『寸胴鍋の秘密』
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今回の失敗
2008年03月02日 (日) 21:29 * 編集
今回の洋行で、とんでもない失敗をしてしまった。

ヒューストン空港で、入国審査の順番を待っているときだった。
トランジットまでは2時間。
余裕のはずだが、この入国審査、結構時間が掛かる。
入国の目的を聞かれたり、指紋を取られたり、顔写真も撮影するのだ。

寸胴鍋は、入国審査用の用紙とボストンバックを持っていた。
入国審査用の用紙は、機内でM205を使かって記入した。記入漏れはないはず、万全だ。
一緒に出張となった仲間は、別の列に並び、もう審査を終え、トランジットの手続きの場所へ向かっていた。
早く進まないかな。寸胴鍋の列は、進み方が遅い。

あと、自分の順番まで3名くらいと言うとき、席に座っていた黒人の入国審査官が、立ち上がり、こちらに向かって歩いてきた。
私の前に並んでいる人の用紙を指差し、なにやら言っている。
「何だろう」と耳を澄ますと、どうやら、入国審査の用紙には宿泊ホテルとその住所を書くべきなのだが、ホテルの住所が書いていない者が多いので、住所を記入しておけと言っているらしい。
寸胴鍋の用紙を見てみると、案の定、ホテルの名前だけで住所までは入っていない。
ボストンバックを床に置き、中から、M205と住所の書かれた資料を取り出し、用紙に転記し始めた。
ちょっと焦った気持ちがあったのは確かだ。
次の瞬間、列が動いた。
寸胴鍋も、それに続こうと、M205と用紙を持ったまま、床のボストンバッグを引っ張り上げ、1メートルほど移動とした。
その時だった。
なんと、M205のペン先をボストンバックのショルダー部に引っかかったまま、移動してしまったのだ。
M205を見ると、ペン先が上を向いて、思い切って、開いてしまった。
こんな状態になってしまったら、万年筆は書けない。
ボールペンを取りだし、用紙にホテルの住所を記入した。

その夜は、デトロイトでの宿泊となったが、ホテルの部屋でペン先を見ると無残な状態。
無理やり手で直してみるが、上を向いた状態は治ったものの、左右のペン先は段違いのまま。
なんとか、字は書けるが、引っかかって書きづらい。

日本に帰ってからも、直して見たが、素人には無理だ。
最終的には、ペン先が波打ったような状態になってしまった。

結局、また通販で、M205を注文した。
ニブは、前回と同様のFとした。
注文した翌々日には、新しいM205を手にすることができたが、今回手にしたものは、やや渋いインクフローである。それもあってか、前のものと比較してやや細字。
前回のM205のインク吸入のノブの回転はやや硬すぎたが、今回のはスムーズに回る。
ペリカンといえども、バラツキはあるようだ。

しかし、なんでも、焦るのはだめですな。
改めての教訓です。



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