『寸胴鍋の秘密』
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姉歯並み
2005年12月16日 (金) 23:39 * 編集
恐れていたことが、とうとう露呈してきた。姉歯2号の登場である。

耐震強度偽装問題で、木村建設(熊本県八代市、破産手続き開始決定)が姉歯秀次元一級建築士(48)関与分以外でも、鉄筋量が「姉歯物件」並みに少ないホテルを9棟建設している可能性があることが、同社の社内資料で15日分かった。国土交通省は姉歯元建築士以外による偽装がないか、自治体に同社の関与物件169件について調査を依頼しているが、耐震性が不足する物件が拡大する恐れも出てきた。(時事通信)

12月6日の当ブログで次のように書いた。
今回の事件は、ヒューザー、木村建設、イーホームズ、そして姉歯設計事務所という特別な4者だからこそ可能であったのだろうか。
この構図は、この組み合わせだけに限られたものだったのだろうか。他の開発会社や建設会社が他の設計事務所に耐震データを偽装させたということはなかったのだろうか。
寸胴鍋は、今回のような構図が、他の開発会社と建設会社、そして設計会社でもあるような気がしてならない。

上記の時事通信では、鉄筋量が「姉歯物件」並みに少ないと記述している。
しかし、いくつかの物件では、姉歯以下のものがあるという。
なんでも、姉歯元建築士が構造計算したホテルにおいては、最少の鉄筋量は1平方メートル当たり約59キロだったのに対し、別の建築士が担当した物件では1平方メートル当たり約51キロというのだ。

これは、ちょっと恐ろしい事態になってきた。
しかし、まだ幸い(?)なことに、木村建設が絡んだ物件のみの話だ。
これが、他の建設会社や企画会社に広がりをみせれば、あの偉大なるイエスマンの言っていた発言が現実味を帯びてくる。
「マンション業界つぶれますよ、ばたばたと。不動産業界も参ってきますよ。景気がこれでおかしくなるほどの大きな問題です」

なんでこんな風になってしまったのかね。

金の亡者が多すぎるのか。
人としてのプライドをなくしてしまったヤツが多すぎるのか。
他人を不幸にさせた分、自分に幸せが来ると思っている輩が多すぎるのか。

なんでかねぇ。
なんか、根本のところで見直しをしないと、日本という国は腐り続けていくだけだ。



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審査委員長の死
2005年12月16日 (金) 22:39 * 編集
一昨日、事故より事件の雰囲気がある書いたが、単なる事故だったのか?

神奈川県警は16日、行方不明になっていた「日本レコード大賞」審査委員長で音楽評論家の阿子島たけし(本名毅)さん(65)の全焼した自宅で、がれきの下から男性の遺体を見つけた。阿子島さんとみて確認を急いでいる。
遺体は庭先で焼け落ちた雨戸の下でうつぶせ状態だった。県警は火事で逃げ遅れ、2階ベランダから飛び降りたとみている。阿子島さんは普段から2階で寝ていたという。
これまでの調べでは、阿子島さんは12日夜、東京都内で開かれた歌手のディナーショーに出た後、行方不明になったが、同日午後11時ごろ自宅近くのJR戸塚駅の防犯ビデオに改札口を通る阿子島さんとみられる男性が写っていた。(共同)

酔っ払っての焼死か。遺体は玄関先でうつぶせの状態で見つかり、雨戸やがれきなどの下敷きになっていて、2階から飛び降りたらしい。
しかし、13日午前5時30分頃の出火から、16日の午前10時頃の遺体発見と、その間、まるまる3日以上もある。こんなに時間がかかるものなのだろうか。
なんでも、実況見分は、13~14日に阿子島さん方の内部を、15日は全半焼した隣接の民家2棟を、16日になって、阿子島さん方の庭や建物の周囲の見分を行っていたという。
まあ、警察にしても消防にしても、事件性が強いということが念頭にあったため、確実な検分を行ったため時間がかかったのだろうが・・・。

いずれにしても、遺体が阿子島さんと確認されれば、事件ではなく事故ということになる。
合掌。



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ジェイコム株と長者番付
2005年12月16日 (金) 22:30 * 編集
金と愛は、あるところにはあるし、ないところにはない。

みずほ証券によるジェイコム株の誤発注問題で、東京都港区在住の24歳の会社役員が3701株(発行済み株式の25.52%)を取得し、現金決済で約5億6300万円の利益を上げていたことが15日、関東財務局に提出された大量保有報告書で分かった。
同報告書によると、会社役員は誤発注のあった8日、「投資の目的」で、約28億1000万円(1株平均約75万9000円)かけ、同株を取得。費用は「自己資金」としている。13日の現金決済で1株当たり91万2000円を受け取ったため、取得価格との差額の約5億6300万円を6日間で稼いだ。
この個人投資家が役員を務める港区内の会社は「当社の株主で、普段はほとんど事務所には出てこない」と説明している。また、この投資家は東証2部上場上場の産業用照明器具メーカー、森電機の第4位の大株主でもある。
ジェイコム株を巡っては、デイトレーダーなど個人投資家も利益を上げたとみられていたが、個人の大量保有報告書の提出は初めて。日本証券業協会は証券会社に利益返上を要請する方針だが、個人は対象外としている。(毎日新聞)

森電機というのは仕手株で有名らしい。
ところで、この個人投資家は6日間で5億6千万円も儲けた。1日あたり、およそ1億円だ!すごいなあ。
約28億円もの巨額な金を一気に投資できる、六本木在住の24歳の会社役員、どんな人物なのだろうか。知りたいねえ。
長者番付の上位に名前が出るのだろうなあと思ったら、なんとも、これが廃止になるらしい。


半世紀以上にわたり、世相を映してきた「長者番付」が姿を消す見通しとなった。
15日にまとまった来年度の与党税制改正大綱に、高額納税者の公示制度の廃止が盛り込まれたためだが、番付常連の人の間でも賛否は分かれている。
長者番付は1950年に始まり、毎年5月、所得税額が1000万円超の人の氏名や住所、税額を各税務署で掲示してきた。
高額納税者の納税状況を第三者が監視するのが当初の目的だったが、公示対象者が犯罪に巻き込まれるなどしたため、廃止を求める声が強まっていた。(略) (読売新聞)

公示対象者が犯罪に巻き込まれることを恐れてのことだというが、一方、当初の目的であった高額納税者の納税状況を第三者が監視することが薄れたわけではない。いや、逆に必要性は高まっているのではないか。
今回は、関東財務局に提出された大量保有報告書で明らかになったわけだが、ジェイコム株でぼろ儲けしたデイトレーダーもかなりいるという。
読売新聞には、佐高信氏の発言が掲載されている。
「個人情報保護の名の下で、特権者や企業の実像を隠そうとしているように感じる。例えば、耐震強度偽装問題で名前の出た企業や経営者の所得が、正当な収入なのかどうかチェックできなくなる。危惧していた事態が現実になった思いだ」
まったくである。

六本木在住の24歳の会社役員は、今回の利鞘5億6千万円を元手に追加し、さらにトレードを続けていくのだろう。やめられませんな。


なんて書いていたら、ジェイコム株によるぼろ儲けの続報が入ってきた。

みずほ証券によるジェイコム株の大量発注ミスで、今度は千葉県市川市在住の無職男性(27)が問題の株を7100株売買し、少なくとも20億3500万円を超える利益を得ていたことが16日、関東財務局に提出された大量保有報告書で分かった。
前日には、東京都港区の会社役員が約5億6000万円の利益を得たことが判明しており、今回のトラブルに乗じてデイトレーダーなど個人投資家の一部も“荒稼ぎ”していたことが裏付けられた。
報告書によると、無職男性は発注ミスのあった8日に34億3661万6000円の自己資金を投入して7100株を取得し、同日中に1100株を市場で売却した。(共同)

あらためて、書き記しておきましょうね。
金と愛は、あるところには悔しいほどあるし、ないところには悲しいほどない。



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