『寸胴鍋の秘密』
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人事異動で金を儲ける男
2010年04月14日 (水) 20:50 * 編集
サラリーマンが、なぜ飽きもせず、同じ会社で半世紀近くも働いていけるのかを考えてみると、その一つの理由は、人事異動があるからだろう。
無論、行きたくない部署やしたくない仕事はあるわけだが、誰だって、入社して同じ部署や同じ仕事で40年近くも勤め上げるのは地獄だろう。
今現在、行きたくない部署にいる人やしたくない仕事に従事している人だって、人事異動があるからこそ、その間、我慢すればよいのだと考えようとする。
かように、人事異動とは、サラリーマンにとってリスタートできるチャンス、言ってみれば、希望の星なのだ。
今は4月、新しい部署や新しい仕事に燃えているサラリーマンも多いことだろう。
あてが外れ、嘆いている諸君は、もう少しの我慢だ。



厚生労働省は13日、同僚にニセの人事情報を流して現金100万円をだまし取ったとして、同省統計情報部統計企画調整室長(56)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。
地方への不本意な異動を取り消す名目で、現金を要求した。室長は同日付で官房付になり、依願退職した。

統計情報部によると、現金をだまし取られたのは、室長と同じ部に所属する1年後輩の男性職員(55)。室長は3月16日昼、同省周辺の喫茶店に後輩職員を呼び出し、「次の人事異動で地方に行く可能性がある」と虚偽の情報を伝えた。室長が「私のつてを使えば、現金100万円で回避できる」と持ちかけると、後輩職員は翌日、現金100万円を室長に手渡した。

室長に人事権はないが、かつて人事担当をしていた。
その後、後輩職員から相談を受けた同部内の同期職員が、今月7日に幹部に通報。事実関係を認めた室長は後輩職員に謝罪し、8日になって現金を全額返却した。(asahi com 4/13)


サラリーマンの希望の星を汚す男がいたものだなあ。
しかも、自分の部下に対してねぇ。
しかし、この室長、ケアが足りない。
人事異動が開示されたあと、後輩職員に対し、「なっ、貴方の地方への異動は回避できたろう。俺のお陰さ」とかなんとか、フォローしておけば良かったのにな。

しかし、金は動かないまでも、会社の中には、人事異動を餌にして策略する輩もいるのだろう。
この室長の発言は、「私のつてを使えば、現金100万円で回避できる」だったが、「私の仲間に入れば、回避できる」とか「○×派閥の誰それを陥れれば、回避できる」なんてのはあるンだろうな。
新聞沙汰にはならないけどね。

「金が必要だった」という室長。
彼は人事異動を飛び越えて、依願退職となってしまった。
たった100万円のために。
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参議院の投票ボタン
2010年04月05日 (月) 21:38 * 編集
民主党は1日、自民党の若林正俊参院議員の懲罰動議を参院に提出した。前日の参院本会議でNHK予算を採決する際、自民党の青木幹雄前参院議員会長の投票ボタンを隣席の若林氏が押したという。青木氏によると、途中退席で採決時には議場にいなかった。参院事務局によると、他人の投票ボタンを押したとする懲罰動議は過去に例がない。(asahi com 4/2)

若林正俊参院議員は、10回もボタンを押したのに、「魔がさした」と言っている。
この発言を聞いて思い出したのが、3月30日の日本経済新聞の春秋欄。
「アフォーダンス」について記述があった(阿呆ダンスではなく、アフォーダンスである)。
認知心理学における概念ということだが、なんでも、「モノには、人間に特定の行動を促す秘密の信号が満ちていて、この力が強い工業製品ほど、デザインが優れている」らしい。

電気ポットはここ押してねぇと訴え、冷蔵庫は早く開けてと、媚びる。
携帯電話は通話して欲しいと強請り、プリンターは印刷物を排出してねと訴求する。

なるほど。
こんな風に思わせる機器は、使う者をその気にさせる、優れたデザインを持つのだろう。
まあ、究極、工業製品で最も優れたデザインは、所有したいなと思わせるものなんだろう。

ところで、若林正俊さんをして押させてしまった投票ボタンというのは、さぞ、優れたデザインなんだろうと、ネットで調べてみると、こんなものらしい。


参議院の投票ボタン

とてもデザインとは呼べない代物だ。
ダサい。
押したいと訴求させるものなんてなにもない。
若林正俊さんがボタンを押してしまったのは、アフォーダンスによるものではなく、邪悪な心のようだ。

しかし、今後もこんな輩が国会の中をうろつくようだと、賛否の集計はあてにならない。
今後、参議院のイスには、投票ボタンと連動した着座センサーを設けるなり、ボタン装置に指紋認証システムを導入するしかないだろう。
一人の問題児のために、多くの金がかかること。

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