『寸胴鍋の秘密』
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カラ残業とサービス残業
2006年09月30日 (土) 19:16 * 編集
寸胴鍋は民間企業に勤めている。
新しい仕事がどんどん増えるのに、人の充当はなかなかできない。
これは、通常の民間企業なら、どこの会社でも持っている悩みだろう。
どうしても、一人当たりの業務の密度は増すことになる。
ところがどうだ、この方々は。


カラ残業で05年に職員約7900人を大量処分した大阪市が、市長部局や消防局、区役所の職員計3万1千人を対象に、10月からICカードによる出退勤管理システムを導入する。財政難のなか、開発に約1億円、運用に毎年約3千万円かかるが、「これ以上、市民の信頼を損ねるわけにはいかない」と、再発防止の決定打と期待している。
ICカードは職員証を兼ねており、出退勤時に職場の読み取り機にかざすと、時刻が記録され、コンピューターで一元管理される。
従来は出勤時に出勤簿に押印するだけで、出欠は確認できるが時刻はわからず、退勤時には押印の必要もなかった。今後はコンピューターに記録された退庁時刻と、残業時に記入する超過勤務命令簿を照合することで、カラ残業を見破ることができるようになる。
ただ、先行してICカードを導入した市交通局では昨年11月、残業する同僚にカードを渡して、自分も残業していたように装うカラ残業が発覚した。市はカードの貸し借りを禁じ、違反すれば懲戒処分にする方針だ。(略)
大阪市のカラ残業は04年に発覚。01年4月から04年10月にかけ、全庁の延べ5805人が残業代計約1億2千万円を受け取っていた。(asahi.com)

このシステム開発に約1億円、運用に毎年約3千万円かかるという。
過去3年カラ残業代として、1億2千万円を無駄に支払っていたのだから、損得計算として果たして成り立つのか。
しかし、誤魔化されてはいけない。
そもそも、本来、こんな費用は不要なのだ。

一方、民間の実態も紹介されていた。


従業員1000人以上の大企業の80%に、心の病を理由にして1カ月以上休んだ社員がいることが厚生労働省の調査で分かった。1カ月100時間を超える残業をした社員がいる大企業も44%に上った。
調査は昨年10月、全国の1万2000社を対象に実施し71%が回答した。
それによると、過去1年間に心の病で休業した社員が1人以上いる会社は全体の3%。会社の規模が大きくなるほど増え、従業員数が300-499人で41%、500-999人で66%、1000人以上は82%だった。
休業が1カ月以上に及んだ社員がいる割合を同様に規模別でみると、それぞれ35%、63%、80%だった。
厚労省は「休業者の多くが1カ月以上休業していることになり、いったん心の病になると、症状は重くなる傾向を示しているのではないか」と話している。
一方で、1カ月100時間超の残業をした労働者が1人以上いた企業は全体の13%。同様に会社の規模が大きくなるほど高く、300-499人で23%、500-999人で40%だった。(共同通信)

会社の規模が500~999人だと、1カ月100時間超の残業をした労働者が1人以上いた企業は40%という。
しかし、これはあくまで、厚生労働省が民間企業に対して実施した調査であるから、実態が、これ以上であることは疑いない。
果たして、サービス残業の実態がどの程度数字に加味されているのか。
ほとんどされていまい。

片方では心が病んでカラ残業、もう一方は、サービス残業で心が病む。

昨日、新しい首相が、次のように語った。
『国や地方の無駄や非効率を放置したまま、国民に負担増を求めることはできません。抜本的な行政改革を強力に推進し、簡素で効率的な、「筋肉質の政府」を実現します』

問題はすでに明らかになっている。
課題は、方策の具体化だ。
改革というのだから、従来型の方策ではなく、一歩も二歩も踏み込んだドラスチックな策を早急に講じて欲しいものだ。



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29歳の尊厳
2006年09月26日 (火) 22:45 * 編集
法律的には正しい解釈なのだろうが、被害者の心理からすると、釈然としない判決だ。

1978年に殺害された東京都足立区立小学校の教諭石川千佳子さん=当時(29)=の母と弟2人が、2004年に自首したものの公訴時効で不起訴となった元同校警備員の男(70)と区を相手に、約1億8600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁の永野厚郎裁判長は26日、殺人について、不法行為から20年で請求権が消滅する民法の除斥期間を適用、請求を棄却した。
 その上で、遺体を26年間自宅の床下に隠したことに対し、「遺族が故人を弔う機会を奪い、敬愛や追慕の念を著しく侵害した」と述べ、男に330万円の支払いを命じた。区に対する請求は棄却した。遺族側は控訴する方針。(時事通信)

26年前だから、犯行時、警備員の男は、44歳。
しかし、彼女は殺された当時の29歳のままだ。
時は止まったままである。

先日、この元警備員がテレビに映し出された。
犬を散歩していた彼にインタビューをしようとする取材者に対し、元警備員の男は、手に持った傘のようなものを大きくかざし、取材者を威嚇し、遠ざけていた。

この男は、陳述書を書いている。
その中で、殺害の経過を次のように記している。朝日新聞からの引用。


78年8月14日夕。校舎の巡回中、1階給食室前の廊下で、プール当番の日直だった石川さんとぶつかりそうになった。
「こんなところで何をしているのだ」と近寄ると、バッグの様な物で私の顔を殴ってきた。払うとひっくり返り、大声をあげた。
こういう状況を作る目的で罠をかけてきたのではないか。処分されてたまるかと強い怒りが生じ、夢中で両手で首を押さえた。

さらに、遺体を自宅の床下に埋めた後のことについて、次のように書いている。

遺体を埋めた和室の畳の上はよけて通るようにしたが、妻と一緒の時は不自然にならないように平静を装った。
催眠術の本を買い、自己暗示をかけた。「お前は何もしてない。恐れることはない」。
目を閉じて繰り返し、歳月がたつうちに事件をあまり思い出さなくなった。

この男は高校卒業後、刑務官やタクシー運転手など職を転々したあと、37歳で区立小の警備員に採用された。その生活については、次のように書く。

弁当に睡眠薬を入れられ、有毒ガスをまかれるなど、小学校で教員たちから嫌がらせを受けた。

現実離れし、まったく理屈に合わない話ばかりだ。
無理やり29年の人生を総括された上に、さらに、こんな理不尽なことを言いたい放題言われる。
死人に口なしである。
彼女は殺された29歳のまま、なにも反論できない。

今回、「石川さんの遺骨を26年余り隠匿し続け、遺族の追慕の念を侵害した」ことで損害賠償額330万円の判決が出たわけだが、石川千佳子さんの人生の尊厳に対する賠償はないのか。
あまりに酷だ。



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飲酒中運転
2006年09月24日 (日) 12:37 * 編集
桃井かおりの曲の中に、「ドライブ中にビールが飲めれば最高なのに」という主旨のものがある。
言外に、そんなことはできないので、残念ということが感じられる曲だ。
しかし、現実には、飲酒運転ならぬ飲酒中運転によって、最高の時間を過ごしている連中がいるようだ。


鹿児島県警名瀬署は21日、無免許運転したとして道交法違反の現行犯で同県奄美市名瀬根瀬部、無職渋谷広信容疑者(65)を逮捕した。缶ビールを飲みながら運転していたという。
調べでは、渋谷容疑者は同日午前10時40分ごろ、同県奄美市名瀬知名瀬の県道で無免許で軽トラックを運転した疑い。
ひき逃げ事件を捜査中の名瀬署員が缶ビールを手に運転している渋谷容疑者を発見し、職務質問して無免許が発覚した。飲酒量が少なく、呼気検査をしたが飲酒運転には当たらなかった。軽トラックは無車検、無保険状態だった。
同容疑者は調べに対し「帰宅途中にビールを買ったが、家に着くまで待ち切れなかった」と話しているという。(共同通信 9/21)

凄いおっさんだ。
無免許の上、酒を飲みながら、無車検、無保険状態の車を運転していたという。
「帰宅途中にビールを買ったが、家に着くまで待ち切れなかった」という発言にあきれていたら、同種の輩が沢山いるらしい。


検問で飲酒運転が判明したドライバーに対し、大阪府警が酒の入手先や飲酒場所などを聞いたところ、最多の「居酒屋」(50・5%)に次いで、「コンビニエンスストア」(12・4%)が2位となったことがわかった。
調査は6月27~30日、府内で実施した飲酒検問で、アルコールを検出したが酒気帯び運転の基準に満たず、警告にとどまった97人を対象に実施した。
それによると、飲酒場所で最も多かったのは「居酒屋」で、ほぼ半数の49人。次いで「コンビニで買った酒を飲んだ」「ファミリーレストラン」が各12人。「コンビニ」と回答した者は「飲みに行くより安い」などと説明。運転中に飲んだ者もいて、「ビールは冷えているうちがうまい」と反省の色も見せずに話したケースもあったという。(読売新聞 9/21)

「ビールは冷えているうちが旨い」と運転中に飲む者もいるという。
そりゃそうだろう。
誰だって、温まったビールなど飲みたくはない。
彼らは、奄美市のおっさんと同様に、我慢できないらしい。
これは、すでにアルコール中毒だ。

自動車運転免許の交付には、視力検査と共に、アルコール依存度の検査が必要かもしれない。



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どこへ行く日本
2006年09月20日 (水) 22:21 * 編集
今日の自民党総裁選挙の結果、とりあえず、今後3年間は安倍晋三政権となる。
日本という国は、これからどのような道を歩んでいくのだろうか。


自民党の安倍晋三新総裁は20日、党本部で記者会見し、26日召集の臨時国会では教育基本法改正案と、11月1日で期限切れとなるテロ対策特別措置法延長の改正案成立を最優先する方針を表明した。
党役員・閣僚人事については「老壮青のバランスのとれたチームにしたい」と指摘するとともに、「(麻生太郎外相、谷垣禎一財務相の)2人も含め自民党みんなが力を合わせることが来年の参院選勝利につながっていく」と強調した。
参院選の党候補差し替え問題に関しては「再度点検をし、(選挙の)態勢が整っていかないなら見直すことはありうる。緊張感を持って戦いを進めていく必要がある」と改めて差し替えの可能性に言及した。
消費税問題では「私は(消費税を)上げないと言ったことは一度もない。税制の抜本的な改革の中で考えていかなければならない」と述べた。(毎日新聞) 

「あからさまなナショナリスト」ワシントン・ポスト
「ぶれない姿勢を信頼している」拉致被害者有本恵子さんの母嘉代子さん
「私たちは国会で戦いやすい」民主党の渡部恒三国対委員長
「歴史をものすごく勉強している」政治評論家の屋山太郎氏
「国民を動かすようなコミュニケーション能力に欠けている」駿河台大学・副学長、成田憲彦氏
「頭が悪い」「空っぽな風船」田中真紀子元外相
「最も戦争に近い総裁」社民党の福島党首

本日の新聞紙上に載っていた人物評価である。

極論すれば、どんな人物であってもいい。
戦争がなく、皆が平和に暮らせる世の中の実現に努めてくれる人ならば。
だが、こんなことは、誰でもが思い、考えることである。
然るに、世界のあちこちで争いが起き、無為に市民が殺されている。
日本だって、どこかで、なにかをちょっと間違えれば、そんな状況にならないとはいえない。

新しいリーダーの一挙手一投足を継続して吟味していかねばならない。



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酩酊の夜の反省
2006年09月17日 (日) 18:51 * 編集
15日の金曜日の夜、久しぶりに、しこたま飲んだ。
一軒目の蕎麦屋で、生ビール一杯、日本酒3合。
二軒目のバーで、ウィスキーのオンザロックをツーフィンガーで3杯程度。
結構な酩酊状態となった。午前様となり、タクシーでのご帰還となった。
いつもは車通勤であるが、あらかじめの飲み会なので、電車での出社。
「飲むなら乗るな」の実践であるが、しかし、世の中では、あの事故の後でも、これが止まない。


岡山県警井原署の巡査部長(60)が出勤時に飲酒運転した疑いがあるとして、県警監察課から事情聴取を受けていたことが17日、分かった。
監察課などによると、巡査部長は15日午後9時すぎ、住居兼用の駐在所から留置管理業務のため十数キロ離れた井原署に向け出発、午後10時前に署に着いた。勤務は午後9時からだった。
署に到着後、同僚が不審に思い、上司が問い詰めたところ、焼酎を飲んで運転したと認め、呼気1リットル中0.5ミリグラムのアルコールが検出された。道交法では0.15ミリグラム以上で酒気帯び運転とされる。
県警監察課は「事実を確認中。事実であれば厳正に処分する」としている。
この日は全国一斉飲酒運転取り締まり強化週間中で、岡山県警も各地で検問していた。(sankei web)

取り締まりを行うべき警察がこの状況だから、推して知るべしである。

ところで、この記事に、呼気1リットル中0.5ミリグラムのアルコールが検出されたとある。
海の中道大橋事故の今林容疑者は、事故後に、友人に持って来させた水を飲んだうえで呼気検査を受け、呼気1リットル当たり0.25ミリグラムのアルコールが検出されているが、水を飲まなければ、事故当時は0.5ミリグラム程度あったのではないかといわれている。
この呼気1リットル中のアルコール濃度はどのようなものか。

道路交通法によると、飲酒の量にかかわらず酒に酔って、正常な運転ができないおそれがある状態で運転する行為を「酒酔い運転」とし、懲役3年以下、又は罰金50万円以下の罰則となり、免許取り消し2年となる。
また、酒酔い状態は認められないものの、呼気1リットル中0.15mg以上または、血液1ミリリットル中0.3mg以上のアルコールを身体に保有した状態で運転する行為を「酒気帯び運転」としている。
また、酒気帯び運転の場合は、懲役1年以下又は罰金30万円以下の罰則である。
呼気1リットル中のアルコール濃度0.15mg~0.25mg(血液1ミリリットル中0.3mg以上0.5mg未満)の場合は、免許停止(6点)。
呼気1リットル中のアルコール濃度0.25mg以上(血液1ミリリットル中0.5mg以上)だと、免許停止(13点)となる。

血液1ミリリットル中のアルコール濃度の算式がある。
血中アルコール濃度(%)=<飲酒量(ml)×アルコール度数(%)>÷<833×体重(kg)>
呼気中の濃度は、血中濃度(mg/ml)の2倍である。

これを自動計算してくれるホームページがある。


(サントリーホームページ)

これで測定すると、金曜日の夜、寸胴鍋の血中アルコール濃度は、0.35%と出た。診断としては、酩酊ではなく、泥酔と出た。
コメントには、『命にかかわる「かなり危険な状態」に近づいています。このような状態になるまで飲むのはやめましょう。「イッキ飲み」でいきなり泥酔期に入ってしまうケースもあります』とある。

Wikipediaにもアルコール濃度に関するデータがあった。
0.40% 昏睡、死
0.30% 昏睡期: 意識の喪失
0.20% 泥酔期: 錯乱、記憶力の低下、重い運動機能障害(立つことができない等)
0.10% 酩酊期: 運動の協調性の明らかな障害(まっすぐに歩けない等)
0.08% 運動の協調性の低下,反射の遅れ
0.05% ほろ酔い期: 陽気,気分の発揚

おいおい、俺は、危なく死ぬところだったのか(いや実際、翌日は死んでいた)。
まあ、午後7時から飲み始めて、終了したのが午前1時だから、約6時間かけて飲んだ量である。全ての飲み物を一気に飲んだわけではないから、単純に足し算すると0.35%になるのだろうが、実際には違う数字になると思う(酒飲みの悲しき主張)。

酒気帯び運転となる呼気中のアルコール濃度0.15mgとは、血中アルコール濃度でいうと、0.03%に相当する。これは、缶ビール1本である。また、瓶ビール1本のアルコールを分解するには3~4時間もかかるという。
あらためて、「飲むなら乗るな。乗るなら飲むな」である。



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飲んだら動かなくなる車
2006年09月13日 (水) 22:37 * 編集
飲むなら乗るな。
乗るなら飲むな。
言うは易し。
所詮、人間なんて意志が弱い動物。全ての人を規制できない。


飲酒運転による死亡事故が頻発する中、自動車メーカー各社が「飲んだら動かなくなる車」の研究を進めている。日産自動車はアルコールを検知するとエンジンが動かない車の開発を検討、最大手のトヨタ自動車も研究に着手している。「安全」が最大のテーマである自動車メーカーの間で飲酒事故防止に向けた対応が加速しそうだ。(時事通信)

寸胴鍋は、昨年の2月から言っている。

「飲んだら乗るな」とはいうものの、これは意志の弱い人間にとっては、ハードルにはなりえない。
飲酒運転を撲滅するには、アルコールを検出するとエンジンが始動できない車を開発・販売するしかないか。
或いは、酔ってエンジンをかけると、乗員共々大爆発してしまう車のアイデアもあるが、これは、いかにも危険すぎるだろう。

東京新聞によると、日産自動車が今月初めに開いた研究・開発部門の会議で、飲酒運転の防止装置を搭載した自動車の開発に着手する方針を決めたという。
そのアイデアとしては、
■運転席に取り付けたストローのような管に運転者が息を吹き込み、一定濃度以上のアルコールが検知されるとエンジンがスタートしない。
■酩酊状態だと正確に打ち込めないように、ケタ数の多い暗証番号を設定してエンジンがかからないようにする。

日産は「開発はそれほど難しくない」とし、早晩この機能を持った新車が登場するだろうが、2番目のケタ数の多い暗証番号のアイデアは、最近、とみに記憶力の衰えた寸胴鍋には、採用して欲しくない。

ところで、一歩前進のようにも思えるが、課題も残る。
すでに販売され町を走ってる車をどうするかだ。
日本を走る全ての車が、この機能を持つ車に更新するには、少なくも10年はかかるだろう。
その間、この機能を持たない車は、酩酊した者が町を走り回ることになる。
自動車メーカーの開発と共に、法律的な縛りをかけない限り、状況は格段には改善されない。

数年後に、この機能を付加しないとその車は運転できないこととし、その間、飲酒運転者には免許停止の処分に加え、数百万円程度の罰金を課す。
その金を、既存車へのこの機能を装備するための費用の補助金にあてたらどうか。
一台あたり数万円で装備できるようになれば、ハードルとしては高くはないはずだ。



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昨晩の雷で考えたこと
2006年09月11日 (月) 21:45 * 編集
まあ、凄い音と雨の量だった。
雨の量はまだしも、雷の音は生まれて初めて聞く音だった。


関東地方は東京や千葉、埼玉、神奈川各都県を中心に11日未明から朝にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、各地で停電の発生や家屋の浸水などの被害が出た。
気象庁や東京電力などによると、前線の影響で埼玉県では1時間に50ミリを超える激しい雨が降り、さいたま市や鴻巣市などの計約2000戸で落雷のため停電した。
神奈川県などによると、横浜や藤沢、茅ケ崎各市で計約2600戸が停電した。
東京都西東京市では2棟が床上浸水。都内各地でも停電があった。(共同通信)

雷の音で目が覚めた。
午前3時を少し過ぎたところだった。
ここ数年、雷の音が変わってきたなとは感じていたが、昨晩のそれは、今までの雷の音とはまったく違う音だった。
強力な高射砲を何台も並べ、撃っているかのような音であった。
雷は好きではないが、あれだけの恐怖を感じたのは初めてだ。

今日の報道によると、関東地方南部に湿った温かい空気が入り込んでいたところに、秋雨前線が南下してきたため、大気が不安定な状況になったというが、そんな一過性の理由ではないはず。

これは地球温暖化の影響だ、勝手放題してきた人類に対して、地球のご機嫌はもう直らない、と寝ぼけた頭で思った。



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宝くじで連チャン
2006年09月10日 (日) 22:31 * 編集
ジャンボ宝くじの一等賞を二度もゲットした人はいないだろう。
しかし、規模はすこし小さいが、1億円の宝くじを2度引き当てた人が出た。


米ニューヨーク州の宝くじで4年前に100万ドルを当てた女性が先月、宝くじで再び賞金100万ドルを獲得していたことが分かった。
幸運の女神が2度微笑んだのは、ロングアイランドの総菜店で働くバレリー・ウィルソンさん(56)。ウィルソンさんは地方紙ニューズデーに対し、「最初の当選の時は信じられなかったけれど、今回は『神様がわたしに味方してる』と思ったわ」と喜びを語った。
同州当局によると、4年前にウィルソンさんが当選した時の確率は520万分の1。先月の当選確率は70万5600分の1で、両方に当選する確率は3兆6691億2000万分の1と極めて小さいという。
思いがけない大金を手にしたウィルソンさんだが、少なくとも今年12月まではこれまでの仕事を続けたい考え。賞金は5万ドルづつ20年間にわたって支払われる予定で、ウィルソンさんはこれを住宅購入資金に充てるという。(CNN)

1ドル、116円だから、580万円づつ20年間支払われるわけか。
計1億1千6百万円也。
しかし、「神様がわたしに味方してる」という彼女の発言、理解できる。
3兆6691億2000万分の1の確率というのだから、こうでも表現しない限り、説明しきれない。

ところで、寸胴鍋も宝くじファンだ。
ジャンボは毎回買う。バラと連番で6000円の出費だ。年5回の販売だから、年間3万円も支払っていることになる。

過去、最高の賞金は、10万円だ。
ある日曜日の遅い朝、自室でコーヒーを飲みながら、新聞を読んでいると、宝くじの当選番号が載っていた。
ちょいと手を伸ばし、机の上の宝くじを取った。
封を破り、いつものように連番のほうから、番号をチェックし始めた。
連番の照合時間は短い。あっという間に終わってしまうのが通常だ。
ドキドキ感はバラの方が上だ。楽しみはあとにとっておく方だ。
いつもの通り、1等も2等もだめ、じゃ、次はと見ていく。
そして、3等か4等を照合しているとき、目が点になった。
10枚の一番上の宝くじの番号が下一桁を除き、ピッタリだ。
「うっ」と短く声を出した。

物凄いスピードで頭が回転した。
いいか。
右手に持っているこの宝くじを一枚めくったときに、数字が下降すれば、当たる。しかし、数字が増えていくと外れだ。
一枚めくった。
数字が減っている。
やったぞ。

「当たった、10万円だ」
ベランダで洗濯物を干していた連れに、「おい、やったぞ!」と大声で言った。
少しして、部屋に入ってきた連れは、「なに? コーヒーでもこぼしたの?」
その後、お互いやや震えながら、番号を2度ほど確認した。

今から考えれば、連番で下一桁の違いだから、数字が上にいこうが下にいこうが、当たっていたわけだが、そんな余裕はなかった。

まあ、こんな感じだから、3億円が当たったら仲良くショック死だろう。



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オープンが過ぎたオープンキャンパス
2006年09月10日 (日) 13:15 * 編集
常磐大学の第2回オープンキャンパスは、今年7月22日、9時から15時までの開催された。
常磐大学がどのような大学なのかを知らしめるイベント型のオープンキャンパスであり、そのメニューは、模擬授業・入試説明・個別相談・特別企画・スタンプラリーなどであった。
それぞれは学部別に開催され、国際学部では特別企画として、「半日で分かる国際学部で何が身につく?」というイベントをR棟、Q棟国際交流語学学習センターで実施した。
また、これと並行して、個別相談がR棟で開催されていた。

午後、オープンキャンパスに参加した女子高校生2人が、国際学部の演習室で教授と進学相談をしていた。
対応していた教授は、国際学部の学部長を務める、A教授(53歳)であった。

以下は想像であるが、たぶん、事実とそれほどの相違はないだろう。

(良い子は読まないでね)


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海の中道大橋事故、その後
2006年09月08日 (金) 22:14 * 編集
海の中道大橋事故については、その後、報道が続いた。

容疑者の男が事故現場までの道順について「覚えていない」ほど飲んでいたこと、衝突後、酔いを醒まそうと、仲間にペットボトルの水を持ってくるように指示し、それを大量に飲み血中アルコール度を引き下げていたこと、運転していた理由は、「女性をナンパしようと思い、車で福岡市中心部に向かってドライブしている途中だった」ことなどなど。
容疑者の呆れた行動に関するものが多かったが、対策めいた報道は少なかったと思う。
本日の次の記事は、その少ない報道の一つだ。


福岡市東区の海の中道大橋で同市職員が飲酒運転し、幼児3人を死亡させた追突・転落事故をめぐり、市は事故が起きた同大橋の防護柵(ガードレール)を、車両用に付け替える方針を固めた。
同大橋の事故があった側の車線にある防護柵は国の基準に基づいて設置されていたが、歩行者用だったため、車両事故には耐えられない構造だった。
今回の措置は、事故車両が防護柵を突き破って転落した場合の二次的な事故被害を引き起こさないための安全策。「事故再発に向けた具体的な動きの一つ」という。
道路構造や防護柵は、国が定めた道路構造令の基準に基づいており、市は「行政上の瑕疵はない」との立場だが、道路の安全性を向上させることも交通事故の被害拡大を防ぐと判断、防護柵を付け替えることにした。
市は今回の事故を受けて、国でも防護柵設置基準の見直しが進むとみており、今後、国の動きを見ながら、防護柵付け替えの具体的な時期などを検討する。(毎日新聞)

海の中道大橋事故に関しては、これについて記述した当ブログの記事に対して、貴重なコメントをいただいた。
都市計画の立場から最高速度制御車の研究されている小栗幸夫という方からだった。
やり取りを再掲する。




・欄干強度が問題か?

おはようございます。「海の中道大橋」「事故」のキーワード検索でトップに出ていた貴ブログを拝読しました。
まず、亡くなった3人の幼い子たちに冥福を祈ります。この問題ブログに記されていることに敬意を表します。その上で、欄干強度が問題か? と問題提起をします。
欄干から落ちたことで惨事はよりショッキングなものになっていますが、欄干が強度の高いものであれば別の形の大事故になったでしょう、
このことについて私は自分のブログに書いています。http://blog.livedoor.jp/oguriyukio/をご覧ください。
この事故に注目していきたいと考えています。私は都市計画の立場から最高速度制御車の研究をしています。
2006/08/28(月) 10:18:35  小栗幸夫



・ありがとうございます。

小栗幸夫さん、メールありがとうございました。
また、問題提起、ありがとうございます。
貴殿のおっしゃる通り、不適切な強度を防護柵に持たせれば、それとの衝突でさらに惨事は大きくなったかもしれません。
私もブログの中で、「ガードレールの設置については、現状以上の特別な配慮が必要ではないか」と記した通り、単に頑強な防護柵を設置すべしと考えたわけではありません。
また、今回の事故の問題が全て防護柵にあるなどとは思っていません。
但し、今回のケースの場合については、転落した側の防護柵は、車の衝突は想定していない、歩行者が橋から落下しないためのものだったことは、留意すべきだと思います。
問題を解決するためには、長期的な視点から取り組むことと、短期的な取り組み、つまり、緊急対策的な対応があります。この両方からのアプローチが必要だと思います。
悲惨な事故をなくしていくには、小栗さんの提唱されている方法も非常に有効だと思います。
ただし、現実、このような悲惨な事故が起きてしまったのですから、似たような悲劇が起きるのを防ぐため、早急に現実的な解決策を講じることも大事なことだと思うのです。
おっしゃる通り、本質的な解決ではないにしろ…。
2006/08/28(月) 23:08:41 寸胴鍋



・返信、ありがとうございました。お考えよく理解します。その上で・・・

またお訪ねし、私のコメントに返信をいただいたことを知りました。ありがとうございます。
あらためて、この事故を取り上げらていらっしゃることに敬意を表します。ご意見も理解します。その上で、私は欄干強度の問題を議論してはいけない、と言っているのではなく、そこに留まってはいけない、と考えていることをお伝えします。
一度の自動車事故の死亡者は1~2名、多くて5~6名。それゆえにたとえば福知山線事故で100人を超す方が亡くなったことと比べると衝撃の減衰が速い。その結果、報道もすくなくなり、長期的な対応がとられない、このような事態を懸念しているのです。
WHOのレポートでは世界の交通事故死は年間120万人という数値を採用しています。
とにかく、私たちがこの惨事を忘れないことが重要です。私は安全車の研究をやっていながら、万博に出たり、全国キャンパスが報道されたりで、一番重要な事故現場を見る、知るという原点をついつい忘れがちになってしまいます。(私の姉も97年に事故で死亡していますが。)自戒の念をこめて、自分の意見を言っています。
私のブログhttp://blog.livedoor.jp/oguriyukio/にこのことを書きます。ご覧ください。
ときどき訪問させていただきます。よろしくお願いします。
2006/08/30(水) 13:24:31  小栗幸夫



寸胴鍋のブログなど、単なる思い付きの羅列である。
取り上げる事件や事故に関する造詣など、ほとんどなく、気付くまま、或いは気持ちの思うまま、ペン先が走るままに記述しているだけ。軽薄を字でいくようなものだ。
小栗さんのコメントは、こんなブログにいただいた貴重なご意見の一つだ。
彼のブログを訪問し、読ませていただいたが、その取り組みに対して最敬礼である。

ところで、今回の記事は、福岡市が海の中道大橋の防護柵を、車両用に付け替える方針を固めたというものである。
小栗さんの取り組まれている本質的な解の提供ではないにしろ、今回のような悲惨な事故を少なくするための一つの取り組みとして評価したい。

海の中道大橋事故については、今までのところ、続報が連日のようにある。
しかしながら、小栗さんの危惧する通り、今後は、報道も少なくなり、その結果、長期的な対応がとられないことになるかもしれない。
これを防ぐためには、今回の事故を我々の記憶の中に強く留めておき、真の解決策はどうあるべきかを考えていくことが必要である。

対処療法的にしろ、本質的な解決方法にしろ、これらに関した報道が少ないのが残念である。

(寸胴鍋の秘密 海の中道大橋の事故)
(寸胴鍋の秘密 海の中道大橋転落事故の続報)
(小栗さんのブログ ソフトカー・ダイアリー)



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続・オシムの言葉
2006年09月08日 (金) 22:01 * 編集
「オシムの言葉」という本が売れているそうだ。
ジーコ監督の後を受け、厚顔破廉恥な川淵会長の強い意向もあって、鳴り物入りで登場したオシム監督の過去の発言を集めた本だという。
この本の発刊は、2005年12月だから、発言した内容は昨年度末までのものが収録されているはずである。
ここでは、オシムの最近の発言を集めてみた。
いってみれば、「続・オシムの言葉」である。

代表監督へ就任した当初、彼は「敗北は最良の教師」と語った。
勝ち負けなんかどうでも良いのだ。いや、むしろ負けた試合にこそ、学ぶべきことが沢山あるということをアピールしてみせた。
勝ち負けにこだわる日本のファンに強い印象を与えた。
寸胴鍋もなるほどなと思った。
度量の広さを感じさせ、「お主、相当、期待させるな」と感じた。

その後、実際に負けてしまった試合の後で次のように述べた。
「負けることそのものが、ためになるわけではない。内容はよかったが負けた。そこから何を学べるか。考える姿勢が大切だ」。
なんと、先に発言した「敗北は最良の教師」の真意を語ったのだ。
まるで、自分の発言の展開シナリオを事前に組み立てた上での発言のようである。
やはり、「こいつはタダ者ではない」と思わせた。

しかし、変化を感じさせたのが、先日のイエメン戦の後である。
「いずれにしても勝ってよかった。負けないときでも学ぶことはある」。
やはり、オシムも勝ち負けには一定のこだわりを持っているのだなと感じさせた発言だった。
「なんだ、こいつもタダ者かな」という疑問が首をもたげた。

しかし、オシム監督はやはりタダ者ではないと思わせたのが次の発言だ。

「これまでの4試合ともゴールを挙げるまでに、私がどれだけ心の中で苦しんだか分かるか。こんな試合で監督をやるなら、どこかの炭鉱で働いた方がましかもしれない」
炭鉱労働といえば、過酷な労働の代名詞である。
これを持ち出して、自分の監督としての労苦とを比較するなんて凄い。
一国のサッカーの代表監督の言葉として、こんな発言ができるなんて、タダ者じゃない。

さらに、日本の決定力不足に、「日本サッカーの持病である。すぐには直せないものだ」とも語った。
歴代のサッカー監督の誰もが成し遂げられず、そのまま、ずるずると日本チームの課題として脈々と受けつげられている決定力不足は、簡単には治せない。
言外に、今までの監督は何を指導してきたのかと言わんとしているようにも思える。
一国のサッカーの代表監督として、こんな発言ができるなんて、タダ者じゃない。

「このチームは前進し始めた。ただ、その道のりは険しい」
おっしゃるとおりだ。
異論もなければ、反論もない。当然の話だ。
どこの国の代表監督も、それぞれのチームを険しい道のりの中を着実にリードしていくことを任された人である。わざわざ口にすべきことでもあるまい。
一国のサッカーの代表監督として、こんな発言ができるなんて、タダ者じゃない。

「オシムの言葉」は結構売れたそうだあるが、こんなんじゃ、「続・オシムの言葉」は、本にしても売れそうにもない。

ところで、話は変わって、新しいサッカー代表チームについて。
新チームになってから、どうも、サッカーへの興味が薄れた。
なぜなのか。
技術が足りないからか。
チームプレイが弱いからなのか。
気概が感じられないからか。
知らない選手が増えたからか。
大きな試合ではないからか。

どれも少しずつ該当しているのかもしれないが、今のチームには、なにか「華」が足りないように私には思える。
具体的にどうのこうのと言えるほど、分析できるわけではなく、何をどうすればいいのかも分からないが、そう感じるのだ。
見ていて、ドキドキしないし、手に汗しない。
勝って欲しいと強く思わないし、負けても悔しいと感じない。
なぜなんだろうね。

ところで、日本サッカーはややもすると、監督への注目度が高くなりすぎる嫌いがあるが、しかし、かといって、監督に華を求めるわけにはいかない。
華を持つべきはピッチに立つ選手達である、これだけは明確である。



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「ご誕生、おめでとう」
2006年09月06日 (水) 23:09 * 編集
昨年、世界の人口は7560万人増加したという。
多くの方が人生の扉を閉じたが、それ以上の赤ん坊が一人一人の人生を背負って生まれたわけだ。
しかし、我々は彼らの全てに対して、心から「ご誕生、おめでとう」と言えるのだろうか。


国連人口基金が6日発表した2006年版「世界人口白書」によると、世界の人口は前年より7560万人増え、65億4030万人と初めて65億人を上回った。日本は同10万人増の1億2820万人で前年と同じ10位だった。白書は、少子高齢化が進む先進国の経済力を維持するためには移民受け入れが不可欠と指摘。移民機会の拡大や女性差別の解消を狙った法整備の拡充を提唱している。
人口増が目立ったのはアフリカ(前年比2.2%増の9億2550万人)、南・中央アジア(同1.6%増の16億3630万人)。一方、人口が減ったのは欧州(同0.04%減の7億2810万人)。
中国の人口は13億2360万人、インドは11億1950万人でそれぞれ1位、2位だった。
白書は「先進国の経済成長の維持には現在以上の移民が必要」と指摘する一方で、01年9月の同時テロ以降、民族や宗教の違いによる差別が激しくなっていると懸念。
(1)虐待や搾取、人身売買などを減らすための合法的な移民機会の拡大
(2)人権や性差の平等を推進する秩序ある移民政策――などを求めている。 (nikkei net)

今の世の中には、誕生したことを素直に喜べない状況がある。
貧困、虐待、搾取、人身売買、人権蹂躙、性差別、環境破壊…。
解決すべきことは山済みである。
国連の白書を待つまでもなく、地球に住む人類が、将来の人類のために少しでも前向きに解決していかなくてはならないことである。
我々はこれらを解決するために有効な手立てを地球規模で展開しているのだろうか。
けして、彼らの顔を見ながら頷けはしないだろう。

生まれてくる全ての子供達に対して、心から「ご誕生、おめでとう」と言える日を早く実現したい。
そのときが来て、初めて、「晴れやかだね」と言えそうな気がする。



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着信音に見る日本人
2006年09月04日 (月) 22:02 * 編集
着信音の機能とは何か。
携帯電話を持つ人に着信を知らせることである。
それだけである。
他人に、「私はこんな着信音を使っているのだ」「かわいい?」などと知らせる意味はまったくない。


プロ野球の楽天は4日、球団公式携帯サイト「楽天イーグルスモバイル」の有料会員向けに、野村克也監督のコメントを着信音としてダウンロードできるサービスを開始したと発表した。「ナイスショット!」「ぼちぼちでんな」「野球ってのは分からんもんだなぁ」といった同監督の特徴的な声が携帯から流れる。
このサービスではまた、過去の記者会見などで出た野村監督の語録もテキスト形式で紹介。監督直筆の文言、スナップ写真も、待ち受け画面用として配信する予定だ。
同会員への加入は、月額税込み315円。
球団は「野村監督の魅力をより身近に感じてもらいたい」と説明。球界最年長監督の代名詞でもある「ぼやき」は、優良コンテンツへと育つか。(時事通信)

会議の最中、「笑点」のテーマ曲が流れたり、電車の中に昔の電話機のリーンリーンというような着信音が流れたりするのは、どういう神経か。
着信音は、コールがあったことを静かに持ち主にのみ教えてくれれば良いのだ。
わざわざ人の耳に聞かせることはないし、ひけらかすべきことでもない。

野村監督のぼやきが着信音になるだと!
こんなものはノイズでしかない。
会議や電車の中で聞きたくない。
会議でボコボコにされているとき、誰かの携帯から「ぼちぼちでんな」なんて音が聞こえてきたらどうだ。こらえていた悔し涙が溢れてしまうではないか。
電車の中で外を見ながらも、頭の中で明日の会議での資料説明を反芻しているとき、「ぼちぼちでんな」なんて聞こえてきたらどうだ。せっかく、頭に入りかけた文章達が「サヨナラ」しそうではないか。

今、日本人は騒音の中にいないと不安になってしまうかのようだ。
静かな時間の中で静かに考えることを忘れてしまった(沈思黙考、なんとも響きの良い言葉だ)。
また、良いことか、悪いことか、日本人は多勢に倣うことが一つの特性なので、結局は、皆同じような生活と志向になってしまった。
この問題には、日本人全体の精神年齢が低下していることと、一人ひとりが自分に誇りを持てていないことが、その底辺にあると思う。

おっと、私の携帯にも着信だ。

♪チャッチャッチャチャチャッチャッ、ニサンカマンガン!♪

お前の着信音は何かって?
聞かないでもらいたい。
悲しいことか、嬉しいことか、私だって日本人なのだ。



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徳山高専殺人事件
2006年09月03日 (日) 13:42 * 編集
「出てきて、真実を話して」
「思い浮かぶのは妹に数学を教え、わたしたちに年2回は顔を見せてくれる元気で優しい姿ばかり」
「どうしてこうなったのかを考えると毎晩眠れない」
指名手配中の少年の祖父母の発言である。

早晩逮捕されると思っていたが、思いのほか時間がかかっている。
現時点までの動きを記す。

【事件の概要】

28日午前10時頃。徳山工業高専土木建築工学科5年の中谷歩さんは、家族らに「テストの勉強に行く」と告げ、友人の女子学生Bと登校する。

同校では31日まで夏休みだったが、中谷さんは卒業研究のために自主的に登校した。校内には部活動や、9月4日から始まる試験や5年生は卒業研究に追われていることから、多くの学生がいた。
当日は、複数ある入り口のうち、正門だけが開いていた。警備員はおらず、人の出入りは自由な状態だった。

Bは、後で昼食を一緒に食べるため、中谷さんの所属する研究室で落ち合うことを約束し、いったん別れた。
その後、中谷さんは、午前10時半ごろまで、校舎内の談話室で別の友人らと談笑。 
午前11時頃、Bが約束どおり研究室を訪れたところ、部屋の鍵はかかっており、外からの呼びかけに応答はなかった。
Bは別の友人と学校外に昼食をとりに行き、再び研究室を訪ねるが、室内に人の気配はなかった。その後、携帯電話でも連絡がとれなかったため、校内放送を依頼するなどして中谷さんを捜し始めた。
女子学生や教職員ら数人で校内を捜していたところ、午後3時頃、女性職員(26)がマスターキーを使い研究室の鍵を開け、中谷さんが床にあおむけに倒れ、死亡しているのを見つけた。
彼女の首には荷造りに使うビニール製の紐が数回巻かれていた。
研究室は約16平方メートルで、窓は閉じられていた。室内に荒らされたような跡はなかった。
司法解剖の結果、死因はけい部圧迫による窒息死。
隣室の学生は、この日午前から午後にかけて部屋の中で自習していたが、不審な物音などは聞かなかった。

【犯人の特定】

通常、研究室は施錠されており、鍵は教員が管理している。
中谷さんを担当している女性助教授の研究室には、中谷さんを含め、5人の学生が所属していた。
しかし、女性助教授は19日から28日までノルウェーに出張中で、部屋の鍵は、中谷さんら学生5人に合鍵が渡されていた。
室内に荒らされたような跡がないこと、隣の部屋にいた学生が不審な物音を聞いていないこと、外から鍵がかけられていることから、警察は、顔見知りによる犯行との見方を強めたが、5人の研究生のうち、一人男子学生には連絡がつかなかった。
そして、中谷さんの首に巻かれていた紐の両端から汗の成分が検出され、任意提出を受けた、その男子学生Aの試料と照合したところ、DNAが一致した。
また、中谷さんのツメから採取された皮膚片や遺体のそばに残されていた毛髪のDNAが、Aのものと一致していた。
これらが逮捕状請求の決め手となった。
Aは、事件当日の10時前に研究室にいたのを目撃されている。
Aは通学に使っていたミニバイクでそのまま逃走し、自宅にも戻っていない。所持金は、2000~3000円と見られる。

Aは、市郊外の新興団地で両親と妹の4人暮らし。
彼の評判。
近所の主婦「気さくで優しい雰囲気の子。逮捕状という言葉と結びつかない」
小中学生時代の同級生「成績は優秀で、通っていた学習塾でも常に成績上位だった」
小学校の同級生「彼の母親から『子供がいじめを受けている』と相談された。からかわれて、けんかしているのを何度か見た」
中学時代の同級生「ささいなことで、異常にはしゃぐ子供じみた面もあったが、こんな事件を起こすやつではない。」

【犯行の動機】

Aは歩さんと同じ研究室に所属していた5人のうちの1人だった。
特に親しい間柄ではなく、トラブルもなかったという。
歩さんの母の加代子さんは男子学生Aについて、歩さんから「友達だった」と聞かされていた。

28日に発覚してから、すでに1週間近くが経つ。
指名手配されたAの行方は分からず、犯行の動機は分からないままだ。2人の間に何らかのトラブルがあったとみられているが、その手がかりもない。
但し、中谷さんは親しい男性に「ストーカーみたいな男の人が学校にいて、つきまとわれている」と相談していた。このストーカーがAなのか。

警察では、犯行が計画的であるのかどうかを検証中である。
犯行に使われた紐をどこで入手したのか。
事前に手に入れ、現場に向かったのか、たまたま、研究室にあったものか。
Aは10時前に研究室にいたのを目撃されているが、待ち伏せをしていたのか。

ところで、犯行の日時から次は窺えないか。
犯行は、8月28日の午前10時30分から11時までの間に研究室で行われた。
その研究室の女性助教授は19日から28日までノルウェーに出張中であった。このことは、研究室に所属するAも当然知っていたはずだ。

テストを前にして多くの学生が登校しているとはいえ、夏休みである、通常の登校日と比べれば、学生は少ない。
担当助教授も出張でいない。
このタイミングを狙ったのか。

Aは、小学校の卒業文集に「高学年になってからは、ほとんどけんかをしなくなり、心のセーブがきくようになりました」と記している。
今回、なぜセーブがきかなかったのか。
祖父母ではないが、「出てきて、真実を話す」べきである。



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塩らーめん新麺を試す
2006年09月03日 (日) 10:33 * 編集
8月9日に取り上げたサッポロ一番塩らーめん新麺。

sapshio.jpg

さっそく、昨日、食べてみた。

サンヨー食品のホームページに載っている売り文句は、次の通りだ。


サッポロ一番塩らーめん新麺は、プリプリとした食べ応えのある食感とツルミをもつ生麺風のノンフライ麺、そして丸鶏エキスと野菜の旨みに塩らーめんと相性の良いホタテエキスを使用した味に広がりのあるスープが特徴。別添の「金ごま」をかけることでごまの香ばしさが風味豊かに香り、よりいっそう美味しさを引き立てます。

まず、麺はどうだろう。
ノンフライ麺である。明星食品系のノンフライ麺とは違い、より生麺に近い。しかし、前回も述べたように、寸胴鍋はノンフライ麺は好きではない。前回、生麺とも即席麺とも違う、まったく新しい領域を開拓したのかもしれないと書いたが、そんなことはなかった。明星食品系のものよりはマシだが、感心しない。

スープはどうだろうか。
これは、残念ながら、サッポロ一番塩ラーメンとの差が見出せなかった。同時に味を確認したわけではないが、差があったにしてもわずかなものだろうし、なにより、旨くなったとは実感できない。

金ごまは、切りごまではなく、ごまがそのまま入っている。風味と言う点では、サッポロ一番塩ラーメンに添付されているものの方が優れると思う。

さて、トータル評価はどうだろうか。
今回発売された塩らーめん新麺の内容量は88g、めん重量は70g。一袋120円。
今までの塩ラーメンは、内容量が100gで、めん重量は91g。一袋、90円。
内容量が1割から2割程度少なくなって、価格は3割強高めの設定。
味わいについては、上記に記した通り。
ここまで読んでもらえれば改めて書くまでもないだろうが、サンヨー食品のノンフライ麺への挑戦は残念ながら評価できないものだった(今後、改良を入れていくのだろうから、「現在までのところ」と限定は入れさせてもらおう)。

サンヨー食品の経営企画部の方に言いたい。
間違っても、塩らーめん新麺への全面切り替えなどを検討してはいけない。
今後も、サッポロ一番塩ラーメンを長寿商品として販売し続けるべきだ。
少なくも、寸胴鍋のために(まあ、身勝手なこと)。



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前人に学ぶ
2006年09月02日 (土) 11:24 * 編集
長い人類の歴史の中で、「前人に学ぶ」とは人類を進化させてきたドライバーの一つであろう。
では、今回のゴミのような事件から学ぶべきは何か。


神奈川県警生活経済課と栄署は1日、同県逗子市の関口正男市議(43)=社民党、3期目=を廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑で横浜地検に書類送検した。
調べでは、関口市議は4月10日午後3時ごろ、横浜市栄区上郷町の同市立宿泊研修施設「横浜市民ふれあいの里 上郷・森の家」近くの山林に、デスクトップ型パソコンの本体4台(計33キロ)を捨てた疑い。製造番号などから判明した。「処分しようと思って車に積んでいたが、人目に付かないところなので捨ててしまった」と話しているという。関口市議は今年3月の市議選では、パンフレットで「効率的なごみの処理」などを訴えていた。(毎日新聞 9月1日)

関口正男市議が、そもそもパソコンを処分しようと思ったのは、パソコンがウイルスに感染したためだという。ウィニーでも入っていたら、とんでもないことになる。
教訓その1、「パソコンを使用するならセキュリティソフトを必ず使用すること」

この記事には製造番号から関口正男市議が使用していたパソコンと特定したとあるが、asahi.comによると、ハードディスクの情報は消されていたが、復活ソフトを使ってデータを復元したところ、選挙用のプロフィルなどが見つかり、彼のものと判明したとある。
教訓その2、「ハードディスクのデータをパソコン上で消したと思っても、物理上はディスクにデータの残骸は残っていること」

さて、関口正男市議の心の動きをトレースすると、
「故障したりウイルスに感染したりしたので業者に依頼して処分しようとしたが…」
「正規の業者に処分を依頼するのが面倒になったので…」
「処分しようと思って車に積んでいた」
「人目に付かないところなので…」
「たまたま人がいなかったので…」
「捨ててしまった」
今回の顛末の主たる要因は、正規の業者に処分を依頼するのが面倒になったことだ。
面倒になったという気持ちはよーく分かる。
ただでさえ、忙しい市政業務だ。
メールで業者に連絡しようとしても、パソコンの調子は悪いし、電話する時間でさえ、惜しいくらいだろう(月曜日の午後に山林に出かける時間はあるにしても)。
教訓その3、「面倒になったからと、手続きを飛ばしてはいけないこと」

関口正男市議は建設環境常任委員会に所属し、「効率的なごみ処理」を政策の1つに掲げていたという。また、選挙公報には「平和と環境を守り、さわやかな街へ」と書いていた。
しかし、彼は今回、極めて個人的な居住地の「平和と環境を守り」、「さわやかな街へ」しようとした結果、極めて個人的に「効率的なゴミ処理」を実施してしまった。
教訓その4、「自分ができもしないことを偉そうに政策に掲げないこと」

03年10月に施行された資源有効利用促進法により、廃棄パソコンはメーカーによる回収・再資源化が義務づけられた。
法施行前に購入したパソコンは有料廃棄となり、処分するにはパソコン本体で3150円かかる。
寸胴鍋のように自作パソコンの場合は、施行前、施行後に関係なく有料になる。
関口正男市議は処分が面倒になったといっているが、こんなことも背景にあるはずだ。
教訓その5、「嘘をついてはいけないこと」

新鮮なものはない。どの教訓も当たり前のものだ。
皆が今までの人生の中から学び取り、結果はどうあれ、普段の生活の中で活かそうとしていることばかりだ。

ところで、関口市議は98年に初当選し、現在3期目だという。
果たして4期目はあるのか。
今回の教訓が実際に活かされているかどうかは、逗子市民の判断にかかっているようだ。



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