『寸胴鍋の秘密』
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ある自殺の背景にあること
2006年08月30日 (水) 22:36 * 編集
次の記事を読み、経緯を知りたくなった。

横浜市瀬谷区で2000年、会社員渡辺美保さん=当時(22)=が殺害された事件で、美保さんの母啓子さん(53)が今月1日、同区内で電車にはねられ死亡していたことが30日、分かった。神奈川県警瀬谷署は自殺とみている。
同事件で殺人罪などに問われた穂積一被告(28)は昨年3月、横浜地裁で無期懲役の判決を受けた際、法廷で「おまえが迎えに行かなかったから死んだんだよ」と遺族に暴言を浴びせていた。啓子さんは事件後、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に悩まされ、横浜地裁に提出した手記では「生き地獄の毎日です」と訴えていた。
調べでは、啓子さんは1日午後2時半ごろ、同区の相模鉄道踏切で、電車にはねられて死亡した。遺書はなかったが、靴が遮断機の下にそろえてあった。
東京高裁は29日に一審判決を支持し、穂積被告の控訴を棄却した。(東京新聞)

過去の新聞記事で調べてみた。



渡辺美保さんが殺害されてから、3年目、犯人が逮捕される。


<2003年11月5日>
横浜市瀬谷区二ツ橋町の畑で2000年10月、近くの会社員渡辺美保さん(当時22歳)が殺害されていた事件で、神奈川県警瀬谷署の特別捜査本部は5日、現場近くに住む元スーパー従業員の男(25)に任意同行を求め、事情聴取を始めた。容疑が固まり次第、殺人容疑で逮捕する方針。
これまでの調べによると、渡辺さんは同月16日午後7時半ごろ、勤め先の横浜市南区の会社から帰宅。同10時10分ごろ、自宅近くの畑で死亡しているのを通行人が発見した。
首には鋭利な刃物で切りつけられた跡があることなどから、特捜本部は、殺人事件と見て現場付近の不審者の洗い出しを進めていた。
渡辺さんの遺族が、「犯人は何を思い、どこにいるのか。絶対に許さない」などと心情をつづった手記を読売新聞社に寄せるなどして情報提供を呼びかけていた。さらに、民放テレビ局が今春の特集番組で、霊能力があるとされる外国人が作成した“容疑者の男”の似顔絵を公開。男の顔と特徴が一部似ていたうえ、その後、男が特捜本部に名乗り出て、「渡辺さんを殺害した」などと説明したため、特捜本部で裏付け捜査をしていた。(読売新聞)

穂積容疑者は、渡辺さんと中学の同級生だったが話をしたことはなかった。
00年8月ごろ、偶然見かけた渡辺さんに一方的に好意を持ち、乱暴する目的で殺害した。
More...
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30万円の殺人報酬
2006年08月29日 (火) 22:31 * 編集
これじゃ、誰もが幸せになれない。
息子が友人に自分の母親の殺害を頼んだという。
母親は殺され、長男と友人は逮捕された。
どんな理由があったのかは、まだよく分からない。
ただ、友人に30万円の報酬で殺人を依頼したことは事実のようだ。


北海道稚内市の病院臨時職員の女性(46)が自宅で刺殺された事件で、稚内署捜査本部は29日未明、殺人の疑いで高校1年の長男(16)と、長男の友人で高校1年の少年(15)を逮捕した。2人は中学校の同級生だが、友人は女性と面識がないという。長男は「弁解することはない」、友人の高校生は「大変なことをしてしまった」といずれも容疑を認めているという。
長男は捜査本部の調べに対し、両親の離婚について不満を言っており、自分の置かれた境遇に満足していないとの趣旨の話をしていることが判明。捜査本部は、殺害動機とどう関連するのか友人の少年の供述と合わせ慎重に捜査を進めている。
調べでは、長男らは共謀して27日午後10時ごろ、自宅で母親の胸や首を刃物で刺すなどして殺害した疑い。母親はあおむけに倒れていた。死因は失血死。長男は「家にあった包丁を使った。包丁は友人が袋に入れて海に捨てた」と供述。捜査本部は自宅付近の稚内港で凶器の捜索を開始した。(共同通信)

他紙の情報も参考にすると、長男の両親は、4年前に離婚した。
当時は、神奈川県に住んでいたが、離婚を契機に母親の実家である稚内市に引越してきた。長男は、ここでの生活に不満があったとも言われる。
殺害の動機について「離婚した父への不満を漏らすと、母がいつも父親をかばったので憎くなった」と発言している。
そして、母親を殺害した後、父親のところへ行き、父親も殺すつもりだったとも供述している。

友人に頼んで、親を殺害する・・・。
どのような背景があったのだろうか。
また、その先にどのような未来を描いていたのだろうか。
親さえいなくなれば、自分の未来が開かれていくと考えていたのだろうか。

今回、逮捕された友人も、母親と2人暮らし。高校の教頭は「明るく、事件を起こすような子でないので驚いている」と言う。
また、長男については、近所の主婦たちは、「仲のいい親子だった。親子がけんかをしているのは見たことがない。活発ではきはきした子だった」と言う。

長男は、当初、金髪の男が犯人であるかのような虚偽の証言もしている。
物取りの犯行と見せかけてもいる。
警察は計画性があると見ている。

計画を実行に移すまでの数週間、彼らは、ニコニコしながら、殺人を語りあっていたのか。
報酬を幾らにするかのやり取りもあったのか。
犯行は友人が実行したようであり、犯行時は、長男は二階にいて殺害を見ていないが、母親の叫び声や助けを呼ぶ声は確実に聞いているはずだ。
その声をどのような気持ちで、思いで聞いたのだろうか。
親さえいなくなれば、自分の未来が開かれていくと考えていたとすれば、それは・・・。
絶望的になる。

逮捕され、二人は「大変なことをしてしまった」と話しているそうだ。
いかにも遅い。
遅すぎる。
大変なことを二人で相談しているときに、自らが気付かねばならない。
犯行を止めさせるタイミングはここにしかない。

最近、親を殺害するために家に放火するという事件もあった。
そして、今回の事件。
事件が呼び水となって、次々と事件が連鎖していく。
予備軍はまだまだいる。

長男の通っていた高校の校長は全校生徒を集め、「ゲームやパソコンはリセットできるが、命はリセットできない。なぜ命が大切か考えてほしい」と話をしたと言う。
よく聞く例え話だ。
予備軍の犯行を止めるための気付きになるのだろうか。



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カー容疑者の戯言
2006年08月29日 (火) 22:16 * 編集
いったい、何だったのか。
何のためだったのか。


米コロラド州で1996年、ジョンベネ・ラムジちゃん=当時(6つ)=が殺害された事件で、地元検察は28日、今月16日にタイで逮捕した米国人元教諭ジョン・マーク・カー容疑者(41)のDNAと、ジョンベネちゃんの遺体から検出された犯人のものとみられる残留物のDNAの型が一致しなかったため、同容疑者を訴追しないと発表した。
ジョンベネちゃんは各種のイベントで賞をとるなど「美少女」として知られ、事件は米社会で大きな関心を集めた。事件発生から10年たって容疑者が逮捕され、内外メディアの注目を浴びたが、捜査は振り出しに戻った。(共同通信)

まあ、杜撰な捜査に呆れた。
19日の当ブログでは、ジョン・カー容疑者を犯人に仕立ててしまった。
言い訳めくが、今回の逮捕の背景には、捜査サイドで決定的な証拠を掴んでいるのだろうという読みがあったからだ。
既に容疑者のDNAを手に入れ、その鑑定は終わっているのではないかとさえ思った。
あのような記事の取り扱いだものねぇ。
しかし、結局は、彼が送ったメール文と戯言に世界中が振り回されただけだった。
犯人だなんて推理して、ごめんなさい。
ところで、当事者しか知り得ない情報ってなんだったのかな。
ウム、もういいやね。女々しいよね。

さて、世界的な有名人となった、ジョン・マーク・カー容疑者。
別件の児童ポルノ所持の容疑の裁判を受けるため、カリフォルニア州に送致されるとのことだが、今後、彼の人生は大きく様変わりすることになろう。
名誉毀損、損害賠償請求などを起こし、その金で女性に性転換、その後、テレビに引っ張りだこになっていくかもしれない。
なんとも言えない微妙な笑顔がブラウン管に写る日も遠くない?。

彼は、そのときも、『自分がやった』と言い張るのだろうか。



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「お助けナイト」の登場
2006年08月27日 (日) 13:24 * 編集
王子製紙の北越製紙に対するTOBは、結局、成立しないことになりそうだ。

製紙業界最大手の王子製紙は27日、9月4日が期限の北越製紙の株式公開買い付け(TOB)が成立しなかった場合、再び北越との経営統合に乗り出さず、単独路線を軸に経営戦略を練り直す方針を明らかにした。事実上、北越買収を断念することになる。
王子の幹部は同日、TOBの成立について「50%超の取得は厳しい情勢」との認識を示した。TOBで地元金融機関ら大株主の北越支持が覆ることはないとみて、取得目標の引き下げなどの条件変更は見送る考えで、株主らには今月末ごろに伝える見通し。
王子は北越の筆頭株主の三菱商事(24・4%)と協力関係を築き、北越の経営に一定の支配力を行使する道がないか模索してきた。しかし、三菱商事側が王子との交渉のテーブルにつく意向を示していないため、それも難しいとみている。(読売新聞)

北越製紙の買収防衛策は発動されないまま、終結しそうだ。
事前警告型の買収防衛策が、実際に機能するかどうかは、今後の事例を待つことになった。

今回、王子製紙は買収に失敗するだろうが、その理由としては、日本製紙が北越株の10%近くを買ったことが大きかった。
今までの教科書であれば、日本製紙はホワイトナイトとしての役割を演じるはずであったが、そこまでの買占めはしなかった。
ホワイトナイトっぽいところに助けられたと言えよう。

では、今回のTOBは、今後の企業買収防衛策にどんな影響を与えるのか。
現在、日本では業務提携等の表立った理由がないと企業間での株の持ち合いは難しく、安定株主対策には限度もある。
このような環境下、TOBを仕掛けられた際に、今回の日本製紙のようなホワイトナイトっぽい役割を果たすことを企業間で申し合わせておくといった新たな買収防衛策ができたのではないか。
「お助けナイト」とでも呼ぶべきか。
ホワイトナイトもTOBであるから、自主独立の路線を歩もうとする企業にとっては、相手が変わるだけで、脅威であることには違いない。
今回のTOBをきっかけに、日本の企業において、表向きは事前警告型の買収防衛策の導入がさらに進むと共に、裏側で、この「お助けナイト」、結構、流行ってくるかもしれない。



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海の中道大橋転落事故の続報
2006年08月27日 (日) 10:09 * 編集
昨日の当ブログで、次のように書いた。

こうも簡単にガードレールを壊し、橋から転落してしまうのか。
高さ15メートルを走る橋に設けられたガードレールだ、車が転落しないことが第一義になろう。 
設計の段階でも、それなりの条件設定の基に作られているはず。
設計条件以上の衝撃度だったのだろうか。
交通量が多く、転落等の危険度が高い場所に設けるガードレールの設置については、現状以上の特別な配慮が必要ではないか。

寸胴鍋の疑問に対して、本日、読売新聞が解明してくれた。


福岡市東区の海の中道大橋で25日夜、一家5人の乗った車が追突されて海に転落、子供3人が水死した事故で、車が突き破った欄干は、歩行者の転落防止を想定した歩行者用の防護柵だった。
このため、車両用として設計された反対車線側の防護柵とは、強度が大きく異なっていた。
国土交通省の防護柵の設置基準によると、歩道がある場合、橋の歩行者用は、歩行者の転落防止を目的に、幅1メートルに対し、250キロまでの力と、縦1メートルに100キロまでの力が加わっても耐えられる設計にするよう定められている。一方、車両用は、歩行者用と比べ、頑丈な構造になっている。
市港湾局は「20センチの段差と幅4メートルの歩道があれば、車両の衝撃を吸収するはず。今回は想定外の力が加わったとしか思えない」と分析した。(読売新聞)

歩道側に設置されていた防護柵は、なんと歩行者用だった。
素人目で、脆弱に見えたのは正しかった。
市当局の発言から判断すると、設計者は、歩道と車道の間の20センチの段差があれば車は乗り越えることはないだろうと見ていたことになる。
しかし、実際は違っていた。

同様に、昨日の読売新聞(抜粋)である。


調べによると、事故は25日午後10時50分ごろ発生。走行中の大上さんのRV車(レジャー用多目的車)右後部に、今林容疑者の車の左前部が衝突。車高が高い大上さんの車に、車高の低い今林容疑者の車が潜り込んだ形になり、大上さんの車は浮き上がって左前方に押し出された。車道左の歩道を乗りこえ、欄干を突き破り博多湾に転落した。現場検証の結果、現場には、今林容疑者の車がブレーキをかけたときにできるタイヤ痕は残されていなかった。今林容疑者は「当時、時速80キロは出ていたと思う」と供述している。

小型乗用車のタイヤであれば、通常15インチとか16インチの大きさであろう。事故にあったRV車のタイヤは、それ以上だと思う。タイヤが大きければ大きいほど、段差を乗り越える可能性は高くなる。
さらに、後方からの衝突で車の右後方から突き上げられるような形で、大きな力が加わり、車の制御ができなくなり、歩道に乗り上げてしまったようだ。

設計する際に、どこまで想像力を働かせるかがキーだ。
そもそも、人間は物事を安全な方向に考えるくせがあると聞いた。
経済的制約もあるのだろうが、「もしも、こんなことが起きたらどうなるか」と想像たくましく被害想定をして基本設計をすること、これも今回の事故の教訓としなくてはならない。




昨日のブログで容疑者の乗っていた車種をベンツと書きましたが、クラウンマジェスタの間違いでした。W140さん、ご指摘ありがとうございます。

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1600万円のパスポート
2006年08月26日 (土) 21:27 * 編集
21億円の経費をかけ、2年間の利用件数はトホホの133件、パスポート一冊作るのに、1600万円もかかっていたという。

外務省は、インターネットを通じて旅券(パスポート)の申請ができる「旅券電子申請システム」を年内に廃止する。
システム維持に多額の費用がかかる上、利用者が少なく、旅券1冊当たりの経費が約1600万円にも上っているためだ。政府は各種手続きの利便性を高めようと、インターネットで申請ができる電子政府構想を推進しているが、「コスト高」には勝てなかった形だ。
旅券の電子申請システムは2004年3月から始まった。受け取りは通常の申請通り、都道府県庁などの窓口に出向く必要があるが、発給申請は自宅で24時間いつでも出来る。
しかし、システムを導入したのは、岡山、宮城、茨城など12県にとどまっている。利用件数も2005年度末までの約2年間で133件しかない。
一方、システムの維持経費もかさみ、05年度までに計21億3300万円を予算計上した。1件当たり3000~4000円の費用で済む通常の発給と比べ、4000倍以上の経費がかかっている計算だ。
電子申請の利用が少ない背景には、「事前の準備が複雑」(外務省幹部)なことがあるようだ。申請するには、専用のソフトをパソコンに入れなければならず、住民基本台帳カードの情報をパソコンに読み込むための機器なども必要となる。戸籍謄本は別途、郵送しなければならないという。
外務省は準備の簡素化も検討したが、妙案が見つからず、「今後も大幅な利用増は見込めず、予算の無駄遣いは続けられない」として、07年度予算概算要求に運営経費を盛り込まないことにした。(読売新聞)

アハハ♪。
フフフ♪。
いいなあ、楽しいなぁ。
お役所ってところは♪。

エヘヘ♪。
ルルル♪。
見通しが甘いなぁ。
お役所ってところは♪。

オへへ♪。
ラララ♪。
誰も責任取らないのかなぁ。
お役所ってところは♪。

あきれて、歌うしかないではないか。
民間であれば、左遷か、降格だ。
おら、どうにかしろ。



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海の中道大橋の事故
2006年08月26日 (土) 10:42 * 編集
家族でカブトムシを採りにいった帰り道だったという。

25日午後10時50分ごろ、福岡市東区奈多の「海の中道大橋」(750メートル)中央付近で、同市博多区千代、会社員大上哲央さんの一家5人が乗った乗用車が別の乗用車に追突され、欄干を突き破って約15メートル下の博多湾に転落した。
大上さんと妻かおりさん、子供2人の計4人は救助されて病院に運ばれたが、二男倫彬ちゃん(3)と長女紗彬ちゃん(1)が死亡し、大上さん夫婦も軽傷を負った。
長男紘彬ちゃん(4)は車内に閉じ込められ、事故発生から約3時間後、海中から引き揚げられたが、死亡が確認された。
追突した車を運転していた男(22)は酒を飲んでいた疑いがあり、福岡県警東署が道路交通法違反の疑いなどで事情を聞いている。
調べによると、大上さん一家の乗用車は、同市東区雁の巣側から人工島(アイランドシティ)方向に走行中だった。追突された後、歩道を乗り越え、欄干を突き破った。欄干は長さ10メートルにわたって崩れ落ちていた。
同橋は、雁の巣と人工島を結び、2002年10月に開通した。(読売新聞)

この事故の一番の原因は、追突した車を運転していた男の飲酒運転だ。
テレビ画像から判断すると、彼の乗っていた車はベンツで、前部が大破していた。
追突され橋から転落した車については、車種は分からなかったが、かなり大きいRVだった。
追突された車が、ハンドルをとられ橋から転落してしまったのだから、追突した車の方のスピードが圧倒的に速かったと想定される。

しかし、双方、実際にどのくらいのスピードを出していたのか、追突した車がどのような角度でどの位置に追突したのかなど、まだ詳細は分からないが、こうも簡単にガードレールを壊し、橋から転落してしまうのか。
高さ15メートルを走る橋に設けられたガードレールだ、車が転落しないことが第一義になろう。
設計の段階でも、それなりの条件設定の基に作られているはず。

ちなみに、この橋の建設にコンサルタントとして携わった第一復建会社という会社のホームページにこの橋のガードレールの写真がアップされている。素人目では、いかにも脆弱な感じを受ける。

調べてみると、ガードレールには建設省道路局により設置基準が設けられている。
(新たな防護柵の設置基準の概要)

海の中道大橋のガードレールがどの基準で設置されたのか、門外漢には分からない。
しかし、現実として、追突された車は、歩道を乗り越え、欄干を突き破ってしまった。欄干は長さ10メートルにわたって崩れ落ちたという。
設計条件以上の衝撃度だったのだろうか。

先に書いたように、この事故の最大原因は、飲酒運転である。
しかし、いくら罰を重くしても、これの撲滅に限度がある。
すると、交通量が多く、転落等の危険度が高い場所に設けるガードレールの設置については、現状以上の特別な配慮が必要ではないか。



続報が入ってきた。
追突した車を運転していた男が逮捕された。
福岡市東区奈多3、市職員、今林大容疑者(22)。
事故当時は泥酔状態で、制限速度50キロのところを「80キロぐらい出していた」などと供述しているという。



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傘で目を突く女
2006年08月23日 (水) 21:10 * 編集
恐怖というものは、まったくもって、私達の生活の間近にあるものだと思い知らされる事件である。

東京都新宿区の京王百貨店新宿店で今月13日、女性販売員が、客の女に傘で目を突かれて重傷を負っていたことがわかった。
女はそのまま逃走したため、警視庁新宿署は傷害容疑で行方を追っている。
調べによると、13日午後3時ごろ、同店7階催事場で開催された健康器具フェアで、健康器具販売会社の女性販売員(55)が、小型酸素濃縮器の実演販売をしていたところ、客の女が「この器具を使って具合が悪くなった。メーカーを調べたいからパンフレットをくれ」と言いながら近づき、机の上からパンフレットを取ると、販売員の右目付近を日傘で突き刺した。
女性は眼球損傷の重傷で、現在も入院中。現場から逃げ去った女は年齢25~30歳、身長1メートル50~55。黒髪でスカートをはいていた。(読売新聞)

傘で目を突かれた販売員は、右目の眼球が破裂してしまったという。
若い女は、一度催し物会場に来店し、小型酸素濃縮器を試していったんその場を去り、約20分後に再び現れ、今回の凶行に及んでいる。
器具の文句を言うところまでは、分かる。
メーカーを調べたいからパンフレットをくれと言うのも分からなくはない。
しかし、理解できるのはここまでだ。
その後の行動はまったく理解の外だ。
若い女はパンフレットを手に取ると、いきなり日傘で販売員の目を突いている。
なんとも、怖い話だ。
身近にある恐怖である。デパートなどで店頭販売している人は、この記事を読んだあと、日傘をぶら下げた若い女が近づいてきたら、不安になるだろう。

しかし、この記事で疑問なことは、まず、なぜ10日も過ぎての公表なのか。
これもまったく理解の外だ。
この記事が直ぐに公表されていれば、そのような風体の女が近づいてきたら、店頭販売の人たちは、注意するはずだ。最も、この間、この女が連続して犯行に及ぶことはなかったようなので良かったが…。

シュレッダーによる幼児の指切断の事故についても、しかり。
事件や事故は早期の情報開示や報道が、類似事件や事故を未然に防ぐ。



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巨人選手の偽サイン
2006年08月22日 (火) 22:33 * 編集
あの斎藤投手のすがすがしさときたらどうだ。
日本全国から熱い眼差しを送られ、それに照れて、また、人気は急上昇だ。
一方、プロ野球では…。


プロ野球の読売巨人軍は22日、選手の偽造サインを書いたバットやボールをネットオークションにかけたとして、球団職員(30)を懲戒解雇した。
球団によると、この職員は昨年5月から今月にかけて、自分で選手のサインを偽造したグッズ91点をオークションにかけ、70万円から100万円の売り上げをあげたという。小久保裕紀選手や上原浩治選手といった巨人の選手のほか、他球団の選手やタレントのサインも偽造していた。
この職員は連絡先を球団事務所にしており、小久保選手のサインバットを買った人から「偽物では」という電話が18日に球団にきたことから、発覚した。職員はヤフージャパンのサイト上で「nwotina2000」というIDを使って売っていた。
巨人は同日、詐欺的な行為があるとして、警視庁丸の内署に届け出た。桃井恒和球団社長は「問題の品物を購入された方からのご要望に適切に対処できるよう努めたい」と話した。(ashahi.com)

小久保選手の偽サイン入りサインバットを見て、「これゃ、ちょっと違うぞ」と気づいた人は凄いではないか。どのように判断できたのだろうか。
もしかすると、本物のサインが入ったグッズを持っていたのかもしれない。それでなきゃ、分かるまい。
或いは、この球団職員のサインが余りに下手だったのか。

ところで、この球団職員の販売していたグッズは、最高でも2万1500円だったという。
プロ野球とは夢を売るものだ。
それが、2万円台とは悲しい。
プロ野球の選手も馬鹿にされたものだ。

斎藤佑樹投手のサインの入ったグッズはいかほどのお値打ちになるのだろうか。
ましてや、あのハンドタオルであれば、いったい幾らで販売されるのだろうか。

夢を売っているのは、もはや、高校野球の方かもしれない。



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平塚5遺体事件、裁判開始
2006年08月21日 (月) 21:55 * 編集
裁判の最大の目的は、利加香さん殺害の動機解明であったが、初公判から頓挫してしまった。

神奈川県平塚市のアパートで子供3人を含む5遺体が見つかった事件で、アパートで娘の利加香さん(当時19)を殺したとして殺人罪に問われた無職、岡本千鶴子被告(55)の初公判が21日、横浜地裁(木口信之裁判長)であった。同被告は「私は殺しておりません」と起訴事実を否認し、無罪を主張した。
利加香さんの死因については「今は話したくありません」と答えた。岡本被告は神奈川県警に逮捕された際「娘を殺して自分も死のうと思った」と容疑を認めていた。
検察側は冒頭陳述で、岡本被告が昨年9月ごろから利加香さんの外出を嫌うようになり、10月に殺害しようと決意、殺害後は利加香さんの交際相手に電話をして生存を装ったと指摘した。
起訴状によると、岡本被告は昨年10月12日ごろ、平塚市のアパート室内で、利加香さんの首をひもで絞めて殺害した。(nikkei net)

娘を殺害した動機について、千鶴子被告の口からどのような説明があるのか注目されていたが、彼女は、「今は話したくありません」と口を閉じ、さらには、そもそも「私は殺しておりません」と真相解明をスタートラインにまで引き戻す発言をした。
「死亡していることは知っていたが、どうして死んでいるかは、いまは話したくありません」と述べた被告の狙いはどこにあるのだろうか。

一方、冒頭陳述の中で披露された検察側による殺害動機の説明は、「昨年9月ごろから、娘が外出して予備校やサークル活動などに行くことを嫌うようになり、殺害を決意した」と、こちらもよく分からない。
娘の外出を嫌うようになるとは、どういう心理なのか、そして、それが殺人にどう結びついていくのか、説明がない。
このように脆弱な説得力しか持ち合わせていないのは、そもそも、検察側のシナリオが岡本被告が逮捕されたとき、「娘を殺して自分も死のうと思った」と容疑を認めていたことを起点に描かれてきたからだ。

ここに来て、「私は殺しておりません」という発言は、被告が今まで述べてきたことを全て否定するものなのか、さらには、真犯人の存在について言及するキッカケとなるのか。
或いは、単に刑の執行を猶予させるためのものか。
各紙の論調からすると、殺害動機の解明にはまだまだ時間がかかりそうだ。

ところで、この事件を振り返ると、平塚のアパートからは利加香さんの遺体と共に、利加香さんの異母兄の山内峰宏さんが首をつって死んでいるのが発見されている。さらに、室内にあった段ボール箱から男児と新生児2人の計3遺体が見つかっている。

子供たちについては、横浜地検が公訴時効が成立しているとして不起訴処分にしている。
5遺体のうち3遺体は、原因究明を法律的に放棄したわけだ。
また、山内峰宏さんの死亡原因が縊死という見方を信じれば、平塚5遺体事件とはいうが、実は、現在、その真相を明らかにしようとしている対象は、利加香さんの殺害だけだ。
そして、真実を知っているのは、同居人の中でただ一人生き残った千鶴子被告のみであり、仮に、今後、彼女が利加香さん殺害の動機を告白したとしても、平塚5遺体事件の全体像は、闇のままである。



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事件の底にあるもの
2006年08月20日 (日) 11:23 * 編集
埼玉県の児童養護施設で破廉恥な事件が発覚した。

埼玉県内の民間児童養護施設で、女性職員が入所していた10代の少年と性的関係を持つなどしたとして、県が施設を運営する社会福祉法人に対し、児童福祉法に基づく改善勧告をしていたことが19日、分かった。
県は、同施設で複数の職員が入所者に暴力を振るっていた実態も併せて確認しているという。
県こども安全課によると、女性職員は平成16年から17年にかけて、少年を自宅に呼び出すなどし性的関係を持った。また別の職員2人が女性職員が少年と会う手助けをした。
施設側は女性職員ら3人を懲戒解雇。県は7月に施設に立ち入り調査し、8月末までに子供の心理面のケアや再発防止などの改善計画を文書で提出するよう勧告した。(sankei web)

asahi.comによると、女性職員は29歳。
少年は「要求に従わなかった時は、施設でけられたり、かまれたりした」と話しているという。
この記事を読む限り、色に狂った女の犯罪かと思った。
しかし。

事件があった民間児童養護施設は、埼玉県北部にある。
ネットで調べてみると、条件に該当するいくつか施設があった。
結局、施設は特定できなかったが、調べていくうちに、児童養護施設で行われている虐待の実態を知ることになった。
そもそも、児童養護施設とは保護者のない児童や虐待されている児童などを入所させ、養護し、その自立を支援する施設である。
しかし、虐待されている児童を虐待から守るべき施設で虐待が行われているのだ。
ここでは、ある施設について言及したホームページを紹介したい。
次のリンクを辿ってみて欲しい。

(児童養護施設 とちの実の郷 権利侵害問題)
(体罰データベース)
(とちの実の郷 埼玉県社会福祉協議会のホームページ)


今回の事件は、問題の表層である。
こうしている間にも、虐待から養護されるべき児童が養護施設で虐待されている。



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カー容疑者の疑義
2006年08月19日 (土) 11:37 * 編集
ジョンベネ殺害事件の犯人とされたジョン・マーク・カー容疑者に対する疑義が一気に飛び出してきた。

米コロラド州ボルダーで1996年、美少女コンテストで優勝したジョンベネ・ラムジーちゃん(当時6歳)が殺害された事件で、容疑者としてタイで逮捕された元小学校教師ジョン・マーク・カー(41)が、本当に事件に関与していたのか、疑問が持ち上がっている。米捜査当局も詳細を公表せず、慎重な姿勢を見せている。
カー容疑者は17日、拘束されたタイ・バンコクで、ジョンベネちゃんの殺害に関わったと告白、「彼女を愛していた。死んだのは事故だ」と説明した。米捜査当局は、同容疑者を殺人と誘拐、性的虐待の容疑で逮捕し、本国へ送還して、詳しく取り調べる予定。
一方、カー容疑者の家族や元妻が、事件関与には疑問があると主張している。
兄弟のネイトさんはアトランタのテレビ局に、「殺人者だなんて、ばかばかしい」と述べ、家族は18日もカー容疑者に関する情報を提供する予定だと語った。
また、元妻のララ・カーさんも、カー容疑者がジョンベネちゃんを殺したのは疑わしいと発言。カー容疑者と別れた理由が、カー容疑者の幼児ポルノ趣味だったが、ジョンベネちゃんが殺された96年のクリスマス休暇は、カー容疑者とアラバマ州でずっと一緒だったと話している。(CNN)

疑義は大きく次の二つだ。
一つは、カー容疑者の事件当日のアリバイだ。
元妻のララさんが、事件が起きた96年のクリスマス休暇は容疑者とアラバマで過ごしていたと発言しているのだ。アラバマから事件の起きたボルダーまでは、2000キロの距離があるという。
なお、カー容疑者は、小学校教師をしていた01年に児童ポルノを所持していたとして逮捕され、教師を解雇となり、それを契機に離婚している。
2つ目は、殺害にいたる経緯だ。
カー容疑者は「ジョンベネちゃんに薬を飲ませた上で暴行した」と供述しているが、ジョンベネちゃんの遺体からは薬物反応は出ていない点である。

また、今回、逮捕のきっかけとなったのは、カー容疑者が4年前から米コロラド州の大学教授と交わした数百通の電子メールの中で、犯人しか知り得ない事実の記載があったことだといわれている。
しかし、カー容疑者の妻や家族は、カー容疑者はこの事件について異様な興味を示し、ありとあらゆる資料を読みまくっていたという。この中で犯人しか知り得ない事実に近いことを知ったのかもしれないと述べている。

彼は、今週末にアメリカに移送される予定である。
その後、ジョンベネちゃんの下着に残っていた犯人の体液と容疑者のDNA鑑定を受ければ、真偽のほどは直ぐに明らかにされるだろう。

ところで、現時点で想像するに、ジョン・マーク・カー容疑者は真犯人なのか。
久しぶりの素人探偵の登場である。

まず、「96年のクリスマス休暇はアラバマで容疑者と過ごしていた」という元妻のアリバイ発言であるが、彼女の発言は真実か。離婚した夫を今でも弁護すべき必要性はあるか。
彼女には容疑者との間に3人の子供がいる。
彼女が彼らの将来を考えたときに、殺人者の子供と烙印を押されるのを嫌がったとは考えられないか(まあ、直ぐに真実は明らかにはなるのではあるが…)。
また、一番可能性が高いのは、彼女の勘違いだ。これならば、弁護する必要性も要らない。

次は、殺害にいたる経緯だ。
カー容疑者は薬を飲ませた上で暴行したとしているが、ジョンベネちゃんの遺体からは薬物反応は出ていない点である。
彼が逮捕されてからの発言を見てみる。
「私は彼女に恋をしていた。彼女が死んだのは偶発的なものだった」
「彼女に会うために家へ行き、一緒に地下室に入り、誤って死なせてしまった」
「ジョンベネが死んだ時、私は彼女と一緒にいた」
なにやら夢想家のようなあやふやな発言ばかりである。
一方、薬を飲ませた上で暴行したという発言のみは妙に生々しい。
彼自身の発言とされているが、それこそ疑わしくないか。
或いは、薬物反応そのものが警察の秘匿事項となっていて、これが犯人しか知り得ない事実であったとは考えられないか。

以上、乱暴で無理があり、バイアスのかかった推理により、素人探偵は彼はクロに近いと考える。
素人探偵なんてこんなものである。所詮。



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84歳の殺人者
2006年08月18日 (金) 13:08 * 編集
いったい、人を殺すにはどのくらいのエネルギーが必要なのか。
84歳の老婆が80歳の夫を金づちで殴り殺した。

本事件の一報は、7月12日深夜の次の報道だ。


11日午後9時25分ごろ、兵庫県姫路市網干区、無職岡本章さん(80)方に2人組の男が押し入り、章さんと妻花子さん(83)を金づちのようなもので殴った上、たんすの中にあった現金約460万円を奪って逃走した。
章さんは病院に運ばれたが間もなく死亡。花子さんは軽傷という。網干署は強盗殺人容疑で2人の行方を追っている。
調べでは、男らは1階の窓から侵入。「金を出せ」と脅し章さんらともみ合いになり、金づちのようなもので殴って現金のある場所を言わせたという。(共同通信 7/12)

妻は、警察の取り調べに対して次のようなことを話した。
「自宅に侵入した青い作業服の2人組の男に襲われ、葬儀費用として保管していた現金460万円を奪われた」
「事件の約2週間前、電気の配線点検作業員を名乗る不審な2人組が自宅に上がり各部屋を確認していた」
これを受け、同日の午後11時頃になると、不審な男2人が浮かび上がってくる。


兵庫県姫路市網干区の無職岡本章さん(80)が殺害され、現金が奪われた強盗殺人事件で、事件の約1週間前に電気店を名乗る不審な男2人が岡本さん宅を訪れていたことが12日、関係者の話で分かった。
顔などを切られ軽傷を負った岡本さんの妻花子さん(83)も網干署捜査本部に同様の話をしており、捜査本部は犯人の男2人が下見した可能性があるとみている。
また調べで、犯人は土足で家に侵入後、寝室に直接向かったとみられることが判明。花子さんは「お金は渡すから助けて」と懇願したが、犯人は岡本さんを執拗に殴り続けており、捜査本部は、当初から殺害して金を奪う計画だった可能性もあるとみている。司法解剖の結果、死因は頭からの失血死と分かった。(共同通信 7/12)

その翌日には、不審な車も目撃された。

兵庫県姫路市網干区の無職岡本章さん(80)が殺害され、現金が奪われた強盗殺人事件で、近くの住民が、現場付近で不審な車両を事件の約1週間前から目撃していたことが13日、網干署捜査本部の調べで分かった。
岡本さん宅に事件の約1週間前に、電気店を名乗る男2人が訪問していたのと時期が近いことから、捜査本部は関連を調べている。
調べによると、岡本さんの自宅近くで地元の人たちが使う細い道路に、車がエンジンをかけた状態で止まっていたのを近くの複数の住民が何度か目撃。乗用車のときもあれば軽トラックのときもあり、男が1人か2人乗って車内でカーナビを見詰めていた。最後の目撃は、事件前日の10日午前8時ごろだったという。(共同通信 7/13)

被害者の話や不審者の目撃者もいることから、この二人組みの捜査が進んでいるのかと思ったが、8月16日なって、真犯人が逮捕された。
なんと、妻であった。


兵庫県姫路市網干区津市場の無職岡本章さん(80)が7月、自宅で殺害された事件で、網干署捜査本部は16日、殺人容疑で岡本さんの妻花子容疑者(84)を逮捕した。
花子容疑者は当初「2人組の男が押し入り、夫を殴ってたんすから現金約460万円を奪った」と強盗被害を装っていた。しかし外部から侵入した形跡がないなど、花子容疑者の説明が現場の状況と矛盾することが判明。16日午前から事情を聴いたところ、容疑を認めたため逮捕した。
調べでは、花子容疑者は7月11日夜、自宅1階6畳間で、岡本さんを刃物で刺したり、金づちで殴ったりして殺害した疑い。
捜査本部は、たんすにもともと現金は置いていなかったとみており、殺害の動機や犯行の経緯を追及する。(共同通信 8/16)

そして、翌17日から犯行の動機が伝えられるようになった。

兵庫県姫路市網干区の無職岡本章さん(80)を自宅で殺したとして、殺人容疑で逮捕された妻花子容疑者(84)が、殺害後に自らたんすの引き出しを開けるなどして、強盗が物色したと見せ掛ける偽装工作をしていたことが17日、網干署捜査本部の調べで分かった。
関係者によると、花子容疑者は以前から「夫から『寝ている間に足を引っ張っただろう』などと文句を言われ、腹が立った」などと親しい知人に訴えていた。
花子容疑者も逮捕後「夫の長生きは困ると思った」という趣旨の供述をしており、捜査本部は日常生活の不満を募らせた花子容疑者が、岡本さんを執拗に追い回して頭部を何度も包丁で切り付けるなどして殺害したとみて調べている。(共同通信 8/17)

花子容疑者は以前から、寝ている間に足を引っ張っただろうなどと夫に文句を言われ、腹が立ったという。
しかし、鬱屈したものがなければ、足を引っ張ったくらいで殺意は持たない。
彼女は、7月11日の午後9時25分ごろ、自宅1階の和室で寝ていた章さんを執拗に追い回して頭部を何度も包丁で切り付けている。最後は金づちで殴り、失血死させた。
恨みの深さを感じさせると共に、確実に殺すという意思も読み取れる。
「結婚してから約50年にわたって夫から暴力を受け続け、耐えられなくなった。夫から自由になりたかった」とも言っているようだが、花子容疑者の実家が資産家だったとも伝えられることから、まだ報道されていない殺害理由があるはずだ。

ところで、彼女は、「夫の長生きは困ると思った」と、世の男性が震え上がるような発言もしている。
日本人の平均寿命は、男78.53 才、女85.49歳である。男女で 6.96歳の差がある。
同い年で結婚すれば、男が先に死ぬのが通常であるが、この夫婦は姉さん女房である。
殺された岡本章さんは80歳だったので長生きになるが、花子容疑者は84歳なので、まだ平均に達していない。
あと、数年で自分も平均寿命に達してしまうという焦りも犯行の背景にあったのかもしれない(花子容疑者の年齢は、7月の報道では83歳であったが、逮捕後は84歳になっている。この間、誕生日を迎えたのか)。

この老婆は、犯行後、凶器の包丁に付いた血をふき取り、台所にしまっていた。また、物色されたように装うため、章さんの寝室のたんすの引き出しを開けていた。
鬱屈した思いは、長年の間に計画殺人に形を変え、実行された。

夫からは自由になれたのだろうが、彼女に残された時間はわずかだ。



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日本サッカーの悲劇
2006年08月17日 (木) 22:36 * 編集
日本サッカー協会の川淵三郎会長は、W杯で1次リーグ敗退した翌日、自らの責任を問われて、「世界中を見ても、監督が辞めるからといって、会長は辞める国はない。前例をつくりたくない。僕には、まだやるべきことがある」と言っていた。
彼のやるべきこととは、何か。


日本サッカー協会の川淵三郎会長が17日、ロイターとのインタビューに応じ、FIFAワールドカップ(W杯)ドイツ大会前にジーコ前監督を解任する考えがあったことを明らかにした。
日本は、W杯1次リーグF組で1分け2敗で敗退、ジーコ前監督は、契約満了となるW杯後に退任した。
川淵会長は、日本代表がアジア予選で苦戦する中、ジーコ前監督を交代させることを考えたが、W杯出場が決定したので解任する理由がなくなった、と話した。
また、ジーコ前監督が、鹿島アントラーズでテクニカル・ディレクターを務めていた際には細かい指導を行っていたが、日本代表の指導に関しては傍観的なアプローチをとり、チーム内には方向性が不明瞭になっていた選手もいたことを認めた。(ロイター)

この川淵という男、賢くない。
前回のオシム監督就任のお間抜けな失言といい、今回の発言といい、なんとお馬鹿さんなことだろう。
なぜ今頃、サッカー協会の会長がジーコ監督の解任の可能性があったことを発言する必要があるのか。
どういう意図があるのか。
そもそも誰に対して発言しているのか。
一次リーグ敗退の理由をすべてジーコに求めているような気がしてしょうがない。

彼が言うように「日本代表の指導に関しては傍観的なアプローチをとり、チーム内には方向性が不明瞭になっていた選手もいた」というなら、会長として何かアクションを取ったのか。
川淵という男、自分のポジションを分かっていない。
一次リーグ敗退の理由の一つに会長の綱とりの不味さはなかったのかと言いたい。
一体、サッカー協会の会長が為すべきこととは、終わったことをクヨクヨグズグス言うことではなく、それらの反省を踏まえて、今後どうすべきかの大きな方向性を示すことであろう。

川淵会長は、今回の発言で暗にオシム監督を選択した理由を披露したつもりだろうか。
オシム監督に対する声援のつもりだろうか。
とんでもない。
会長のこの発言を耳にして、オシム監督は失笑しながら大きく首をかしげるだろう。
「これから俺もくだらぬ些細なことで苦労させられるなあ」と思うはずだ。

川淵監督のやるべきこととは、監督と一緒に会長が辞める前例を作ることではなかったか。



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ジョンベネ、真犯人逮捕か
2006年08月17日 (木) 09:54 * 編集
あのジョンベネ殺人事件の真犯人が逮捕されたという。

米コロラド州ボールダーで1996年12月、ジョンベネ・ラムジーちゃん(当時6歳)が自宅地下から遺体で見つかった事件で、米当局は16日、容疑者の男がタイのバンコクで逮捕されたことを明らかにした。CNNテレビなどが報じた。
男は別の性的暴行事件で同日逮捕されたが、ジョンベネちゃん殺害についても、当事者しか知り得ない情報を証言したという。コロラド州の連邦地検は捜査官をタイに派遣し、男を米国に移送する。(時事通信)

CNNによると、逮捕されたのは、41歳のアメリカ人教師、John Mark Karr(ジョン・マーク・カー)。

この事件は、ジョンベネが美少女コンテストの常連であったことから、アメリカだけではなく日本でも大きく報道された。コンテストにおける彼女の愛くるしい姿が連日テレビから流れた。
さらに、事件を際立たせたのは、殺害されたジョンベネの身体に虐待の形跡があり、当初は、両親の犯行ではないかと疑われたことだ。

しかし、母親のパッティー・ラムジーさんは、公に無実を晴らすことなく、今年6月に癌で死んだ。
しかし、死ぬ1か月前に容疑者について知らされていたという。
彼らの弁護士のウッド氏は、「非常に長い10年だった。パッティーさんがここにいないことは、非常に残念です」と言う。

ジョン・マーク・カーは、当事者しか知り得ない情報を証言したというが、果たしてどのような内容か。



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渋滞の夏
2006年08月16日 (水) 13:39 * 編集
夏休みは、どこも混む。
特に行楽地に車で出かけたら、渋滞に巻き込まれて疲労困憊。リフレッシュどころではなく、ストレスがたまるだけ。
だから、寸胴鍋は「盆休みには車で行楽地には行かない」という不文律を守ってきた。
今年、それを犯してしまった。


神奈川県・湘南付近の国道134号線では15日夕、海水浴などを楽しんで帰宅の途につく車列が連なった。
もっとも、台風10号の影響で、海上はうねりが押し寄せており、江の島の遊覧船は欠航となった。
またこの日、お盆を行楽地や帰省先で過ごした家族連れなどのUターンラッシュが始まった。午後7時前には、東北自動車道で栃木県の上河内サービスエリアを先頭に44キロの渋滞となったほか、常磐自動車道も茨城県の高萩インターチェンジを先頭に25キロ渋滞した。
16日も交通機関の混雑が予想されており、JR東海によると、東海道新幹線は、午後の上りの指定席はほぼ満席という。(読売新聞8/15)

出かけたのは、箱根。
距離にして100キロ程度。だから東京の庭と呼ばれる。
14日(月)の朝8時頃、出発。
ルートは、国道16号に出て、246号から129号、厚木から小田原厚木道路に乗って箱根ターンパイクという一般的なもの。
順調なら、国道16号までは50分程度でいけるはずだ。

車中、ラジオが首都圏の大停電を伝えていた。
「都心は大変だなあ」
「多摩は送電のルートが違うから、大丈夫なンだ」などと家人と車の中で話す。
しかし、16号まであと1キロというところで、渋滞にぶつかる。
「ここら辺はいつも信号渋滞するからね」と高をくくる。
しかし、5分もすると、心が動揺し始める。
たまに、一台分ぐらい前に進むものの、ほとんど車列が動かないのだ。
直線道路なので、前の状況がつかめない。
高速道路なら電光掲示板等で情報は入手できるが、一般道における渋滞は、その理由が分からないがためにイライラ度は高まるものだ。

少しすると、ラジオの交通ニュースが、われわれの前方で交通事故があったことを告げた。
渋滞する車の横を何人かの警官が前方に向かって小走りに走っていく。
前方から走ってくるパトカーもある。
「事故か。結構大きな事故かもしれない。一時間は無理かもね」ちょっと多めに時間を読む。
その後も車はまったく動かず、たまに一台分動くのは、前方の車があきらめてユーターンするからと分かる。

そして、結局、普段なら5分程度で走れるところを、なんと2時間40分かかってしまった。
しかし、渋滞を抜ける間、交通事故があった気配はどこにもなかった。
事故車両もなければ、ガードレールのヒン曲がった場所もなかった。
渋滞を抜ける最後の交差点に設置してある4つの信号機のそれぞれの下に警官が4人ずつ位いた程度だ。
本当に交通事故があったのか。
いや、この辺も停電していたのか。
或いは、単なる行楽渋滞だったのか。
一体、何が原因だったのだろうか。いまでも分からない。

渋滞する車の横を走っていった警官やパトカーに言いたい。
一体、先で何が起きているかを車列に向かってアナウンスして欲しい。

さて、16号の渋滞を抜けると、あとはほぼ順調。
芦ノ湖を見たあと、国道1号線を使い、宿に向かった。
ここでも結構な渋滞に出会ったが、午前中の大渋滞を経験済みである、なんともない。

さて、途中、有名な冨士屋ホテルに寄ってみる。美味しいコーヒーを飲み、自慢の日本庭園を散歩。
明治時代の建物というが、ポイントになる設備は新しく、お借りしたトイレはウォッシュレットであった。
宿泊者以外の見学者も多いが(寸胴鍋もそうだ)、ホテルの中で場所を選べば贅沢な休憩ができる。
お勧め度…4ポイント(満点は5ポイントである)

自分達が泊まったのは、冨士屋ホテルのちょっと先、宿専用のケーブルカーで6分ほど下ったところにある野趣溢れる宿。
6人乗りというケーブルカーは小型でガタガタ揺れ、なんとも頼りなげ。
ケーブルカーを降りて、宿に向かって川沿いを少し歩くと、宿の露天風呂が見える。中年のおっさんのだぶついた裸体が私達を出迎えてくれた。

宿は古い建物であった。
大袈裟に言うと、床を歩くと、建物が少し揺れるような感じだ。
建てつけも悪い。襖と柱には隙間ができている。
そんな宿であったが、トイレは冨士屋ホテルと同様にウォシュレットが装備されていた。
安心した。これは現代人の必需品だろう。

しかし、少し経った頃、連れが言う。
「水が出ないし、ウォシュレットも効かない」
洗面所等には、温水と冷水の蛇口がついているが、蛇口をひねっても冷水のほうからは何も出ない。
ウォシュレットは、ノズルは顔を出すものの、コトンコトンと音が出るだけで、肝心の水が出てこない。
温水の方が使えたので、洗面などは大丈夫だったが、ちょっとひどい。

部屋の係りの人にクレームをつけた。
設備担当のおじさんが部屋に来て、点検する。
「お客さん、直りましたよ。ウォシュレットから水が出ますよ。ウォシュレットは大量の水を使うので、ウォシュレットのタンクに水が溜まるまで他の蛇口からは水が出なくなってしまうのですよ。ここの建物は、水道の圧が弱いのでポンプを付ける予定です。しかし、大丈夫、直りましたよ」と良く分からない説明をして、部屋を出て行った。
確認すべく、ウォシュレットのボタンを押してみると、おじさんが言うように、ノズルから水が出てきた。
ただし、出てくる量が問題だ。
ノズルの先から、水が恥ずかしげに5ミリ程度チョロチョロ出ている。
ウォシュレットが洗浄すべきはノズルじゃないはず。
開いた口がふさがらない。

さて、この宿の露天風呂は、横を流れる川を眺めながら楽しめる趣向となっている。
ロケーションは抜群である。
しかし、なんとも湯槽が深すぎる。
湯槽の底に尻をつけて浸かろうものなら、溺れてしまう。
良い湯なのに寛げない。

しかし、こうしたハード面の不備をリカバリーしようと、料理の方はまずまずであった。
店の名前は書かないが、寸胴鍋の記した文章からキーワードを拾ってもらい、検索すれば、直ぐに分かると思う。
結構、人気のある宿のようであるが、寸胴鍋との相性が悪かったということで、お勧め度は、2ポイント。

ところで、箱根といえば、大涌谷の黒タマゴ
粗塩をふけかけるだけであるが、あれが旨い。
翌日、宿をあとにして出かける。
ここでも渋滞に巻き込まれた。
1時間ほどの渋滞のあと、大涌谷の駐車場に着いた。
疲れた自分達に追い落ちを掛けるように、雨は降ってくるわ、風は強く吹くわで散々。
しかし、黒タマゴは相変わらず美味しく、その場で2つ食べた。6個入り500円。
お勧め度…4ポイント。

その後、箱根湿生花園を散策。植物にはトンと興味はないが、尾瀬を思わせる風情に、風も心地良かった。
お勧め度…3ポイント。

40分程度散策した後、近くの土産屋で情報を仕入れ、いろり茶屋という店で食事を取る。
店の売りは、ジャンボ海老フライやいくら丼、海鮮丼といったもののようであるが、寸胴鍋はとろろ蕎麦を注文。結構いける。
お勧め度…4ポイント。

その後、ポーラ美術館でピカソ展を鑑賞。
自分としては、ピカソに影響を与えたジョルジュ・ブラックの作品に感動した。
お勧め度…4ポイント。

夕方、現地を出発した。
帰路は順調であったが、「盆休みには車で行楽地には行かない」という不文律を改めて期す旅行であった。



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スペイン炎上
2006年08月13日 (日) 13:36 * 編集
スペインで大規模な山火事が相次いでいる。

スペインで猛暑による乾燥と、放火で山火事が相次いでいる。北西部のガリシア地方では8日までに自宅を守ろうとした74歳の老人ら3人が火事に巻き込まれて死亡。スペイン警察当局は8日、放火の疑いで3人を逮捕した。
ロイター通信によると、スペインの消防当局やボランティア数百人はこれまでに飛行機から海水を浴びせて39カ所で山火事を鎮めたが、なお60カ所で炎上中。巡礼地で知られるサンティアゴ・デ・コンポステーラ近郊にも火の手が迫っている。スペイン政府はおよそ4割は人為的な放火が原因とみている。 (nikkei net 8/9)

日本でも火災の原因のトップは、放火である。
スペインの山火事の原因もその半分近くが放火とされ、3人の放火犯が逮捕されたという。
国が違えど重罪だろうなぁと思っていたら、本日、次が入電。


スペイン北西部ガリシア自治州などで多発した大規模な森林火災で、スペイン当局は13日までに、放火の疑いでアルバイトの消防士や90歳の男性など24人の身柄を拘束した。
ポルトガルなど周辺各国からの応援を含む7000人近くが消火活動に当たり、火災の勢いは収まりつつあるが、同日までに自宅を火災から守ろうとした70歳の男性ら4人が死亡。2万5000ヘクタール以上が焼失したとみられる。
放火をめぐっては、失業した消防士による犯行や組織的な放火との見方があるほか、土地をめぐる争いが背景にあった可能性も指摘されている。(共同通信)

なんと、24人もの人が放火の疑いで身柄を拘束されたという。
なんじゃこれゃ。
最も焼失面積は2万5000ヘクタール以上といわれているから、東京ドーム5000個分以上の大きさだ。
これだけの広さが焼失したのだから、これくらいの犯人がいてもおかしくはないが、24人とはねぇ。
情熱の国でも、鬱屈した思いを持ちつつ生活している人が多いのかね。



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同好会の主旨
2006年08月12日 (土) 22:18 * 編集
同好の士が集まって、自分の作品を自慢しあう。
その対象は、漫画だったり、詩歌だったり、車だったりする。
仲間で刺激しあい、自分のスキルをさらに上げていく。
同好会とはそんな主旨だろう。
この同好会もそのようだったが、対象は女児のわいせつ画像だった。


インターネットを通じて知り合い、女児のわいせつ画像を交換していたグループが児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑などで埼玉・宮城両県警に摘発された事件で、約20人のメンバーは、月に1度、都内の居酒屋などに集まり、自作の児童ポルノを披露し合っていたことが、両県警の調べで12日、わかった。
押収された映像、画像には、女児にわいせつ行為をするメンバーの姿を撮影したものもあり、両県警は、自作の児童ポルノを自慢するため、犯行をエスカレートさせたとみて、強制わいせつ容疑などでも事情を聞いている。
これまでに両県警に逮捕されたのは、埼玉県所沢市、飯能郵便局職員奈良昌幸被告(30)(起訴済み)、東京都新宿区、自営業奥山和之被告(38)(同)ら、30歳代の男計7人。このうち奥山被告ら4人は強制わいせつ容疑や強姦容疑でも立件されている。
調べによると、会合では、「貴重」とされる違法画像をビンゴゲームの賞品にしたり、公共施設の会議室を借りて、女児の裸の絵を空想しながら競作したりすることもあったという。また、自分の娘に複数の仲間が、いかがわしい行為をする様子を撮影するメンバーもおり、それらの違法画像も交換されていた。(読売新聞)

そもそも、彼らの犯罪が発覚するきっかけは、今年1月、女子中学生を脅迫し裸を撮影したとして、宮城県多賀城市、元陸上自衛隊員伊藤靖典被告(26)が強制わいせつ容疑で宮城県警に逮捕されたことだった。
伊藤容疑者は昨年12月13日午後3時40分ごろ、多賀城市内で帰宅途中の中学生女子にナイフを突き付け、「静かにしろ」と脅迫。人気のない場所に連れ込み、衣服を無理やり脱がせ、女子の上半身をビデオカメラで撮影した。彼は3年前から、同じような犯行を十数件繰り返していた。
彼を追及していくと、埼玉県の奈良昌幸容疑者が浮かび上がった。

宮城県の伊藤靖典被告と埼玉県の奈良昌幸容疑者を結びつけたのはインターネットだという。
最初はエロサイトからダウンロードしたわいせつ画像を交換していたのだろうが、それでは満足できなくなり、自分達で犯行を犯し、それを撮影し、仲間と交換し合うようになったのだろう。
仲間で刺激しあい、スキルをさらに上げていくという同好会の主旨である。
しかし、自分の娘に複数の仲間が、いかがわしい行為をする様子を撮影するメンバーもいたというから、行くところまで行ってしまった。
実は、とうに同好会の範疇を外れてしまい、心を失くした犯罪集団になっていたわけだ。



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金書記長を治す薬
2006年08月10日 (木) 23:11 * 編集
おぼれる人は藁をも掴む。
×××゜の人は偽精力剤でも買う、か。


韓国警察当局は10日、北朝鮮の金正日総書記が「服用している」と偽り精力剤を高価で販売していたとして、食品衛生法違反容疑で元北朝鮮住民の男ら4人を書類送検した。聯合ニュースが伝えた。
この男は北朝鮮で10年以上、金総書記の警護をしていたとし、日本で2003年に「私は金正日の極私警護官だった」との本を出版している。
男は北朝鮮から中国に脱出し、2000年に韓国に亡命した。
調べでは、男は昨年2月、元北朝鮮住民の女性とともにソウル市内に食品工場を設立、従来の精力剤の成分と中国から密輸した漢方薬などを混ぜ合わせて違法の「精力剤」を製造。8錠入りの1箱を30万ウォン(約3万6000円)で販売し、約5億2500万ウォンの利益を得ていたという。
マッサージ店などを通じて販売されたが、頭痛や脈拍が速くなる副作用も確認されたという。(毎日新聞)

彼らは、「金総書記が服用する神秘の薬」という謳い文句で販売していた。
そして、販売していた精力剤の商品名は、なんと「必立錠」!
キャッチコピーで、絶倫を誇る金正日のイメージを消費者に与え、心を揺さぶり、商品名で下半身を揺さぶり、ついに購入を決意させる販売戦略である。
この理詰めの戦略により、彼らは1年半の間に、日本円にして約6240万円を売り上げた。
しかし、中央日報によると、この薬、長く服用していると顔が赤くなり、すぐに疲れてしまう副作用があったというから、効能は怪しい。

ところで、勝手に名前を使われたあの方、ミサイル発射の後から、公式席上に姿を表していない。
情勢の悪化により身の危険から守るためとか、ミサイル攻撃の次の手を検討しているとか、いやいや病気になったとか、諸説フンプンだ。

いったい、彼の健康状態とはどのようなものだろうか。

(ケース1 巷間伝わってくるように実際芳しくない場合) 
肝硬変になってすでに長い年月の経過した肝臓、日々の宴会で痛み、ズタズタの胃袋、刺激的な飲み物、食べ物によっていつも下痢気味の腸(血便が混じることもある)、アルコールを飲んで大声でカラオケを歌うために傷ついた喉(すぐにしゃがれてしまう)、周りが作り上げた虚像と自分の実像とを認識できなくなった頭脳。
ボロボロとなった彼の身体を、かの国の遅れた医術の者を全国から集めて、怪しい薬を作らせて、なんとか延命させている。

(ケース2 噂とは異なり、実は、元気ハツラツの場合)
どれほどのアルコールを入れてもビクともしない肝臓、大食漢を支えるズバ抜けた胃袋、一日一回、立派な形と色の快便をもたらす絶好調な腸、カラオケで連続何十曲歌ってもけして枯れない喉、周りが作りあげた虚像と実像のギャップをしっかり把握し、破綻しないように次々に戦術を立てる優れた頭脳。
彼のスーパーマンのような身体をかの国の遅れた医術の者を全国から集めて、それなりの薬を作らせて、さらにブラッシュアップさせている。

前者の可能性が高いのだろうが、かの国のことだ、後者のケースだって考えられなくはない。
まあ、いずれにしても、一国のリーダーとして彼の心が不健康なことだけは疑いないところだ。
残念ながら、治す薬はない。



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サンヨー食品の挑戦
2006年08月09日 (水) 20:22 * 編集
即席ラーメンについては、昨年5月の当ブログで取り上げた。
そこでも書いたが、袋入りラーメンで、私が「これは傑作だ」と強力に推すのは、サンヨー食品の「サッポロ一番 塩らーめん」である。
麺の食感とその味わい、汁の塩加減、その色合い、ゴマの量と炒り方、そして、それらが破綻なく手を取り合い協力してこそ成し遂げられるトータルバランス、どれもが素晴らしい。
即席ラーメンの雄である日清食品にも同様の商品があるが、味が淡白で、麺にも汁にも特徴がなく、これだというインパクトがない。
サンヨー食品の方が、頭一つ、いやいや体半分は前に行っている。
疑うなら、「サッポロ一番 塩らーめん」にかき卵を入れてご賞味あれ、即席ラーメンの更に素晴らしい世界が貴方を虜にするだろう。
そうそう、同じシリーズの「サッポロ一番 しょうゆ味」にケンタッキー・フライドチキンを載せて食べると腰が抜けるほど旨いと聞く。
これらを製造販売するサンヨー食品が新しい試みに出た。


サンヨー食品(本社:東京都港区)は、袋入りラーメン「サッポロ一番」シリーズに、各スープの味わいを踏襲しながらノンフライめんで新しい食感を出した「サッポロ一番 新麺」を2006年8月21日発売する。しょうゆ、みそ、塩の3種類。価格(税別)は各120円。
2005年冬にシリーズ40周年記念で発売した「サッポロ一番 限定新麺シリーズ」をレギュラー商品にした。生めんのようなノンフライめんで、それぞれのスープの味に合う食感を実現し、スープもコクとうまみを向上させた。「後がけスパイス」でスパイス感や風味を引き立てる。
「しょうゆ味」は細めんで、スープはしょうゆのまろやかさと鶏のうまみのバランスが売り物。「みそラーメン」は中太めんで、スープはポークエキスのコクとジンジャーやガーリックなどをバランスよく合わせた。「塩らーめん」は中太めんで、野菜の甘みやホタテのうまみを合わせたスープ。同じ味の3個パック(価格360円)もある。(Nikkei BP)

即席ラーメンには即席ラーメンの世界があり、生麺のラーメンとはまったくの別物である。
ラーメン屋の味を即席ラーメンに求めても無理だし、即席ラーメンをラーメン屋に求めても空しい。
即席麺は即席麺、生麺は生麺なのだ。
所詮、カテゴリーが違う。

こうした世界観(!)から見ると、ノンフライ麺というのは、なんとも中途半端なものだ。
生麺に限りなく寄り添いつつも、即席麺に未練を残しているように思える。
どっちつかずなのである。
誤解を恐れずに言えば、二股を掛けている女のようであり、男としては釈然としないし、本気になれない。
そんなこともあって(?)、ノンフライ麺は美味しいと思ったことがない。
唯一、明星食品が出している「中華三昧」のみそ味は、まずまずの評価に値するが、ノンフライ麺でなかったら、もっと良い評価になるはず。

ここで、サンヨー食品が販売開始するのは、なんとノンフライ麺だ。謳い文句は、「生めんのような」とある。
「…のような」とは、永遠に…にはなれないことを意味する。
とうとう、愛すべきサンヨー食品も、拡販戦略を見誤ってしまったのか。
いやいや、あのサンヨー食品の販売するノンフライ麺だ。生麺とも即席麺とも違う、まったく新しい領域を開拓したのかもしれない。

早速、賞味してみよう。
刮目して8月21日を待つべし。



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北越の独立委員会、発動を勧告
2006年08月08日 (火) 23:03 * 編集
一週間くらいかかるのかと思ったが、買収防衛策の発動の是非について検討していた独立委員会が、今日、その発動を北越の取締役会に勧告した。
日本で最初となる買収防衛策は果たして発動されるのか。


北越製紙は8日、王子製紙からの敵対的な株式公開買い付け(TOB)に対し買収防衛策を発動するよう、社外監査役らで構成する「独立委員会」から勧告を受けた、と発表した。同社は「委員会の判断を最大限尊重し、発動の必要性などを考慮、発動するかどうかや、時期について適切に判断する」としている。
独立委員会は「王子が防衛策を無視し、事前の買い付け説明書の提出をせずに公開買い付けを始めたことは遺憾」などとして発動を勧告した。
北越株の過半数取得を目指した王子のTOBが2日から始まったことを受け、北越は取締役会で委員会の招集要請を決定。委員会が、防衛策発動の是非を検討していた。(共同通信)

最終的には、この独立委員会の勧告を受け、北越の取締役会がどのような判断を下すかにかかっている。
北越株買収を取り巻く環境は、北越側に優位に動いているので、決議を見送るかもしれない観測もある。
事前警告型にしてもライツプランにしても、買収防衛策はその策を会社として整備することによって予防線を張ることになる。この予防線が買収側をして買収の判断をさせないというのが主旨だ。
アメリカでも、過去、ライツプランが発動されたのは一回だけであり、それも誤って発動されてしまったてものだと聞いた。
発動されることは珍しいことなのだ。
そんな意味で、北越の取締役会がいずれの判断をするのか、注目である。

一方、王子側は、発動差し止めを求める仮処分を申請する意向だという。
北越の取締役会が発動を決議すれば、王子は即時に申請するだろう。
この申請に対して裁判所がどのような判断をするか、これも注目である。

なぜに注目するのか。
なんとなれば、いずれも判断も、今後の日本のM&Aの行く末を明示するだろうと思うからだ。



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個人的なノート ~06年8月~
2006年08月08日 (火) 22:23 * 編集
本日、『寸胴鍋の秘密』は、10万ヒットを記録いたしました。

苦節、15ヶ月であります。
振り返れば、長い道のりでした。
昨年の5月に書き始めたものの、最初の頃は、やっとこさ二桁のアクセスであった。
少し経つと、トラックバックが掛かり始めた。これは嬉しかった。
コメントは励みとなり、自分の考えの浅はかさに赤面したりもした。
そうこうするうちに、アクセス数は徐々に増えていき、12月頃には、一日あたり600以上となり、その月にはトータルで4万ヒットを記録した。
その頃がピークであった。
いまだ破られていない一日あたりの最高アクセス数2,595を記録したのも、12月19日であった。
このままいけば、今年の3月ごろには10万ヒットを達成していたのだろうが、そうはいかなかった。
今年に入って、2月ぐらいから仕事が忙しくなり、4月にはエントリー数が3本と少なくなり、5月にはややぶり返したものの、その後は、6月8本、7月3本とやせ細るばかり、それにつれてアクセス数も激減してしまい、結果的には、本日となってしまった。

しかし、最近、仕事の方もやや落ち着いてきたので、ここで、気分一新、馬力をかけ始めた。
書き始めると、続けずにはいられなくなるのが、プログだ。麻薬のようだ。
日々のアクセスも170~220台とややぶり返してきた。
そして、なんともうれしいことに、人気ブログランキングで久しぶりに30位となった。
これは、『寸胴鍋の秘密』としては、たぶん、タイ記録である。

貧しく矮小な評価軸によるダラダラとした切れのない文であり、その上、有用性もまったくないが、お暇であれば、今後もお付き合いいただきたい。

皆さんのご協力と愛を信じて、次の目標は来年の8月に20万ヒット、人気ブログランキング20位以内としておこう。



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王子のTOB、どぶ板戦術へ
2006年08月07日 (月) 22:37 * 編集
今日、北越製紙株式の三菱商事への第三者割当増資が行われた。
日本製紙グループの北越株の購入もあって、王子製紙は土俵際に追い詰められた。
そこで、王子の採った戦術は、どぶ板作戦だ。


王子製紙は7日、北越製紙の第三者割当増資の実施で、北越に対する株式公開買い付け(TOB)の成立が微妙な情勢になったことを受け、北越の個人株主に対しても文書でTOBへの賛同を個別に求める方針を明らかにした。これに対し北越は週内に三輪正明社長が、主力工場のある新潟市を訪れ、株主の地元金融機関などを回り、TOBに応じないよう要請する予定で、王子と北越の攻防は一段と激しさを増してきた。
王子は、TOB表明後、鈴木正一郎会長と篠田和久社長の両トップが北越の大株主を訪問し、北越との経営統合の効果やTOBに応じるメリットの説明を続けている。さらに個人株主にも文書でTOBへの賛同を求めるため、株主名簿の閲覧を北越に要請。北越が拒否したため仮処分など法的措置も検討している。(共同通信)

王子のどぶ板戦術であるが、すでに北越側では同様の趣旨の取組みは展開済みだと思う。
したがって、あまり効果はないだろう。
また、303億円の第三者割当増資が完了し、北越株を24%強保有することになった三菱商事も、改めてTOBには乗らないことを表明した。

そんなあんなで、今回のTOBについては、ほぼ先が見えた。

今後、王子は、どう出るのか。
800円に設定したTOB価格を860円、さらには900円とつり上げる手はあるが、どうだろう。
ここまで混乱させて、王子の株主に対して説明がつくだろうか。
では、王子はあきらめるのか。
これはないだろう。ここまで周到に準備してきたのに、50%超支配は難しくなったので、TOBはしませんとは言えない。
策として考えられるのは、保有比率を下げたTOBの展開ではないか。
王子は、経営統合を目指して、取得後の保有比率を50%超としてきたが、これは難しそうだ。
しかし、株主を説得するために、北越との相乗効果で描いた未来像も持ち出したこともある。
従って、ここでの一気の経営統合は放棄するにしても、三菱商事や日本製紙グループを牽制しつつ、今後も、北越に対する影響力を保持するために、20%弱程度の保有を目指すのではないか。

いずれにしても、今回のTOBは、日本に本格的なM&A劇の開幕を告げたなぁなんて思っていたら、次のニュースが入電してきた。


紳士服販売2位のAOKIホールディングスは7日、紳士服チェーンのフタタに対し経営統合を提案したと発表した。8月下旬から約1カ月間、TOB(株式公開買い付け)を実施し完全子会社化する方針。フタタは業界4位のコナカが株式の約20%を握って資本・業務提携しており、大手2社の争奪戦に発展する可能性もある。(毎日新聞)

すでに開幕されていたようだ。


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特別養護老人ホームの悪夢
2006年08月06日 (日) 14:08 * 編集
特別養護老人ホーム。65歳以上の寝たきり老人で、自宅では適切な介護を受けることが困難な方が入所する施設である。
今回、ここを舞台にした虐待が明らかにされた。


東京都東大和市の特別養護老人ホーム「さくら苑」(玉川桜子苑長)で1月、男性職員が女性入居者(90)に対し性的な暴言を吐いていたことが、6日までに分かった。
同苑によると、1月21日、2人の男性職員が女性の排せつを介助した際、男性職員(30)が性的な行為をしてほしいとの発言をしたという。日ごろから施設の介護に疑問を持っていた女性の家族が室内にテープレコーダーを置き、発覚した。職員はホームヘルパー2級の資格を持ち勤続4年目。女性は認知症の症状があり、寝たきりで言葉も不自由だった。(共同通信)

asahi.comには、テープに記録された2人の職員のやり取りが載っていた。1月下旬の夜、オムツ交換する際である。

30歳職員が、女性の名前を呼んで性的な行為を求めた。
30歳職員「あっ、起きた」、「この前、やってくれたんだよ」、「絶対、見たら訴えられるみたいな。へへへ」
21歳職員「いやー、やばいすよ。盗聴されてたら終わりですよ」

なんとインモラルなことだろう。
仕事のプライドなどかけらもない。

さくら苑のホームページには、次のような重点項目が掲げられている。


①きちんとしたマナー、言葉遣い、微笑みのサービスの三原則の厳守
サービス業であることを再確認し、利用者様はお客様という意識で接する。「さま」付け呼称をさらに徹底する。
②高い専門性と人間性を持った人材の育成
職員は常に心と技術の成長をめざし、自己研鑽に努める。施設は情報提供、研修派遣を積極的に行い、職員の資質向上に一丸となって取り組む。
③内部牽制体制の確立
職員が理念や運営方針に反する言動を取ったときは、相手のキャリアや身分に関係なく、サービスの向上の為、互いに指摘し合い、改善に努める。
④守秘義務の厳守
仕事上知りえた利用者様の情報については、守秘義務を厳守する。

笑ってしまう。今回の職員には、内部牽制などまったく効いていない。自己研鑽のかけらもない。

介護施設での高齢者への虐待は表面化しづらいため実態がわかっておらず、今回のように具体的な証拠で裏付けられるのは珍しいという。


そんなこともあって、東京都では、福祉サービス第三者評価制度を設定している。これは、福祉サービス関連の事業所の特徴や質の程度を評価し、公表しているものだ。

今回、虐待の指摘のあった、さくら苑についてもその結果が掲載されている。株式会社明治安田生活福祉研究所というところが、 2004年4月1日から2004年12月27日にかけて評価したものだ。
その中に、さくら苑の課題として次の指摘が載っていた。


・人材の育成
職員への人事考課や法人全体での昇進システムは整備されていますが、職員の向上心が今ひとつ発揮されていない状況があります。この点について、例えばカンファレンスの開催や苦情対応が、主任クラスでの運営を主とする傾向が強く、一般職員への周知徹底を図るためには、会議や検討会に積極的に参加させ、仕事への自主性と責任感を育成させていくことが必要です。施設全体としてのサービス水準を向上させ、職員のやる気を引き出すためにも、職員を積極的に施設運営に参画させていくことが望まれます。

・職員間のコミュニケーションの強化
職員の満足度(ES)がアンケート調査から低い状況にあります。ESの低下は、モラル低下を招来することになり、ひいては顧客満足度(CS)の低下にもつながります。職員の意見や要望を再度点検し、職員が何を考え何を求めているのかを、日常のコミュニケーションから拾うことができるよう、綿密なつながりが求められるのではないでしょうか。

・サービス面の課題の設定と計画的な改善への取組み
サービス面での具体的な課題設定が、事業計画中にも明記されておらず、施設全体として取り組んでいく姿勢が弱いといえます。施設の課題を職員全体で設定し、計画的に解決していく仕組みづくりが求められます。

■職員の向上心が今ひとつ発揮されていない。
■職員の満足度がアンケート調査から低い状況にあります。ESの低下は、モラル低下を招来することになり、ひいては顧客満足度の低下にもつながります。
■サービス面での具体的な課題設定が、事業計画中にも明記されておらず、施設全体として取り組んでいく姿勢が弱い。
今回の虐待の要因に関する鋭い指摘である。

しかし、これは2004年の指摘であり、今回の虐待は、2006年1月に行われた。
指摘を受け、さくら苑はなんの取り組みもしてこなかったのだろうか。
せっかくの指摘を改善に繋げられなかったようだ。
この間、毎晩のように、この職員は顧客満足より自己の歪な満足度を高めていたのか。



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大阪連続監禁事件、続報
2006年08月06日 (日) 11:12 * 編集
3日の当ブログで取りあげたが、村本卓也容疑者(42)の犯行が明らかにされつつある。
彼が監禁していたのは、3人ではなく、6人とされている。
しかし、この数は、監禁が判明したものだけだ。
今後、捜査が進展すると、被害者の数は圧倒的に増えるかもしれない。

現時点で、村本容疑者の犯行とされている監禁事件は次だ。

95年6月~12月 大阪の若い女性を六ヶ月間監禁。
96年頃 若い女性をマンションに監禁?
97年5月 20代の女性。彼女の勤め先のスナックで知り合う。2週間監禁。あばら骨を骨折。
03年9月~04年3月 奈良県の女性美容師(当時29)。風呂場で死亡。出会い系サイトで知り合う。
05年2月~3月 20代の女性。車に乗せて約2カ月間、ホテルを転々。出会い系サイトで知り合う。
06年2~7月 堺市の女性会社員(24)。5ヶ月間監禁。お見合いパーティにて知り合う。

95年から97年までの間に3人、03年から06年まで、3人の女性を監禁している。ほぼ一年間に一人、監禁していることになる。
しかし、98年から02年の5年間は、その情報がない。
情報がないということはどういうことか。
その間、村本容疑者が何らかの理由で監禁できなかったか、或いは、現在、被害者が被害届を発信できない状態にあるかのいずれかだろう。

村本容疑者は、05年2月~3月に約2カ月間連れ回した女性が自分の手から離れてしまうと、お見合いパーティーに参加し、次の女性を物色していたという。監禁の対象がいなくなると、すぐに次の女性を探している。
監禁し始めると、革製ベルトで女性の両手足を緊縛し、気に入らないことがあれば、木の棒で頭や肩などを執拗に殴る。死亡した女性と今年監禁されていた女性は、二人とも自力歩行できないほど衰弱し、紙おむつをしていたという。ここまでして、始めて自分の欲望が満たされる。
こんな性癖の男であれば、空白の5年間に何もしなかったとは考えずらい。
今後、この期間の犯行が明らかにされると思うが、最初の犯行が始まった95年以前、村本卓也容疑者はどのようにして、その欲望を処理していたのだろうか。
空恐ろしい。



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テポドン2号の行方
2006年08月05日 (土) 12:05 * 編集
発射場にあったテポドン2号がいつの間にかどこかに運ばれてしまったという。

4日付の韓国紙・中央日報は、情報当局者の話として、北朝鮮が北東部の咸鏡北道・舞水端里のミサイル発射場に残っていた長距離ミサイル「テポドン2号」を撤去したと報じた。衛星写真を分析した結果、7月中旬に別の場所に移動していたことが確認されたが、どこへ運ばれたのかは不明という。(時事通信)

他紙の報道などからすると、移動した理由として考えられるのは、次の3つ。
その1…前回の発射に失敗したため、不具合を改修するために工場に戻した
その2…国際社会の圧力の高まりで、次の発射のタイミングを逸し、そそくさと撤収した
その3…集中豪雨から、ミサイルを守るために撤収した
実際のところは、「その2」の理由は考えづらいから、「その1」と「その3」を合わせたものか。

ところで、北朝鮮を襲った集中豪雨はひどかったらしい。
今日の報道によると、死者は2万人に達したのではないかという。さらに、復旧作業がはかどらず、伝染病の懸念もあるという。また、夜間の軍事訓練の回数が激減したとも。

まてよ。そんな状況だとすると、テポドン2号も集中豪雨の影響で、山崩れにあって、土砂の下に埋まっているのかもしれないなぁ。
なんておチャラけたことを言わせないのが、かの国だ。
というのは、数日前、こんな報道があったのだ。


韓国外交通商省傘下の外交安保研究院は先月下旬のセミナーで、北朝鮮が日本海沿いに、「日本と在日米軍を標的にした中長距離ミサイル」を発射するためとみられる複数の地下ミサイル基地を建設中で、一部は工事が70-80%完了していると指摘した。地下基地建設は、ミサイル発射の準備状況を監視する軍事衛星などの目を逃れるのが目的とみられる。(sankei web 06/8/3より一部抜粋)

前回のミサイル発射では、アメリカ等から伝わってくる情報で、北朝鮮の動きは手に取るように把握されていた。
やれ、発射場にミサイルを移動させている。
やれ、発射台にミサイルをセットした。
やれ、ミサイルの先から煙が出ている。発射は近い。
北朝鮮のリーダー達は、自分達の意志を世界にアピールできることを喜びながら、反面、丸裸状態の自分達にイライラしていただろう。
しかし、地下基地ならそんなことはない。衛星からはキャッチできず、黙々と作業を続けられる。

ところで、この情報が正しいとすると、テポドン2号の移動にもう一つの理由が出てくる。

その4…地下ミサイル基地の完成が近いので、そこに移動させた

しかし、その前に前回の失敗の不具合を改修しなくてはならない。
とすると、今回の真相は次の通りか。

『北朝鮮は、テポドン2号の不具合を改修するために、残っていたテポドン2号を工場に戻した。たまたま、襲ってきた集中豪雨も避けられた。この改修が終われば、完成間近の地下ミサイル基地にセットし、日本と在日米軍に対して睨みをきかせ、交渉を有利に持っていく』

かの国の見栄っ張りのリーダーは、集中豪雨の被害に対する世界食糧計画や韓国赤十字社による支援の申し出を拒否した。
今、彼は鈍く光るテポドン2号の写真を見ながら、笑みを浮かべ、大酒を食らっているのか。グラスの酒に桜の花を浮かべて…。



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激安?ガソリン
2006年08月05日 (土) 11:05 * 編集
ガソリン価格が高騰している。
昨日、寸胴鍋が給油したのはハイオクガソリンであるが、1リッターあたり156円。
満タンにしたところ、9000円近くの請求。
以前なら6000円くらいだったので、軽い脳震盪。
痛い。
店のアルバイトは、「まだまだ、上がりますよ」とニヤニヤしながらノタマウ。
寸胴鍋の住むあたりだと、安い店でも154円くらいだ。
しかし、8月末まで148円で販売している店があるという。


ガソリンの価格をめぐり、高速道路の給油所で街中より安くなる現象が起きている。ドライバーの間では、むしろ割高な印象が強かった高速でのガソリンだが、8月は上限価格がレギュラー1リットルで137円(沖縄を除く)。一方、東京都内などの街中では今、140~150円台に値上げする給油所が目立っている。この「逆転現象」は、高速道路特有の「上限制度」によるもので、原油価格の下落がなければ、8月いっぱいは続きそうだ。

高速道路のサービスエリアやパーキングエリアにある給油所は、高速道路会社から上限価格を設定されている。高速道路では給油所の選択肢が限られるため、不当な高値で販売されないよう、日本道路公団時代から続けられてきた。
旧公団の3高速道路会社では毎月、上限価格を設定。前月の第3週か第4週に経済産業省から発表される「給油所石油製品市況週動向調査」の全国平均価格を採用する。8月は1リットル当たりレギュラー137円、ハイオク148円、軽油114円となり、7月よりいずれも1円高となった。

市中の給油所では、石油元売り会社が卸値を引き上げたのに伴って値上げの動きが広がり、東京23区内ではレギュラー1リットルで140円台前半から150円台が目立つ。東日本高速道路は「少し前の価格データを使うので価格が上昇傾向の時は市中より少し安くなる。ただ下落傾向なら逆となるので、利用者にメリットがあるかどうかは、その時々による」と説明する。 (asahi.com)

高速道路近くにあるガソリンスタンドのコピーの定番は、「もうすぐ、高速道路。給油しましょう」といったものだ。高速のガソリンは高いから、ウチで入れてってという主旨だ。
高速道路の給油所で給油するなんて、準備の悪いやつだなんて目で見てきたが、これからは、見方を変えようか。

しかし、いくら安いといっても、ハイオクだと148円。寸胴鍋が昨日給油した際には、156円。その差8円。60リッター入れたとして、その差額は、480円。
この差であれば、給油するためにわざわざ、高速に乗るほどではない。
しかし、今後、さらに値上げが続くと、「ちょっとガソリン入れてくるわ」と高速に乗り入れることも出てくるかも。
そうすると、高速道路は渋滞するだろうなあ。



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日本製紙、参戦へ
2006年08月03日 (木) 23:31 * 編集
王子製紙が仕掛けた北越製紙に対するTOB。
上場会社にとっては、企業買収防衛策の構築は緊急の課題である。
今回のTOBは、同時進行的の勝れた教材である。学ぶべきことが盛りだくさんだ(北越さんには申し訳ないが)。
今日も新しい展開があった。


製紙業界2位の日本製紙グループ本社は3日、北越製紙の株式8.49%を取得したと発表した。今後も10%未満の範囲内で買い増す。同首位の王子製紙による北越株TOB(株式公開買い付け)を阻止するのが狙いで、経営支配が目的ではないとしている。
北越の増資に応じて株式の24.4%を取得する三菱商事と合わせると、両社の保有株比率は3分の1を超える可能性が高く、王子が目指す北越との経営統合は難しくなる。北越を巡る買収戦は業界1、2位が争奪戦を繰り広げる異例の展開になった。(nikkei net)

ホワイトナイトではないが、見方を変えれば、北越にとってはもっとも良い形での展開になってきたのではないか。
北越の株価は、今日、840円の年初来高値を付け、終値は830円だった。
王子は、買い取り価格の見直しを検討せざるをえないだろう。

さて明日はどんな展開になるのか。



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監禁する男たち
2006年08月03日 (木) 23:11 * 編集
42歳の男が監禁と傷害容疑で逮捕された。
彼の部屋では、2年前にもひどくやせた女性美容師が風呂場で水死し、9年前にも若い女性を1カ月ほど監禁したことがあったという。
監禁することでしか人間関係をつなげられないのか。


大阪府茨木市の無職村本卓也容疑者(42)が自宅マンションにお見合いパーティーで知り合った堺市の女性会社員(24)を約5カ月間監禁し、重傷を負わせた事件で、女性が府警の事情聴取に「料理がまずいと言われたのをきっかけに、暴力を振るわれるようになった」と話していることが3日、分かった。
また同容疑者が「ペナルティー」と称して、たびたび女性に腹筋や腕立て伏せを強要していたことも判明した。
女性は「最初は優しかったが同居後に急変した。二重人格だった」とも話しているといい、府警は、同容疑者がささいなことに言い掛かりをつけて日常的に暴行を加え、女性を支配下に置こうとしたとみて追及している。(共同通信)

村本容疑者は、昨年5月に女性会社員とお見合いパーティーで知り合い、一ヶ月ほど付き合ったが、別れた。このときの理由を彼女は「付き合ってみたが『友達と会うのをやめてほしい』などと行動を束縛されるので別れた」と言っている。
しかし、今年1月、村本容疑者が「会社から近いから、家に来ないか」とメールを送り、再会したという。
そして、今年2月から7月まで自宅マンションの風呂場などに監禁し、刃物で脅したり、木の棒で殴ったりして衰弱させ、頭などに1カ月の重傷を負わせた疑いがある。

容疑者の言い分。
「ベルトで女性を縛ったが、同意の上だった。女性のけがも自分とは関係ない」
「女性と24時間ずっと一緒にいたわけではなく、自分が外出中に逃げ出そうと思えば逃げられたはず。一緒に暮らすことも同意の上だった」
自宅で発見された木の棒についても「自宅に置いていただけで殴ってはいない」と言う。

しかし、事実は違う。
容疑者が外出するときには窓のないトイレに閉じ込め、ドアの前には重い荷物などを置いていた。
また、棒のようなもので彼女の頭を叩き続けていたため、彼女の頭皮はむけてしまった。
被害者は言う。
「誘う時は優しくていい人だと思ったが、自分の支配下に置くと二重人格のように態度が急変した」
「料理がまずいと言われたのをきっかけに、暴力を振るわれるようになった」とも。

監禁事件というと、2000年に発覚した新潟少女監禁事件がすぐに頭に浮かぶ。小学校4年生だった少女を9年以上も監禁し、保護されたとき、女性は19歳になっていたという事件だ。
事件が発覚したとき、暗澹たる気持ちにさせられた。

そして、今回の監禁・傷害事件である。
伝わってくる過去の話が真実であれば、村本容疑者は、今まで3人の女性を監禁し、そのうち一人を殺していたことになる。

今回の被害者の両親は、監禁の始まった2月に堺東署に家出人捜索願を提出している。そして、彼女が友人宛に出した「料理教室や会社に行かせてもらえず、逃げられない」というメールを材料に堺東署に相談もしている。しかし、女性会社員が成人であることや荷物をまとめて家を出て行ったことなどから、堺東署は「本人の意思で家を出ているので、事件性は薄い」と判断という。
「会社に行かせてもらえず、逃げられない」というメールを示しても、警察とはこんなものか。

いったい、現在、日本には何人の女性が監禁されているのだろうかなんて思いたくもないが、そんなことを思わずにはいられない。
監禁まではいかないが、ドメスチックバイオレンスの問題もある。

どうしたら彼女らを早く救えるのだろうか。
昔、過激派対策として講じたローラー作戦でも全国展開するしかないか。
そんなの人権蹂躙だよと言われるかもしれないが、こうしている間にも、監禁されて人権を蹂躙されている人が数多いるではないか。



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亀田の微妙な判定
2006年08月02日 (水) 23:02 * 編集
亀田興毅がWBAのライトフライ級のチャンピオンになったというが、ホントに勝ったのか。
信じられん。


世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王座決定戦12回戦は2日、横浜市の横浜アリーナで行われ、注目の19歳亀田興毅(協栄)がフアン・ランダエタ(ベネズエラ)に2-1の微妙な判定で勝ち、チャンピオンの座に就いた。10代での世界タイトル獲得は、ファイティング原田、井岡弘樹に次いで日本勢史上3人目。
プロデビュー当時から「亀田3兄弟」の長男として知られ、大胆不敵な言動もあって高い人気を誇ってきた。会場に詰め掛けた超満員の1万5000人が熱い視線を送る中、世界戦初挑戦で辛勝した。
亀田はデビュー以来12戦全勝。19歳8カ月での世界王座獲得となり、原田の19歳6カ月に次いで日本人としては史上3位の若さとなる。同1位は井岡の18歳9カ月。(共同通信)

12ラウンドが終わって、テレビの前を離れた。
1ラウンドのダウンや今回の敗戦は、亀田興毅をさらに大きくしてくれる良い挫折だななんて思った。
少したって、テレビの前に戻ってみると、亀田の勝利を伝えていた。
驚いた。
呆れた。
のけぞった。
あってはいけないことだと思った。

どういう評価をすると亀田の勝ちになるのか。
まったく分からない。
すっきりしない。
勝利を確信していたであろうランダエタ選手がどのような発言をしているか、明日のスポーツ新聞に注目だ。

しかしなぁ、微妙というより、「微」が取れて妙な判定だぜ。



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