『寸胴鍋の秘密』
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rival
2005年09月05日 (月) 21:51 * 編集
「出来心でつい・・・」なんて言ってることからすると、彼女らは初犯なのだろうか。

福岡県警粕屋署は5日までに、スーパーの衣料品売り場で万引をしたとして窃盗容疑で福岡市西区の同じ団地に住む無職の女3人を逮捕した。3人は36歳、34歳、66歳で、日ごろから付き合いがあった。
調べでは3人は4日昼ごろ、同じ団地の女性(29)に誘われ、女性の車で福岡県粕屋町のスーパー「ジャスコ」へ。
36歳の女はショルダーバッグと衣料品(計約1万円相当)を、34歳の女は手提げバッグと衣料品(計約2万3000円相当)をそれぞれ万引し、駐車場で警備員に声をかけられ、現行犯逮捕された。
66歳の女はすでに車の中にいたが、駆け付けた同署員に婦人用シャツなど(計約2万3000円相当)を万引したことを認めた。
3人は「生活費を節約したかった」「出来心でつい…」などと供述。
買い物に誘った女性は「まさかこんなことになるなんて」と当惑しているという。(共同)



「同じ団地に住む無職の女、3人」に触発されて、以下は、下衆な寸胴鍋の邪悪な夢想。


【実録団地妻 真昼の熱いゲーム】

34歳・・・霧子 6号棟303室
36歳・・・和江 6号棟302室
66歳・・・キヨミ 8号棟101室
そして、静香(29歳)。8号棟201室

8号棟の201室に住む静香は、階下のキヨミが一人暮らしということもあり、買い物を行くときなど、よく誘う。今日も、2階のベランダから、1階で庭を掃いていた、キヨミに声をかけた。
静香「あら、キヨミさん、私これから、車でジャスコに行くんだけれど、いかない?」
きよみ「ああ、いつも悪いね、静香さん。あの二人にも声掛けてみるから、あと30分待ってね。」

キヨミが言った二人とは、霧子と和江である。彼女ら二人は、8号棟のはす向かいの6号棟の住人である。同じ棟の隣人であり、年も近く、息子同士が同じ学年ということもあり、仲がいい。
5年ほど前、雨の中、傘を持ち合わせていなかったキヨミを和江が自分の傘に入れたやったことからの付き合いだった。そのとき、キヨミはビニール袋に入ったままの衣料品を脇に抱えていた。
和江は、それがスーパーの袋に入っていないことに気づいたが、そのときは何も聞かなかった。

8号棟101室。
キヨミ「前回は、和江さんの圧倒的勝利だったわね」
霧子「そうそう。あのバッグのポイントが大きかったわよ。」
和江「寸法ポイントが40ポイントだったものね。金額ポイントは、低かったけどね」
キヨミ「今日は、そうはいかないわよ。先輩として頑張んなきゃ。私は、今日、時間ポイントで勝ち取るわ」

彼女らは、万引きの評価を3つの軸から行っていた。
つまり、金額軸と寸法軸、そして、時間軸である。
金額軸は、盗品の値札1万円毎に10ポイント、寸法軸は商品の幅10センチ毎に5ポイント、時間軸は10分ごとにマイナス5ポイントである。

例えば、2万円の幅20センチのバッグを30分で盗んでくれば、

2万円(20ポイント)+20センチ(10ポイント)+30分(▲15ポイント)=15ポイント

となる。つまり、金額が高く、物品が大きく、盗む時間が早ければ早いほど高得点となるシステムだ。

最初は、金額だけで評価していた。しかし、金額だけだと、貴金属などを盗むことが多くなり(まあ、ジャスコなので高は知れているが)、三人とも、何かスリルを感じないことに気づいた。だから、物品の大きさもポイントに加えることにした。いかに大きな物品を店員に知られないように取ってくるか、これでスリルが倍増した。
なお、時間軸の減点ポイントを追加したのは、盗む踏ん切りをつけさせる意味もあった。

ところで、その日の優勝者は、他の二人の盗品から好きなものを一つだけゲットできる権利が与えられていた。いくら自分が欲しいものを盗んできても、優勝しなければ自分のものにならない可能性があるのだ。
三人はアイデアを提供しあった。そして、このゲームはいよいよ熱く真剣なものになっていった。

玄関のチャイムが鳴った。軽自動車を玄関前に乗りつけ、静香が彼女らを呼びに来た。静香は何も知らない。ただの運転手だ。
腰を上げた3人は、静かに言い合った。「負けないわよ」

ジャスコに着くと、キヨミが静香に声をかけた。
「静香さん、あなたはいつも通り、食品を買いに来たのでしょ。私たちは、2階の衣料品フロアで買い物を済ませてくるので、先に車に戻っていてね。いつも通り、40分後くらいね」

静香が食料品売り場に向かうのを確認すると、三人は、おもむろに別れ、目指す盗品のところに足を運んだ。

最初に車に戻ってきたのは、キヨミだった。
来たときと同じように、ドライバー席のすぐ後ろのリアシートに座った。
「あら、静香さん、私が一番のようね」
「ええ、皆さん、まだ戻ってこないわ。」
キヨミは、ビニール袋に入った商品を確認しているのか、ビニールの擦れ音がした。
「ところで、キヨミさん、今日は何を買ったの?」
「シャツよ。もう秋物が安かったのよ」

キヨミは、計算した。
2.5万円(25ポイント)+30センチ(15ポイント)+30分(▲15ポイント)=25ポイント

(今日は、絶対、私が優勝だわ。あの二人、何を盗んでくるのかしら。楽しみだわ)

しかし、二人はキヨミが戻ってから、20分経っても帰ってこなかった。キヨミは、いよいよ優勝を確信した。

コンコン。ドライバー席の窓ガラスを叩く音がした。

「粕屋署のものですが・・・」
若い警官が車の外に立っていた。警官の向こうには、警備服を着たジャスコの保安員が立ち、その両脇に霧子と和江がうなだれて立っていた。

事情を察したキヨミは、リアウインドーを開け、警官に言った。
「生活費を節約したかっただけなの。出来心でつい…」

霧子と和江は、思わず吹き出したが、マズイと思ったのであろう、すぐに咳払いをしてごまかした。
まったく事情のつかめない静香は警官に目線を送り回答を求めた。
しかし、彼は、静香の目線を受けることなく、車から出てきたキヨミの肩に手を置き、店舗に戻るよう促した。

警官を先頭に、三人並んでジャスコの警備室へ連れて行かれる際、キヨミは、二人に言った。
「いいこと、今日は私、25ポイントだったんだよ」
三人のすぐ後を歩いていた保安員が、それを聞いて言った。
「あんたには、購入ポイントは付かないよ。買っていないのだから」
今度は、三人で吹き出した。



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あびる優が、万引き発言でテレビを干されたが、あびるゆうのような小娘がスーパーで万引きをやっている実態を昼間の番組でやっていたが、呆れるばかり。何が呆れるか。まず、犯罪を犯した、という罪の意識がまるでないこと。スピード違反にで捕まった感覚だ。対応も保安員を
2006/01/11(水) 08:57:53 * かきなぐりプレス
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