『寸胴鍋の秘密』
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大仁田候補のビジョン
2005年12月29日 (木) 21:53 * 編集
大仁田厚参院議員が長崎知事選に出馬を検討しているという。

来年2月の長崎県知事選への出馬を検討している自民党の大仁田厚参院議員が28日、自民党長崎県連を訪れ、北村誠吾県連会長と会談した。
会談後、大仁田氏は報道陣に「地元の若手から出馬要請されたことを伝えた。年明けには結論を出す」と語った。2、3カ月前から出馬を検討していたという。
自民党は3選を目指す現職の金子原二郎知事を推薦することを既に決定。北村会長は「党本部から金子氏に推薦証が来ている。大仁田氏は党の決定を尊重してほしい」と話した。
知事選にはほかに、市民団体代表の高村暎氏(65)と、インターネット関連会社「ゆびとま」役員の小久保徳子氏(47)が出馬表明した。(スポーツニッポン)

大仁田氏は長崎市出身とのことだ。
今回の背景には、県内の若手企業経営者らが「市民の手で知事をつくりたい」と、同県出身である大仁田氏に立候補を要請したことがあるらしい。

まあ、どんな背景であろうと、どうでもいい。いや、背景などなくてもいい。
彼が長崎県をどのようにしていきたいのか、そのビジョンを示してくれれば、それでいい。

数多いる国会議員の中の一人であれば、ビジョンなんて持ってなくてもいい。逆に持っていても実現するのは難しい。党の意向が優先するからだ。
だから、彼が国会議員である限り、後輩の若手議員をからかって無為な時間を過ごしても誰も気にしない。
しかし、一国の長たるもの、皆を引っ張っていくビジョンの提示なくして、誰も相手にしてくれない。

年明けには結論を出すとのことだ。
出馬となった際、どのようなビジョンを提示してくれるのか、刮目して待とう。



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秘湯での事故
2005年12月29日 (木) 21:28 * 編集
あのにおいを嗅ぐと温泉地に来たなという気にさせるし、温泉卵を食べたくなる。
しかし、紛れもなく極めて有毒なガスである。


29日午後5時ごろ、秋田県湯沢市高松泥湯沢の泥湯温泉「奥山旅館」から「近くの駐車場付近で人が倒れている」と119番通報があった。消防隊員らが現場に駆けつけたところ、男女2人と男の子2人の計4人が倒れており、病院に運ばれた。4人は意識不明の重体。秋田県警湯沢署などは、温泉付近から発生する硫化水素ガスの中毒ではないかとみて調べている。
調べでは、4人は関東方面からの宿泊客で家族とみられる。駐車場内には硫化水素ガスが自然発生する場所が数カ所あり、雪のために滞留したガスを吸ったらしい。
奥山旅館は硫黄泉で、湯治場の風情を残す古くからの温泉街にある。同旅館では00年2月にも、硫化水素ガスを吸った従業員と宿泊客計21人が病院で手当てを受けていた。
専門家によると、同ガスは火山性のガスで、毒性が高い。低濃度ではにおいを感じるが、危険な高濃度になるとにおいを感じなくなるという。(毎日新聞)

泥湯温泉「奥山旅館」は、秘湯の一つらしい。
しかし、秘湯というのにホームページもあり、一年中営業しているという。
ところで、硫化水素ガスとは、温泉地に行くと、卵の腐ったような臭いがするが、あれだ。
ネットで調べると、次のようなページがあった。
硫化水素ガスの濃度(ppm) と生理作用の関係が書かれている。

1~2ppm・・・かすかに臭気を感じる。
3ppm・・・臭気(卵が腐ったような臭い)が著しい。
5~8ppm・・・ 非常に不快な臭気を感じる。
10ppm・・・許容濃度
50ppm・・・ 気道が刺激され,障害が起こる。
100ppm・・・ 臭気はあまり感じなくなる。5~8分ほどすると目・鼻・咽粘膜に強い痛みを感じ,暴露が長引けば激しい中毒になる。
800ppm・・・ 直ちに急性中毒を起こして失神、呼吸麻痺により即死する。

あのにおいを嗅いで温泉地に来たなという気にさせるのは、1~3ppm程度の濃度である。
今回の事故では、どの程度の濃度であったかは、今後明らかにされるだろうが、上記の分類からすれば、100ppm以上であったのだろう。

この家族は27日からここに泊まっていた。
そして、今日、母親と子ども2人が午後3時ごろから遊びに出掛け、午後5時になっても帰ってこないため父親と従業員らが捜していたが、助けに行った父親も倒れてしまった。

年の瀬、家族揃っての秘湯巡りが一転して、地獄になってしまった。



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毎日新聞の誤報
2005年12月29日 (木) 20:33 * 編集
紙面上は誤報という扱いであるが、社会的には誤報では済まなかったということか。

宮崎市で2月に発覚した殺人事件で、容疑者として誤って自分の写真を掲載され、精神的苦痛を受けたとして、宮崎市の30歳代の女性が28日、毎日新聞社に550万円の慰謝料を求める損害賠償請求訴訟を宮崎地裁に起こした。
原告側弁護士によると、毎日新聞西部本社は、2月13日付朝刊に容疑者の写真として女性が写った写真を誤って掲載。2日後の15日に「おわび」を掲載したが、女性は殺人事件の容疑者として社会的に認知されてしまい、勤務先を辞めざるを得なくなるなど精神的苦痛を受けた。
毎日新聞西部本社は「訴状が届いていないので、内容を検討した上で対応したい」としている。
原告側の山崎真一朗弁護士は「重大な誤報だ。賠償と女性への正式な謝罪、誤報原因の検証を同社に促すため、提訴に踏み切った」と話す。(共同)

そもそもの事件の概要は次の通りである。今年、2月に発覚した。

宮崎県警は11日、1999年に宮崎市の男性を殺害したとして、殺人の疑いで、被害者の実母の会社役員境嬌枝(58)=宮崎市丸山、元妻の店員池田由加(35)=愛知県大治町、無職鳥居典幸(39)=宮崎市糸原=の3容疑者を逮捕した。
殺されたのは職業不詳、境大介さん=当時(31)。30代の暴力団幹部の男も殺害に関与したとみて、殺人容疑で逮捕状を取り行方を追っている。
県警は同日、鳥居容疑者の自供に基づき、同市細江の山中にある養鶏場跡地を捜索、ビニールシートにくるまれて埋められていた、大介さんとみられる遺体を発見した。死体遺棄罪は3年の公訴時効が成立している。
調べでは、3人は共謀して99年8月ごろ、大介さんと嬌枝、池田両容疑者らが同居していた民家で、大介さんを殺害した疑い。(河北新報 2月11日)

誤報の顛末は、12月28日付の朝日新聞によると、次の通りだ。

毎日新聞西部本社発行の2月の朝刊社会面で、容疑者の1人が殺人の疑いで逮捕され、事件の背景を報じた記事とともに、被害者や容疑者の1人ら複数の人物が写った写真が掲載された。写真中央に写った原告の女性は被害者の親族だったが、別の容疑者と間違われて「容疑者」と表記され、顔がはっきり分かる形で掲載された。

上記記事から想像するに、使われた写真には、殺された夫とその母親が写り、写真中央には、殺された夫の親族である宮崎市の30歳代の女性が写っていたのだろう。
そして、キャプションで30歳代の女性を池田由加と表記してしまったのだろう。
毎日新聞西部本社は、2日後の15日に「おわび」を掲載したが、女性は、誤報により殺人事件の容疑者として社会的に認知されてしまったという。
毎日新聞のおわび文がどのようなものだったかが分からないが、女性が正式な謝罪や誤報原因の検証を求めていることからすると、それは形式的なものだったのだろう。

たった1葉の写真ではあるが、人生を変えてしまうこともある。
毎日新聞社には、彼女の人生を2月12日に戻す責任がある。
それが叶わないなら、少なくも誤報の原因だけでも明らかにすべきである。今後、同様のミスを犯さないために。



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