FC2ブログ
『寸胴鍋の秘密』
Top | RSS | Admin
犬の痛み
2005年11月19日 (土) 21:11 * 編集
家で飼っている柴犬は12歳になる。
最近、どうも鼻の調子がおかしいと思い、動物病院でレントゲンを撮ったら、鼻の辺りに何かが映っていた。更に詳しく調べるために、12月に入ったらMRI検査を受けることになった。
ここ一週間ほど、彼の体調は最悪で、鼻水は出るわ、いびきをかいてずっと寝ているわ、鼻から鮮血をたらすわ、くるくる回りだすわ、言うことを聞かなくなるわと大騒ぎであった。
大きく反り返っていた尻尾は元気なく股間に垂れ下がってしまっている。

昨日くらいからは落ち着いてきた。
しかし、これは一時的なものだろう。症状はさらに悪化していくと思う。
医者から貰った6種類の薬をせっせ飲ませることしかない。

ところで、くるくる回りだすのは柴犬固有のものだという。
何でも、柴犬は日本の種なので、一定の魚類を食するようにDNAへの刷り込みがあるらしい。しかし、最近のエサは、人間と同様、欧米の文化が入り、肉などが多い。
そういう環境にあると、老齢化した柴犬はいつかボケ症状が出て、同じ場所をくるくる回るようになってしまうという。そうなっても、魚類を多く与えると程度は軽くなるという。

犬は人間に最も近い動物であり、長い時間を過ごすことが出来るので、犬が病気になったり、怪我をすると、飼い主には家族がそうなったように、つらい。
最も、もっとつらく、痛いのは犬の方であろうが、これがさっぱり分からない。


「尾の振り方が弱い」=レベル1、「持続的になきわめく」=レベル4。
犬が感じる痛みの程度を動作から判断、レベル0から4までの5段階で評価する基準を、研究者らでつくる「動物のいたみ研究会」がまとめた。大阪市で19日開催の同研究会で発表する。
担当した宮崎大農学部の永延清和助教授によると、昨年実施したアンケートで26%の獣医師が手術時に鎮痛薬を使用しないと回答。基準は手術や骨折などの急性の痛みの判断に使い、痛みの程度を知ることで適切な鎮痛処置ができるようにしたいという。
永延助教授らは、犬の痛みに関連する動きを42項目リストアップし、痛みのないレベル0から最も強いレベル4に分類した。(共同通信)

詳しい内容は、19日の研究会で報告されるのだろうが、「尾の振り方が弱い」=レベル1、「持続的になきわめく」=レベル4って程度じゃ、何にも前進しない。こんな指標じゃ誰でもわかる。
「動物のいたみ研究会」という専門家の集まった集団だ、もっと踏み込んだ成果が欲しいものだ。
19日以降の報道に期待しよう。

もっとも、犬のつらさや痛みが分かれば分かるほど、飼い主にとっては、更につらいかもしれないが…。




追記(11/20)

動物研究者らでつくる「動物のいたみ研究会」が、犬が感じる痛みの程度を「レベル0」から「レベル4」までの5段階で評価する基準をまとめ19日、大阪市内で開いた研究会で発表した。
担当した宮崎大農学部の永延助教授らはまず、犬の痛みに関連する動きを42項目リストアップ。痛みのない「レベル0」から最も強い「レベル4」に分類した。
その結果、
「レベル1」は「ケージから出ようとしない、尾の振り方が弱い」、
「レベル2」は「食欲低下、痛いところをかばう」、
「レベル3」は「体が震えている、背中を丸めている」、
「レベル4」は「持続的に鳴く、眠れない」などの状態となった。
背中を丸めているケースはよくみられるが、犬にとってはかなりの痛みのよう。
いくつかの症状、行動が重なるケースもあり、それぞれの犬が感じているレベルは、各項目をチェックして総合的に判断することになる。
研究会委員長の西村亮平東京大助教授は、「獣医師らに利用してもらい改良していきたい」とする一方、「猫を対象にしたものや、慢性の痛みについても基準を作りたい」と話している。 (スポニチ大阪 11/20)


banner_02.gif
スポンサーサイト



どいつもこいつも、あいつもか?
2005年11月19日 (土) 16:44 * 編集
21棟のうち、14棟が2社の物件だったという。
前にも書いたが、マンションの完成までには多くの場合、開発会社と設計事務所、検査機関、建設会社の4者がかかわる。
今回の事件は、まず設計事務所で露呈し、次に検査機関へと繋がってきた。
そして、とうとう開発会社や建設会社にも繋がってしまうのか?


千葉県市川市の姉歯建築設計事務所による構造計算書偽造問題で、国土交通省が耐震不足の恐れを指摘した完成物件は、中堅建設会社の木村建設(熊本県八代市)と中堅マンション販売会社のヒューザー(東京・千代田)の関連物件に集中していたことが18日、設計や施工業者らに対する東京都の聴取で分かった。
国交省は同日、耐震不足が疑われる21棟のうち完成した14棟の所在地や建築主などを公表。都の聴取によると、このうち8棟は木村建設が設計者として姉歯事務所に構造計算を委託、4棟はヒューザーが設計事務所に姉歯事務所との契約を指示するなどしていたという。(nikkei net)

不勉強で、ヒューザーという会社は知らなかった。
早速、ヒューザー社のホームページを訪問する。
小嶋進社長の挨拶文に次の一文があった。
「100m2超マンションを、経済的にも無理のない価格で提供するという明確な指針とそれを具現化したマンションは、多くのお客さまから驚きと共感を持って迎えられ、ヒューザーは100m2超マンションのリーディングカンパニーとなることができました」とある。
広いスペースを割安な価格で実現することを指針とし、コストパフォーマンスの高さで勝負してきた会社というわけだ。
しかし、どのようにすれば、この明確な指針を達成できるのだろうか。

更に検索を続け、ヒューザーのマンションに関する掲示板を見つけた。
そこでは、ヒューザーがどのようにして、コストパフォーマンスの高さを築こうとしているかが概要分かる。
また、数日前の記事で、姉歯建築設計事務所に耐震調査依頼すると、建設費が1割も安くなるという情報もあったけ。

18日の当ブログで、「建設の段階で建設業者は、普段の工事より柱が細いとか、補強が少ないとか気付かないものなのか。偽造の依頼はしないまでも、暗黙の内に結託していた可能性は強いと思う。」と書いたが、いよいよ確信めいたものがフツフツと沸いてきた。
おっといけない、まだ関係する会社の後ろめたい事実が明らかになったわけではない、まったくのゲスの憶測である。
捜査の進展をじっと待つことにしよう。


(ヒューザーのマンションってどう?その2【居住者歓迎】)


banner_02.gif
尾上力 研究
2005年11月19日 (土) 12:39 * 編集
モンスターの全貌が見えてきた。

警視庁捜査1課と向島署は18日、住所不定、無職、尾上力被告(37)=婦女暴行罪などで公判中=を現住建造物等放火容疑で再逮捕した。「東京都内で約20件の放火をやった。婦女暴行と放火は生活の一部」と供述しており、裏付けを進めている。
調べでは尾上容疑者は02年2月10日午前2時半ごろ、墨田区京島3の空き家の外壁に放火した疑い。隣接する無職、小西アイさん(当時80歳)方の2階建て店舗兼住宅などに延焼し、就寝中の小西さんが焼死した。(毎日新聞)

尾上力は03年6月、岡山市内で女児(当時9歳)に乱暴したなどとして、翌月、岡山県警に逮捕され、大阪、京都、兵庫、東京の各都府県で計約30件の女児への暴行などを供述した。このうち計13件が起訴され、大阪地裁で一括審理された。
2004年9月の公判で懲役20年を求刑されたが、判決直前に「拘置所でいじめられている。警察に身柄を移してほしい」と、大阪市内の婦女暴行を自供して追起訴された。
尾上容疑者はこの後、検事に手紙を書き、「うっ憤晴らしに放火もした。高槻で放火し、人が死んだと後で知った」などと認めた。同容疑者は「死刑になる覚悟はできている」と話しているという。 

彼の犯罪のおよそは次の通りだ。

1999年5月、大阪府高槻市の民家に放火 女性が死亡。
2001年9月、墨田区八広3の木造2階建てアパートに放火。男性が、飛び降り死亡。
2002年2月、東京都墨田区の空き家に放火、隣家の女性が焼死
2003年6月、岡山市の民家に侵入、女児に乱暴。
2003年7月、上記容疑で逮捕
2004年9月、懲役20年を求刑。その後、「もっとたくさん事件を起こしている。調べ直してほしい」と、大阪地裁と大阪地検に申し出、11月に予定されていた判決公判が延期された。
2005年11月 現住建造物等放火容疑で再逮捕

その他、00年11月~03年6月の間、東京、大阪など5都府県で、小中学生を狙った強姦、強姦未遂事件などを約30件繰り返す。
さらに、大阪府内などで数10件、都内で約20件の放火を自供している。放火は大阪府内を中心に100件以上との供述もある。

彼の発言を拾ってみる。
「やじ馬が集まったり、消防隊員が必死に火を消したりしている様子を見て、満足感を得た」
「いたずら目的で子どもを探しながら、ゲーム感覚で火を付けた」
「大騒ぎさせ、達成感と満足感を得るためだった。火を付けるのと女の子に乱暴するのは生活の一部。出所したら、また繰り返す」
「放火は、だまっているつもりだったが、収監中の大阪拘置所で他の被告にいじめられるのが耐えられなくなり、自供すれば拘置所を離れられる」
「出所したら再び放火する欲望を抑えられない。死刑にしてもらいたかった」

彼の希望通り、死刑判決になると思う。
しかし、放火と女児乱暴を生活の一部とする人物が、いたずら目的で子どもを探しながら、ゲーム感覚で火を付けた結果、死に到った、或いは人生を大きく狂わせられた人たちの悔しさや無念を思うと、何ともいたたまれない。
死刑以上の刑はないものかと思う。



banner_02.gif
どいつもこいつも
2005年11月19日 (土) 11:20 * 編集
姉歯秀次建築士は「検査機関のチェックが甘かった」というし、検査機関は検査機関で、「検査は適正に行われていた」と言う。
では、なぜ強度不足の建物が21棟も建ってしまうのか。


千葉県の建築設計事務所が首都圏のマンションなど21棟の耐震強度を偽装していた問題で、このうち20棟の建築確認を行った民間の指定確認検査機関「イーホームズ」(東京都新宿区)の藤田東吾社長ら幹部が18日、東京・霞が関の国土交通省で記者会見し、構造計算書のずさんな偽造を見逃したことについて「(検査で)ミスはあったが、本質的な問題ではない。検査は適正に行われており、当社に過失はない」と責任を否定した。
問題の偽造書類には、耐震基準を満たしていれば、印字されるはずの「認定番号」がなく、大臣印付きの「認定書」なども添付されていなかった。
偽造発覚につながったかもしれない、こうした不備を見逃したことについて、同社の担当者は「計算方法によっては認定番号が印字されないこともある」と釈明。認定書などの不備についても「認定書の代わりに(コンピューターソフト会社が利用者に発行する)証明書が付いていたので実質的に事足りると判断した」と独自の解釈を展開した。
しかし、「正規の手続きではなく、まずいことはまずかった。さらに検査の適正化を図っていきたい」とミスがあったことを認めた。
この問題は、今年10月、同社が定期的に行っている社内監査で、抜き取りにより監査対象となった書類に「認定番号」が印字されていないことに監査担当者が疑問を抱き、詳しく調べたところ、偽造がわかったという。(読売新聞11月18日)

ちょっと調べてみた。
建築確認を代行する民間検査機関は、阪神大震災時に建物の倒壊が相次いだことを受け、98年の建築基準法改正で設立された。
建築確認業務の民間開放の一環で、民間検査機関は毎年増加し、今年9月現在で122機関にのぼる。
これに伴い、民間の検査機関が設計審査を行う確認件数は、5年前は全体の約1割だったが、昨年度は約75万件のうち56%に達した。
民間検査機関が増加した背景にはマンション建設ラッシュもある。
首都圏では、バブル経済崩壊後の92年に分譲マンション着工戸数は約4万5千戸まで落ち込んだが、その後、増加傾向に転じ、2000年から04年は11万5千戸前後の高い水準で推移している。
民間検査機関のメリットは、審査期間の短縮だ。自治体による審査は早くても1カ月かかるのに対し、民間の検査機関では1、2週間で確認が下りる場合もある。
 
イーホームズのホームページに企業理念が載っている。
だらだら長い文章の最後にこうある。
「迅速で質の高い提案型の確認や検査、性能評価や情報提供などのサービスを行い、安心に暮らせる21世紀の未来型住宅環境を実現する為に貢献します。」
お恥ずかしい。

サービスの迅速化、結構。大歓迎である。お役所仕事には付き合えない。
しかし、サービスの迅速化だけでは意味がない。一定の質を保証することがなければ、なんにもならない。
企業理念で謳う「質の高いサービス」なんていらなかった。最低限の質で良かった。
それもできなかった会社は世の中から駆逐されるだけだ。

「ミスはあったが、本質的な問題ではない。検査は適正に行われており、当社に過失はない」と言い切る社長ら幹部たち。
あ~あ、何にも分かっちゃないね。
イーホームズさん、さようなら。



banner_02.gif

* Top *