でもあろう。



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Comment
・うーん
2chに貼られていたリンクから来ますた。

建設業で、そういうの名乗る人って、どうなんでしょう。

確かに、○○ワハウスなんて、そのY系の
フロント企業だったりすると、

建設業の人が言ってましたが。
トラブル対策のために、そういった、片足だけ入会する人が多いそうで。

脱会するときはやはり、1500万円ほど取られると。

この男の場合はどうでしょう。
半端モノだと思います。

2006/03/19(日) 17:48:35 * URL * a #8S63PFWQ[編集]

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