『寸胴鍋の秘密』
Top | RSS | Admin
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) --:-- * 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
地球最後の日
2006年05月22日 (月) 22:46 * 編集
いったい、地球最後の日というのは、今まで何度あったのだろう。
今回は、本当に最後になってしまうのか。


「地球外の科学」などの著書もあるフランス人、エリック・ジュリアン氏が、分裂すい星で有名なシュワスマン・ワハマン第3すい星の破片が5月25日ころ、中部大西洋近辺に墜落、海底火山噴火を引き起こし、その結果高さ200メートルもの津波が発生すると予言した。
同氏は、米航空宇宙局(NASA)が同すい星について全く危険はないと発表したことに反論し、科学的データを挙げるとともに、米連邦緊急事態管理局(FEMA)も5月23~25日にかけて津波警報演習を行う予定があることや、ノストラダムスやマザー・シップトンなどの預言者、聖書の記述などもすべてこの時期を示唆しているとしている。(時事通信)

このシュワスマン・ワハマン第3すい星については、5月2日付けのスポニチに次のようにあった。

半世紀も行方知れずとなっていたこともある謎の彗星シュバスマン・ワハマン第三彗星が大型連休中に見ごろを迎える。
国立天文台によると、この彗星は5・4年で太陽を1回りする。1930年の発見後に行方不明となり、79年に再発見された。95年には彗星の中心核が3つに割れていることが確認され、最近では数十個にまで分裂していることから、観察中に分裂して急に明るくなる可能性もある。
12日に地球に最接近するが、その時期は満月に近いため、月明かりが少ない大型連休中が見ごろ。郊外などでは肉眼での観測も期待でき、双眼鏡や望遠鏡を使えば彗星の尾が見えるかもしれない。今月上旬の午後8時ごろなら東北東の空に見え、その後は一晩中見ることができるという。

そして、16日付の東京新聞は、日本でこの彗星のB核の撮影に成功した方がいたと書いている。

地球に大接近したシュワスマン・ワハマン第三彗星のB核を15日未明、伊那天文ボランティアサークルすばる星の会代表野口輝雄さん(54)が撮影に成功した。
シュワスマン・ワハマン彗星は1930年にドイツのシュワスマンとワハマンが発見。その後行方不明になり79年に再発見された。以前に太陽に近づいた際に核がB核やC核などに分裂したとされる。
B核は、天頂付近の天の川の中に3、4等星で見えた。月明かりのため肉眼では見にくかったが、望遠鏡では尾を引く姿をとらえることができた。
撮影時は地球から1010万キロ程度で、見た目にはほとんど変わらないが、14日には1005万キロと最も接近したという。B核は分裂した核の中でもC核に次いで大きく、C核よりも地球に接近した。野口さんは「月がなければ肉眼でも観察できた」と話している。

エリック・ジュリアン氏の言う、第3すい星の破片とは、B核やC核とは異なるものなのか。記事からは分からない。
そもそも、エリック・ジュリアンなる人物はどのような者なのか。まったく情報はない。

ところで、5月25日というと、今週の木曜日である。
その日、私は、午前中は会議、午後には都心へ出張の予定だ。
非常に情報が取りずらい状況となるが、致し方ない。

さて、この彗星は、中部大西洋近辺に墜落、海底火山噴火を引き起こすというが、心配なことが一つある。それは、6月9日からのワールドカップ開催に影響が出ないかどうかだ。

何事もないことを皆さんで祈ろう。4年も待ったのだから。



banner_02.gif
スポンサーサイト
見せたくないもの
2006年05月17日 (水) 22:14 * 編集
子供に見せたくない番組のアンケートだという。
皆さんは、見たことがありますか。


日本PTA全国協議会が昨年実施したアンケートで、保護者の19・7%が子どもに見せたくない番組があると答え、女性タレントが言い争うコーナー「格付けしあう女たち」が人気のバラエティー「ロンドンハーツ」が3年連続、見せたくない番組の1位になったことが17日、分かった。
「ロンドンハーツ」は親の12・6%が見せたくない番組に挙げた。続いて、素人参加のトーク番組「キスだけじゃイヤッ!」8・3%、バラエティーの「めちゃ×2イケてるッ!」8・1%。「ばかばかしい」「いじめや偏見を助長する」という理由が多かった。 
見せたい番組の1位は「1リットルの涙」の12・4%、「脳内エステIQサプリ」7・6%、「どうぶつ奇想天外!」6・6%など。理由は「家族だんらんの時間が持てる」「内容が役に立つ」などが挙がった。 
子どもが好きな番組は「野ブタ。をプロデュース」がトップで、「花より男子」、「エンタの神様」が続いた。調査には小学5年約2000人、中学2年約1900人とその保護者約3700人が回答した。(スポニチ)

見せたくないのは、「ロンドンハーツ」「キスだけじゃイヤッ!」「めちゃ×2イケてるッ!」といった番組。子供に見せたい番組は、「1リットルの涙」「脳内エステIQサプリ」「どうぶつ奇想天外!」だという。

うむ、悲しむべきか、喜ぶべきか、これらの番組の中で、私が見たことのある番組は、「格付けしあう女たち」のコーナーだけである。
これ以外の番組は見たことがない。

この番組というか、コーナーは、なるほど、「ばかばかしい」。
おばかなタレントが出演し、おばか丸出しである。ここまで自分たちのアホさ加減を披露して、大変だなと思う。いや、惨めだなとさえ思う。
しかし、これはこれで面白いから良いではないか。彼女たちも仕事だ。本心からではなかろう。

問題は、「いじめや偏見を助長する」という理由だろう。
テレビの影響は大きい。子供に対する影響度は、大人が想像する以上だろう。
そんな意味では、この「格付けしあう女たち」というコーナーも、見事に「いじめや偏見を助長する」番組である。
この番組を見た子供たちは、翌日、タレントたちの発言を学校の中で披露し合っているのだろう。それで、いじめられる児童や生徒も多くいるのかもしれない。
だから、この番組を子供たちに見せたくないという理由は、よくわかるし、大いに同意しよう。

しかし、子供に見せたくない番組なんて、他にもいろいろある。

「舌先三寸を助長する」・・・国会中継
「暴力を助長する」・・・各種格闘技中継
「長いものには巻かれろという考えを助長する」・・・プロ野球巨人戦
「くだらない。役に立たない。見るだけ時間が無駄である」・・・「寸胴鍋の秘密」

ところで、子供に見せたくない番組であっても、延々と続いているということは、その番組を支持をしている人たちがいるわけである。
実は、支持をしているのは、我々大人である。
つまり、子供に見せたくない番組は、子供には見せたくない番組ということだ。
我々が変わらずして、テレビ番組は変わらないことになる。
従って、私は、今後「格付けしあう女たち」を見ることをやめる。

大きく、うなづかれた貴方、まずは、長いものには巻かれろという考えを助長する、巨人戦の中継から、テレビのスイッチを切ることにしませんか。

アンチ巨人より



banner_02.gif
1トンの夢心地
2006年05月14日 (日) 11:05 * 編集
覚醒剤の相場は、1グラム、最低でも3万円といわれる。
ドリームズ・カム・トゥルーの元メンバー、西川隆宏被告は、0.2グラムで、6千円也
サザンオールスターズの元メンバー、大森隆志容疑者は、10グラムで30万円也。
そんな高額商品を1トンも取り扱っていたという。


覚醒剤を密輸入していたとして、警視庁や海上保安庁は12日、覚せい剤取締法違反の疑いで、韓国籍の禹時允(59)と指定暴力団極東会系組長、宮田克彦(58)両容疑者ら3人を逮捕した。禹容疑者は平成13年の不審船事件で北朝鮮工作船から回収された携帯電話の持ち主とされ、北朝鮮からの覚醒剤密輸入に中心的に関与していた可能性があるとみて追及する。
禹容疑者らはいずれも容疑を否認しているという。
警視庁は同日正午過ぎに鳥取県の境港に入港予定の北朝鮮籍の船を家宅捜索した。船内には大量の覚醒剤が積み込まれているとの情報がある。
調べでは、禹容疑者らは北朝鮮から覚醒剤を輸入しようと企画。14年10月、北朝鮮の清津港で貨物船に覚醒剤数100キロを積み込み、島根県沖で投棄し、小型船に回収させ、密輸した疑い。
北朝鮮からの覚醒剤の密輸は昭和60年代から急増。鳥取県や高知県沖で大量の覚醒剤密輸が摘発されている。
禹容疑者は14年8月、北朝鮮へ盗難車を輸出したなどとして、盗品等有償譲り受け罪などに問われ、福岡地裁で懲役2年6月、罰金50万円の判決を受けた。(sankei web 05/12 )

北朝鮮製の覚醒剤は、純度が高く、質が良く、価格は1グラム6万円と言う。
禹容疑者は、容疑となった02年10月の密輸以外に、同年4月と7月の2回にわたって密輸に成功していた疑いがある。
3回の密輸量は合わせて1トン近くに上るとみられる。約600億円である。
もっとも、これは末端価格であるから、禹時允容疑者の取り分は、1億円程度だったとも。

彼の手口は、瀬取りと呼ばれる。
北朝鮮から覚醒剤を積んだ船から、ポリ袋などに包んだ覚せい剤に浮輪を付けて投下し、これを日本側から出港した小型漁船で回収する。これは、軍事衛星などで船の接触を捕捉されるのを逃れるためという。
しかし、失敗することもある。
鳥取県の海岸で02年11~12月に、ポリ袋などに入った覚せい剤約240キログラムが見つかったが、これは、海流の読みをミスし、回収に失敗したものと見られている。

全体の構図は、次のようだ。
日本の盗難車を北朝鮮に持ち込んで覚せい剤に換えた上、日本に密輸して暴力団組織を通じ換金する。
北朝鮮、禹容疑者、暴力団の三者のウィンウィンの構図が闇の中で見事にでき上がっているわけだ。

2001年、海上保安庁の巡視船と銃撃戦の末に沈没した北朝鮮工作船。
その船から発見された携帯電話には、禹時允容疑者と何度も通話した記録があったという。
この北朝鮮工作船は、自暴する直前、覚せい剤と推定される物を海に投げ捨てている。
禹容疑者が実行したと思われる2002年の3回の密輸、そして、2001年に沈没した工作船。
これで全てなのだろうか。
到底そうは思われない。氷山の一角であろう。

さて、北朝鮮製の覚醒剤だとすると、
ドリームズ・カム・トゥルーの元メンバー、西川隆宏被告は、0.2グラムで、12千円也
サザンオールスターズの元メンバー、大森隆志容疑者は、10グラムで60万円也。

先ほど見たように、覚醒剤を作り販売する側では、ウィンウィンの闇の構図ができ上がっていたが、使用者は、この構図の中に入ることはできない。永遠に。
ウィンになれたように思うのは、覚醒剤を打っている刹那の夢心地でしかない。
その夢の中で、遠くから聞こえてくるのは、暗闇の中からの高笑いだ。

現実世界では、けして、ドリームズ・カム・トゥルーとはならない。



banner_02.gif
爆発する携帯電話
2006年05月13日 (土) 22:56 * 編集
以前にも紹介したが、ワンセグ携帯の人気は爆発的である。
しかし、実際に爆発する携帯電話もあるらしい。


ブラジルのメディアによると、同国内でここ2カ月間内に携帯電話の「爆発」が計5件発生、負傷者も出る騒ぎになっている。同国の携帯電話人口は約8900万人だが、利用者の間で不安が高まっているという。
機種はいずれも、通信機器大手、モトローラの製品。同社と通信行政当局が調査中だが、モトローラは、指定外のバッテリーなどを使ったのが原因の可能性があるとも語った。
爆発は、リオデジャネイロ、サンパウロ州などで発生。4月30日には、携帯をひざ上に置いて車を運転していた女性が、爆発で腕などにやけどを負っている。(CNN)

携帯電話に使われているリチウムイオン電池が疑われている。
なんでも、リチウムイオン電池は化学反応を利用した電池なので、悪条件が重なるとガスが発生して、爆発する可能性があるという。
原因の一つとしては、過充電がある。
そのため、リチウムイオン電池は必ず安全機構を内蔵した電池パックとして販売され、充電器にも過充電を防ぐ機能がついている。
しかし、模倣品等の粗悪なリチウムイオン電池を使用すると、こうした対処が弱く、爆発してしまうことがあるのだ。
指定以外のバッテリー使用と記事にもあるが、ブラジルの事故も、こんな要因があるのだろう。

知らなかんだ。
たかが電池なんて考えていたが、携帯電話の電池は、純正のものを使用することにしよう。
愛を語らう耳元で爆発されたら、たまらない。
愛を語らう? 
もちろん、ここ十数年、もっぱら「帰るコール」のことである。



banner_02.gif
謎のキースの容態
2006年05月10日 (水) 23:42 * 編集
今日の午前8時に発信された毎日新聞の記事は、次のようなものだった。

フィジーで休暇中に木から転落、頭痛を訴えてニュージーランドの病院に搬送されていたローリング・ストーンズのキース・リチャーズ(62)が現地で手術を受け無事終了したことが9日、分かった。ストーンズのオフィシャルサイトが「手術は成功、キースはすでに起き上がって家族と話をしています。彼には数週間の療養が必要」などと説明。今月末にスペインからスタート予定だったストーンズの欧州ツアーは6月に延期され、間もなく新しい日程を発表するという。

やれやれ、心配させたが、良かった、良かったと思ったが、夜、家に帰り、ニュースをチェックしていると、とんでもない記事が目に入った。

10日付の英紙サンは、人気ロックバンド、ローリングストーンズのギタリスト、キース・リチャーズさん(62)の治療に当たっている医師団が、リチャーズさんは二度とライブ演奏ができないかもしれないと家族に警告したと伝えた。
同紙によると、リチャーズさんは脳の血腫を除去する手術に続いて、頭蓋骨の一部を取り除く手術も受けたが、脳に損傷が残ったり、体の一部がまひしたりする恐れがあると医師団はみているという。(時事)

なんということだろうか。
後遺症が残り、演奏ができないという。
あのフリーキーなギターリフはもう聞けないのか。

しかし、朝のニュースとの落差はどうだ。
まあ、サン紙というのは、言ってみれば、イギリスの東京スポーツ(失礼)だ。
ガセであることを祈りたい。
いやいや、キース一流のジョークであればもっと良いのだが・・・。



\"banner_02.gif\"
中央青山、一部業務停止へ
2006年05月09日 (火) 23:58 * 編集
今日の日経14版のトップ見出しとなった。

金融庁は8日、中央青山監査法人に対し、カネボウの粉飾決算などで所属会計士の不正を未然に防ぐ内部管理体制に重大な不備があったとして、週内にも監査業務の一部停止命令を出す方針を固めた。期間は1―2カ月となる見込みで、すでに監査を担当している一部企業への監査業務も停止の対象となる。多くの大企業の監査を担っている4大監査法人に業務停止を命じるのは初めて。金融庁は監査先企業への影響を最小限に抑えるために、処分の発動時期については配慮する見通しだ。
中央青山への処分は公認会計士の監査を公的な立場から審査する公認会計士・監査審査会に諮ったうえで正式決定する。同審査会は9日に開かれる予定。金融庁は所属会計士が2004年に表面化したカネボウの粉飾決算に加担した容疑で起訴されていることなどを重視し、異例の厳罰処分に踏み切ることにした。(nikkei net)

続報によると、業務停止となる対象は法定監査先企業への監査業務となる方向だという。法定監査先は上場企業や資本金5億円以上の企業などで、中央青山の場合は今年1月末時点で約2821社にのぼる。
停止となるのは、株主総会のピークを過ぎる7月かららしいが、これで支障が出る企業は、別の監査法人を選任するなどの対応を迫られることになる。

これを受けて、既に動き始めた会社も出てきた。


金融庁が中央青山監査法人の一部業務の停止命令を出す方針を固めたことを受け、顧客企業の一部で中央青山との契約を見直す動きが出始めた。資生堂は9日、近く取締役会で監査法人の変更を決め、6月の株主総会に諮る方向で検討に入った。また、横河電機の幹部も同日「このまま行くか切り替えるかを考えたい」と表明、処分次第では変更もあり得るとの姿勢を示している。(時事通信)

監査法人の変更は、株主総会での決議が必要になるし、なにより、監査するほうも、されるほうも一からの仕切り直しになるため、非常に手間がかかる。
しかし、それであっても、また、大きな支障がなくとも、コンプライアンスの観点から、変更する会社が増加するはずである。

この6月には株主総会がピークを迎える。
ここで、多くの会社が中央青山から他の監査法人への変更を決議するとなると、雪印乳業の例を挙げるまでもなく、中央青山は存亡の危機を迎えることになる。
中央青山は、早急になぜ自社に不正が発生したのか、謙虚に反省して、行動に移さぬ限り、ダメだろう。
いや、時、既に遅しか。



banner_02.gif
山地悠紀夫という暗闇
2006年05月07日 (日) 21:12 * 編集
当ブログでは、大阪姉妹殺人事件について、事件発生から追いかけてきた。
下記の通りである。


■05年11月20日 大阪姉妹殺人事件 
■05年11月23日 大阪姉妹殺害事件の続報 
■05年12月 5日 大阪姉妹殺害事件、容疑者逮捕か?
■05年12月17日 大阪姉妹殺人事件のその後 
■05年12月19日 モンスターの供述 

そして、5月1日に初公判が開かれた。

大阪市浪速区のマンションで昨年11月、飲食店店員の姉妹が刺殺された事件で、強盗殺人や放火などの罪に問われた無職山地悠紀夫被告(22)は1日、大阪地裁(並木正男裁判長)の初公判で「読まれた事実は間違いありません」と起訴事実を認めた。続いて弁護側は強盗の犯意を否定するなど一部を争う姿勢を示した。
検察側は冒頭陳述で、山地被告が2000年7月、山口市の自宅で母親=当時(50)=を金属バットで殴り殺害したことに言及。「母親を殺したとき、そのもだえ苦しむ姿に興奮したことから、人を殺し快感を得て金品を奪い生活費を手に入れようと決意した」と犯行に至る経緯を詳述した。(共同通信)

検察側の陳述によれば、山地悠紀夫被告が事件を起こす背景は、次のようだ。
「ゴト師としての稼ぎが上がらず、仲間に『やめたい』と漏らして怒られ、離脱を決意した」
「仲間のマンションを出たが、その後の生活のめどが立たないことから自暴自棄になり、『守るものも失うものも、居場所もない。引き留める人もいないなら、やりたいことをやってやる』と考えた」
「母親を殴殺した時に、もがき苦しんで死んでいった姿にかつてない興奮と快感を得たことを思い出し、誰でもいいから人を殺して同じ興奮を得たいと考えた」

弁護側も、その陳述で殺人嗜好をうかがわせる内容を吐露している。
山地被告は、逮捕後の昨年12月に、弁護人との連絡用ノートに「彼女達を殺したことは私の欲求である。少年院出院後の約1年は生活への適合に忙しかったが、社会生活に慣れてくると、人を殺したい欲求が出始めた」と記していたという。
しかし、弁護人は、責任能力については、事件当時、被告は心神耗弱状態にあったと思われるとしている。

午後、引き続き開かれた初公判で、検察側は、山地悠紀夫被告と少年院時代に面談した精神科医の調書を紹介した。
これによると、山地被告はアスペルガー症候群の疑いがあるという。
山地被告は精神科医に母親を殺害した理由を聞かれ「憎くて憎くて、ではなく、邪魔だったので」と説明。精神科医は「この先も、邪魔だと思えばまた同じような事件を起こすかもしれないと考えた」と述べていた。
閉廷後、弁護人は記者会見で「被告自身がつかみきれない心の闇がある」と話し、精神鑑定の実施を訴えた。

これが、5月1日のおよそである。


ところで、アスペルガー症候群は、Wikipediaによれば、次の通りである。

アスペルガー症候群とは、発達障害の一種であり、一般的には「知的障害がない自閉症」とされている。対人関係の障害や、他者の心の推し量り能力、すなわち心の理論の障害が特徴とされる。特定の分野への強いこだわりや、運動機能の軽度な障害も見られる。しかし、カナータイプ(低機能)自閉症に見られるような言語障害、知的障害は比較的少ない。
日本ではあまり高機能自閉症への対応が進んでいないため、知的障害がある場合(カナータイプ)は障害者手帳が交付されるが、高機能自閉症の場合は交付されず、障害者枠での就職ができないなどの理由により対人関係での挫折などが生じやすい環境である。
いくつかの少年事件で、犯人の少年がアスペルガー症候群だと報道されたが、それが原因で犯罪を引き起こすことはまずない。その確率は健常者とおなじぐらいである。むしろアスペルガーの人は、その障害ゆえに法律などの規則を厳格に守ろうとする性格であることも多い。

さらに詳しくは、
(アスペルガー症候群を知っていますか?)
(「豊川事件」を読み解くために)

各紙によれば、今後は、弁護士側の請求している精神鑑定が実施されるかどうか、さらに、山地被告の動機や姉妹を狙った理由など犯行時の心理状態の解明が焦点となるという。

これらがどうであれ、「母親を殴殺した時に、もがき苦しんで死んでいった姿にかつてない興奮と快感を得たことを思い出し、誰でもいいから人を殺して同じ興奮を得たいと考え」、実行に移し、恐怖のみを感じて殺された姉妹がいた事実にはなにも変わりはない。
しかし、同様の犯罪を少しでも抑止していくためには、さらにこの裁判の推移を見ていかねばならない。



banner_02.gif
82歳の火事場の馬鹿力
2006年05月07日 (日) 20:57 * 編集
いざというときに、信じられないパワーを発揮できることを火事場の馬鹿力という。
人間は、通常、筋力を全て使っていないという。緊急時にその秘めた力が瞬発的に発揮されるのだという。
これも、その類だろう。
一報は、5月5日付の共同電だった。


岩手県北上市口内町、無職小野寺京さん(82)方で、小野寺さんが庭にいたニホンカモシカに襲われ、足や腕を切るなどの軽傷を負ったと5日、病院を通じて北上署に届け出があった。
北上署によると、4日午後4時ごろ、小野寺さんが庭先につないでいた犬を家の中に入れようと玄関を出たところ、近くにいたニホンカモシカに突然襲われた。
小野寺さんは襲われた後もカモシカに追いかけられ、もみ合いになったという。雄の成獣とみられる。現場は北上市郊外の山間地。(共同通信)

「82歳のおばあさんがねぇ、カモシカと格闘か。怖かったろうな、大変だったろうなあ」というのが、正直な感想だった。
しかし、6日の夕方になって、次が真相だったことがわかる。朝日コムからの抜粋。


小野寺さんは4日午後4時ごろ、自宅の庭につないでいた愛犬を家の中に入れようとした際、ニホンカモシカの突進を受けて角をつかみ、約10時間後の5日午前2時すぎ、カモシカが弱ったすきに手を離して家の中に逃げ込んだという。庭から縁側に逃げ、縁側に半ば腰掛ける形で、角を握り続けていたらしい。
小野寺さんは6日午後、入院先の病院で取材に応じ「角を放したら犬が襲われるかと思った」と話した。

午後4時から翌日午前2時まで、なんと10時間もカモシカと奮闘していたというのだ。
奮闘といっても、カモシカの角を掴み、離さなかったということらしいが、それでも凄いではないか。10時間も角を握っていたら、手や指は痺れていただろうに。
持続する火事場の馬鹿力だ。

小野寺さんは、「離すと犬が襲われてしまうかと思った」と言っている。
よほど可愛がっているンだろうね。
その犬、ハスキー犬や土佐犬ではないことは確かだろう。



banner_02.gif
平塚5遺体事件の続報
2006年05月05日 (金) 10:34 * 編集
捜査が進むにつれ、事件は徐々に明らかになるのが普通だが、今回の事件は、その闇がさらに深くなるばかりだ。
アパートの段ボール箱から見つかった身長約1メートル20の男児の遺体と新生児二人の遺体。男児の遺体は、22年前に行方不明になった岡本千鶴子容疑者の長男ではないかとされている。

現時点で把握できる容疑者の略歴や事件の経緯を整理してみた。敬称は略した。


■51年
岡本千鶴子、青森県に生まれる。
■55年(4歳)
千鶴子の父親死去、後に母親は再婚する。
■61年(10歳)
母親が再婚した相手と離婚。
■67年(16歳)
北海道へ集団就職。
■68年(17歳)
実家に戻る。
■70年(19歳)
千鶴子、奥尻島の男と結婚。長女を出産する(3人の子供を出産とも?)。
夫の親族と不仲、自殺未遂を図る。その後、行方不明に。
夫はその後、93年7月の奥尻島津波で死亡。
■75年(24歳)
神奈川県秦野市などのキャバレーで働く。ナンバー1ホステスとも。
■78年(27歳)
平塚市宮松町のそば店店主の男と知り合い、長女を連れ、本妻(山内峰宏の母、その後離婚)を追い出す形でそば店に入り込んだ。
利英を生む。
山内峰宏にはご飯を食べさせないなどしていじめていた。
■84年(33歳)
借金を重ねる。
12月28日、利英、行方不明。当日は借金を返済する予定日だったとも。
■86年(35歳)
利加香、生まれる。
■97年(45歳)
そば店の経営を知り合いに譲る。夫、56歳で死去。
■01年
山内峰宏、神奈川県平塚市のアパート「レオパレスクレール」に住み始める。
■03~04年?
平塚市内に居住、近所の住民に幾度も現金を借りていた。
青森で生活保護を受ける母にも金をせびる。
■05年(53歳)
2月 利加香と同居していたマンションを家賃を滞納し退去される。
3月 利加香、明治大学の演劇サークルに入る。
10月 千鶴子、利加香を殺害。
12月 最後のメール(偽装と思われる)。
■06年(54歳)
3月 千鶴子、「レオパレスクレール」を出る。
4月 山内峰宏、自殺。
5月 山内峰宏の実母がアパートを訪ね、事件発覚。

波乱万丈の人生である。

幼くして、父親が死去、二度目の父親も離婚する。
自身も結婚するも、親族と合わず、自殺未遂を図る。
水商売で生活を支える。

その人生において、彼女はかなりの借金を重ねているようだ。
まず、そば店店主の男と同居するようになって、借金生活が始まっている。
気になるのは、利英くんが行方不明になった日が、借金を返済する予定日だったといわれていることだ。借金をウヤムヤにすべく、図ったのか。

また、そば店店主の死後にも、かなり経済的に困っていたようだ。近所から借金を重ねていたという。
しかし、今回の事件が、経済的な動機から起きたと窺える材料はない。

いずれにしても、上記略歴には、まだまだ肝心な記述が抜け落ちている。
今後、さらに多くのことが明らかにされない限り、事件の闇は闇のままだ。



banner_02.gif
キース、ヤシの木から落ちる
2006年05月04日 (木) 18:11 * 編集
軽い脳震盪と伝えられていたが、結構重症だったらしい。

「ローリング・ストーンズ」のギタリスト、キース・リチャーズ(62)が、南太平洋のフィジー諸島にある高級リゾート「ワカヤ・クラブ・リゾート」で休暇中に負傷し、ニュージーランドのオークランド市内にある病院に空路搬送された。
AP電によると、キースは先週初めに負傷し、フィジーで応急措置を受けた。数日後の27日、妻に付き添われ、病院に搬送された。病院関係者らは多くを語らず、バンド側も「軽い脳振とうを起こした」とコメント。現在の体調や、ケガの原因などは明らかにしていない。
ニュージーランド紙はロン・ウッド(59)と一緒にヤシの木に登り落ちたと報道。この事故で頭部を痛打。頭痛を訴えた後、水上バイクでさらに事故に遭ったとしている。(スポニチ 5/1)

なんでも、リチャーズは木から垂れ下がったロープでスイングを楽しんでいたところ、約7.5メートル)下の砂浜に叩きつけられてしまったという。
謎は、落下した4日後に気を失ったということだ。
これが、水上バイクでさらに事故に遭ったということなのだろうか。

さらに、続報として伝えられることには、リチャーズはいったん退院したものの、頭痛が消えず改めて検査を受けたところ脳の中で出血しているのが発見されたという。頭蓋骨に穴を開けて、血を抜き取ることにしたらしい。
血気盛んな62歳である。

再起を祈る。



banner_02.gif
南紀の旅
2006年05月03日 (水) 18:01 * 編集
5月なのに、もう海開きだという。

和歌山県白浜町の白良浜で3日、海開きがあり、子どもや若者らが初泳ぎを楽しんだ。同町によると、本州で一番早い海開きで、約5000人でにぎわった。
町長らが安全を祈願した後、テープカットを合図に色鮮やかな水着の女性や子どもたちが勢いよく海に駆け込んだ。
午前10時半ごろには気温、水温とも20度まで上昇。砂浜ではビーチフラッグスやフラダンス大会も開かれた。
白浜町は南国イメージをアピールするため、2000年から毎年5月3日に白良浜の海開きをしている。(共同)

実は、昨日まで伊勢、南紀を旅していた。
30日(日)の朝、新幹線で名古屋に行き、名古屋からJRで伊勢市駅へ。そこでレンタカーを借りた。伊勢神宮の外宮を参拝したあと、おはらい町通りを通って伊勢神宮内宮にお参り。パールロードを使って鳥羽に行き、その日はホテルに一泊。夜、ホテルから見た志摩スペイン村の花火が綺麗だった。
翌日は、那智の滝などを見、勝浦へ移動し、旅館で一泊。2日(火)には、橋杭岩(はしぐいいわ)や三段壁を見、白浜まで移動し、車を返却。白浜駅からJRに乗り、新大阪に出て、新幹線で帰ってきた。
今日のニュースは、高速道路の渋滞を報道しているが、昨日まではそんなことはなかった。

旅行中は、ほぼ天気にも恵まれ、暑いくらいだった。
今日、海開きというのもありかなというくらいだった。
車での移動時間が結構掛かったが、渋滞もなく、まあまあの旅であった。

ところで、昨年の5月3日は、当ブログを開始した日である。
飽き性の自分としては、なんとか一年続いたというのが正直なところだ。
特に、今年の3月から4月は書く量がかなり減り、廃刊の危機でもあったが、これは、職場が異動になり、多忙となり、ブログを書く時間が割けなかったから。
今後、数ヶ月は同じような忙しさが続きそうで、更新は少なくなりそうである。
しかし、廃刊することなく継続していきたいと思う。
優しく長い目で見てくださいな。



banner_02.gif
平塚の奇妙な殺人事件
2006年05月03日 (水) 11:03 * 編集
その事件の第一報は次のようなものだった。
5月2日の午前11時頃の配信であった。


1日午前11時ごろ、神奈川県平塚市西真土1、アパート「レオパレスクレール」の無職、山内峰宏さん(35)方で、山内さんと身元不明の女性が死んでいるのを、山内さんの母(64)とアパート管理会社の男性社員が見つけた。県警平塚署は無理心中の可能性があるとみている。
調べでは、2人の遺体は死後数カ月で、山内さんはかもいに布をかけて首をつり、女性は布団の中でうつぶせになって死んでいた。女性は20歳くらいで身長約160センチ、長めの黒髪で紫色のカーディガンにジーパン姿。
女性のそばには、空になったドライアイスの入れ物があった。また、エアコンが付けっぱなしになっていた。同署は山内さんが女性の遺体を置いた部屋でしばらく生活していたとみて調べている。
山内さんは独身で1人暮らし。家賃を2カ月間滞納していたため、管理会社が母親に連絡し、一緒にアパートを訪れた。同署は遺体を司法解剖して死因を調べる。(毎日新聞) 

その後、身元不明の女性は、岡本さんと異母兄妹の岡本利加香さん(19)と判明する。岡本さんの死因は、首を絞められた窒息死と断定される。
さらに、室内のロフトから段ボール2箱の黒いビニール袋の中から腐敗した性別不明の乳幼児とみられる3人の遺体が発見される。
室内に「死にたい。一緒にさせて」などと書いたメモが残っていたことから、山内さんによる無理心中の可能性が高いとされた。

しかし、今日になって、事件は急転する。
岡本利加香さんの母親、住所不詳、岡本千鶴子容疑者(54)が逮捕されたのだ。
アパートから、岡本容疑者が書いたとみられる「娘を殺した」という内容のメモを発見され、県警が2日深夜、東京都多摩市の路上で、岡本容疑者を見つけた。
彼女は、容疑を認め、2005年10月12日ごろ、アパートの一室で、娘の首をひものようなもので絞めて殺害したという。
岡本容疑者によると、「今年3月ごろに部屋を立ち去った。男性は当時はまだ生きていた」と話しているという。

この奇妙な事件を疑問と共に整理する。
異母兄弟が、平塚のアパートで暮らしていた。
しかし、昨年の10月、異母兄弟の妹をその母親が殺害する。
まずの疑問は、娘を殺す動機はなにか。

その後、5ヶ月間、兄は遺体と過ごす。遺体の腐食を防ぐため、ドライアイスを回りに置き、エアコンは付けっぱなしにしていた。
ここでも疑問がある。兄は、その妹を殺したのが実の母親ということを知っていたのか。知っていたのなら、なぜ、通報しなかったのか。母親の殺人を隠すためか。
5ヵ月後、兄は自殺する。
なぜ、5ヶ月後なのか。なにか、きっかけがあったはずだ。経済的な理由か。

いずれにしても、今回の事件の鍵は、乳幼児とみられる3人の遺体が誰の子供かということだろう。

上記の疑問も、事件の解明とともに、追々、明らかになっていくだろうが、暗い陰湿なドラマの開幕を感じさせる。



banner_02.gif

* Top *