『寸胴鍋の秘密』
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strange person
2005年08月07日 (日) 11:48 * 編集
森氏の最後の談判。
首相公邸における1時間20分の会談の再現(一部推定含む)。


首相は、冷蔵庫から外国産の缶ビールを抱えてきた。

小泉「肴はこれしかないんだ」小泉は、テーブルの上のひからびたチーズとサーモンを笑って勧めた。

森「…ごっ、ご馳走じゃないか」寿司くらい出てくると思った前首相は詰り、苦笑いを浮かべた。

小泉「まあ、ビールで喉を潤してください」テーブルの上の外国産缶ビールを進める首相。

森「よく冷えていそうだね」

ビールを飲み干す二人。
しばしの沈黙の後、前首相は説得にかかる。

森「首相も、良く知っているように、みんな解散を回避するため努力している」

小泉「俺だって、なにも好んで解散するわけではないよ」

森は、サーモンを口にしたが、硬くて食べられなかった。

森「反対の人まで賛成して、それで解散をやって、その人たちを苦しめて何の意味があるんだろうか」

小泉「可決されれば問題ない。そのためにも森さんにも強力なバックアップをして欲しい」

森「党も国民も心配している。もう少し、何か知恵があってもいいんじゃないか。この時期に選挙をして、どういう意義があるのか」

小泉「そういうことではない。郵政民営化は、俺の信念だ。殺されてもいいぐらいの気構えでやっている」首相は、森氏の手を握り、「頼む」と力を込めた。
前首相は、テーブルの上のビールに手を伸ばし、小泉の手を振り払った。

森「法案可決で努力した人たちが解散で路頭に迷ったら、どう責任を取るつもりかね」

小泉「俺は総理大臣だ。郵政民営化をずっと言い続けてきた。絶対に可決する。可決のため努力してくれ」

森「内外には解決すべき懸案が山積している。国連、六カ国協議、北朝鮮、プーチン露大統領来日、予算、経済もある。今、解散すべきではない」

小泉「だからこそ、可決させて欲しい。」

すでに、小泉が持ってきた缶ビールは全て空いた。手持ち無沙汰になった森が首相に請う。
森「冷蔵庫に何かないのか」

小泉は、ウーロン茶を持ってきた。
小泉「これがあった」

森「政治空白は避けなければならない。これだけは政治家として容認できない」

小泉「可決してくれれば問題ない」

森「やっちゃいかん」

小泉「何度も言うが、俺だって、好んで解散するわけではない」

森は、切り口を変えて説得する。
森「今の情勢だと、総選挙に踏み切れば自民党が野党に転落しかねない」

小泉「話の順序が違う。まず、可決するよう努力すべきだ」

森「もういっぺんよく考えてみてくれんか」

小泉「変わらない。信念だ」

すでにウーロン茶も飲み干した。

森「もう、だれもあんたにはついていけない」

小泉「分かっている。俺は非情なんだ」

森「あなたは変人以上だな」

小泉「それでいいんだ」


二人は、缶ビールを10本飲み干したという。
注目すべきは、会談後、森前首相は、記者に外国産の缶ビールとチーズとサーモンしか出なかったことを説明したというが、その際、左手に握りつぶしたビールの空き缶、右手にはチーズがあったということだ。普通、こんなとき干からびたチーズを持ち帰るものか? たぶん、激論の末、激昂した森前首相が、そそくさと席を立ったのだろう。

自民党をぶっ壊すと登場した首相、本当にぶっ壊すのか、或いは、解散を振りかざして反対派に対する動揺をかけようとしているのか。
ただし、森氏の発言は、小泉首相の固い決意をあらためて表明示することで、賛否で揺れる参院議員や総選挙に動揺している衆院議員に揺さぶりをかけるのが真の狙いとの穿った見方もある。これが真意だとすると森氏はタヌキの縫いぐるみを着たキツネ役であり、会談内容もまったく違ったものであったろう。
いずれにしても、審判は明日下る。



一日一呆。一日一鼓舞。
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Comment
トラックバック有難うございます。
ついに、解散総選挙となりましたね。
このように再現されるなんて、たいしたものですね。
「普通、こんなとき干からびたチーズを持ち帰るものか? たぶん、激論の末、激昂した森前首相が、そそくさと席を立ったのだろう。」
こうした見方も鋭いですね。
今後ともよろしくお願いします。
2005/08/10(水) 13:52:55 * URL * 冨嶽百太郎 #-[編集]

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